めざせ軽トラキャンパーへの道

お金の無い中年おやじの手持ちの資材 工具でどこまで軽トラキャンパーが作れるか チャレンジをブログで綴ります!

春の釣りの準備!by2分割艇編

2019-02-09 10:44:16 | 魚釣り

前回 忍のメンテナンスをしましたが、今回は買ってから2年位 写真の状態のまま放置のリトルボート 2分割FRP艇 スーパーショット 免許不要艇です


一人で運んで組みたてして 2馬力エンジンも搭載できる コンパクト艇です 軽トラは当然ながら 普通車や軽の1BOX車にも詰める 設計となっています
2017年7月 神奈川県は横須賀市近くの方から個人売買したものです オークションとは違い 説明文も短くまた 写真も1枚だけの あまりにも情報量が少なく初めは躊躇していましたが、それらのリスクを上回る激安ぶりで 1週間後 現地に取りに行きました 
 実物を見て ジャンク艇ではなく それなりに原型をたもった船で 多少のメンテナンスで釣りに投入出来そうでした お互い釣り好き同士で言葉の花が咲き 売主から 良かったら これも あげるヨと 多数のオプション品や備品をつけてくれました


元々 4馬力船外機を搭載しての釣りだったそうで 当然ですが 船検がついていました 切れては居ませんでしたが、この手の一番人気は 免許無しでも乗れる 3m以下のボートと2馬力船外機のセット 逆に船舶免許が必要な船検付きは 2馬力船外機搭載なら 一応 免許は必要ないですが 海で臨検を受けた場合 船体NOと船検シールがあるため 根掘り葉掘り 聞かれるメンドクサイリスクがあります なので 後日 追加料金を払って 廃船手続きをしてもらった経緯があります 

製造販売したお店が取り付けた予備検プレートがあるので 必要あれば 船検も受けられるよと前の所有者から聞いたのですが せっかく お金を掛けて廃船(書類上)したので 自分は再度 登録することはないでしょう




劣化やヒビや破損で一番気になる 船底の部分 前後共に 問題ない感じです アルミのトリムで 傷防止がほどこされていました

船外機を取り付ける部分も破損やひどいダメージもなく問題なく搭載できそうです




細かく見ていくと それなりにFRP樹脂が破損 カケ 痛みなどありますが 想定内の事です ただし 本格的にFRP樹脂で補修するとそれなりに金額も掛かり 時間も掛かりとても面倒な感じです なにか 簡単で安く修理出来ないかなと思いをはせたら! お風呂場のスキマなど塞ぐ 防カビ材入り シリコン充填剤を思い出しました これなら初めから白色なので塗装も必要ありません 経験上 それほど肉や痩せもしないので 盛った時にも大丈夫かと 唯一 欠点はなにしろシリコン樹脂なので 固くは固まりません なので 摩耗には弱く 汚れもつきやすい感じです でもチューブ600円程度で買えそうです これがFRP樹脂セットともなると 小さい小瓶とかでも3000円近く 積層 乾燥 成形 塗装とはてしない作業が付きまといます それ比べれば 小さい箇所ならシリコンでしょう! FRP積層面の剥がれはエポキシ樹脂接着材(2液タイプ)これで固めようかと その上から塗装は出来ませんが強力に接着できるので強度も問題なしかと しかも 100均で買えます

特にこの部分は接合部なのでエポキシ樹脂の接着材で補修予定です

船体重量 約50Kgと一人では持てないですが オプション品である タイヤセットも付けてくれたので 車から浜への運搬は短い距離なら行けそうです ただし カヤックのドーリーとは近い 転がすのにある程度 力もいります 困難さが考えられるのは傾斜やスロープの傾斜ですかね 行きはよいよい 登りは辛い感じです でもこちらは2分割艇 前方のユニットは形状から持ちやすく後ろよりは軽いので 手で持ち上げて運搬なら可能です おおむね忍と同じくらいの重量かと 後ろは短距離なら持てますが 形状から力の入る持ち方が出来ないためタイヤを付けたまま 移動の方が楽でした



生け簀と道具を入れるカンコとその奥に小物置きのスペースがあります かなり便利で 使い勝手もよさそうです ふたもあるのでその上に腰掛けることもできます

さてここからが今日のメンテナンス 船検シールと船検番号シール 青の塗装で 前の所有者の船名 更に10枚程度 いろんな釣りに関するシールが貼ってあり それらを ドライヤーの温風とヘラを使って落として行きます その作業で約2時間ほど掛かりましたが 全て取れてさっぱりしました 

青の塗装の船名はヘラでかき落としてピカールで磨いておとしました 側面とトップの塗装は白濁や劣化をしており 本来は再度 塗装しなおすのがいいのでしょうが そんな 面倒な事を出来る性格でもないので 車磨きで培った技術でクリアしたいと思います まだ 傷んだ箇所の補修が出来ていないでそれらが終えてから 一度 洗って ホワイト車専用のカーワックスで磨いて 赤落とし 古い塗膜落としと ワックス成分で保護をしたいとおもいます この手の白濁した白でも結構艶も出ますよ 


船の内側の塗装は再度塗装しなおされている様子できれいで丈夫そうでした(たぶん船舶専用塗料)ですが 残念なことに 写真でも分かるように茶色い複数の汚れ風が見て取れます 前所有者よれば その前の所有者が転覆/沈を恐れて 本体は外側にサイドフロート等で沈防止するのが普通なのに 内側の側面にボンドで浮力体を接着した時の跡だと聞きました 残っていたカスの状態からすると ウレタン系の発砲スチロール(ホームセンターで内装/断熱材)におもわれました なのでこの上から白の塗装でもするかと思いましたが 釣りに使う道具でしかないので見た目は重視していません ブラシで軽くこすって 粉が落ちない程度にしておきました


このサビさびのアイレット ケチつて船舶用のステンレスではなくホームセンターの金具売り場である表面メッキを使ったのでしょう サビさびでナットもサビで固守しており はずすことも交換することも出来ません なので後日 ワイヤーブラシセットを100均で買った ねちねちサビを落として黒の塗料でごまかそうかと思います たぶん ボートフェンダーを付ける際に 複数個所 自分で取り付けたと考えられます あと自作で塩ビパイプを使ったロッドホルダーも2か所ついていました

自動膨張式ライフベスト 空気ボンベは使えるか不明ですが
なんと法令的製品の証である 桜マークがあり 買うと高いんだね しかも 免許必要な船の場合は 現在 桜マーク入りの製品を使わないと 違反になるし これはこれで うれしい おまけでした

今日は 曇り空でしたが 空気は春の装いで6時間ほど 弄っても楽しかったです でも肝心のホンダ空冷2馬力船外機の新品が手に入らない(完全に予算なし/なにしろこの様に趣味の物を弄る時間があるくらい仕事が暇なんでン・・・ボンビ~!)ので整備しても 乗る事出来ないかもしれません!!