年末に散髪してから一ヶ月。
そろそろ床屋に行こうと思っていた。
近所の保育園に行った。
引き戸に鍵を付けたいらしい。
保育園の玄関に入ろうとしたら園児が防寒着を着て、これから外で遊ぶ時間らしい。
靴の脱ぎ場に困るほど混雑していた。
その時だった。
一人の男の子が俺を指差し。
おじいちゃん!
えっ。
確かにお兄さんの枠からは外れているとは思うが...。
おじいちゃん...は無いだろう。
知らず知らずのうちに♪....お父さん枠からも外れていた。
せめて....おじさん...にしてくれないか。
おじいちゃん。
年相応なのかもしれない...。
