リコーダーアンサンブル夢笛

リコーダーの魅力に取り憑かれて
早30余年。
月二回の練習(第2・4土曜日)を基本に
活動しています。

練習記 2006.8.12/myu

2006-08-14 22:28:40 | Weblog
【基礎練習】
長三和音を美しく響かせること。まずはド(根音)に対してソ(5度)を正しい音程で出せるかチェックするため、バスの吹くドに乗せてひとりずつソを吹いてみると・・・。うへ~、みんなそれぞれに色が違う。明るいのや暗いの、でしゃばるソから奥ゆかしいソまで各人各様、同じソでここまで色合いが違う、性格がモロに出るのは発見でありました。和声の原則から言うと「ソ」は「明るいソ、でしゃばりのソ」が正解だと思いますが。
次に、上記の正しいド・ソの間にミを美しくはめる練習をひとりずつで。これは、外側のド・ソが決まっていると案外やさしい。(曲の中で出てくる長三和音がきれいに響かない時、ド・ソの音程の方に問題がある場合が多いのかもしれない)
で今度は「ドレミファソ~」の音階をひとりずつ吹いてみる。この場合の「ミ」は前にやったド・ソにはまるミでなくても良いのです、というか「はまる」ミでは低すぎる。このあたりが「和声と音階=音程に関すること」の奥が深いところ、というか迷宮の入り口かもしれない。
締めくくりはカノン「夏は来ぬ」を6人で。

【母さんの歌:山中美代志編/SATB】
S=keiで。私はB。音楽をどうもって行きたいか、手に取るように解るので、アンサンブルがまとまりやすい。が、ちょっと速いなア・・・と内心思っていると、
「この母さんちょっと元気すぎへん?」
とkeiさん自らご宣託。(ハイ、炉端で手ぶくろ編んでいる感じはしません、車で買い物ぶっ飛ばしている感じです)
それではと、スピードを落としてもう一回。
曲が終わりに近づくにつれて、遅さがだんだん芝居がかってくる。エンディングの半音階的に和音が下がって行くところでは息も絶え絶え今にも停まりそう(これじゃコミックバンドだわ)、と終わった途端みんなで吹き出しました。
keiさんいわく「私この速さは無理やわ~、myuやんやって」って、反論できないのがツライ・・・(メンバーの中でいちばん演歌的体質がツヨイのはわたしです、いえ演歌は嫌いなんですけどネ)

【リコーダー+ギターの曲をいくつか】
①バッハ/主よ人の望みの喜びよ/SAATTG
②夏目久編/ひょっこりひょうたん島/SATG
③佐藤誠編/空へ(ロミオの青い空より)/SATBG
このところの暑さと身体的理由のせいで約半月ギターを触っていなかったのでちょっと不安。②、③は我々のために編曲してもらった楽譜でもあり(今のところこれをやれるのは夢笛だけかも)どっちも非常に良くできた楽譜です。が演奏の方は、何回もやってきた曲にもかかわらず、要チェックポイントがいっぱい。特に②はギターの成功率が「50%くらい?」「いや30%くらいと違うか?」と言われたが、トホホそうなんです、頻繁に出てくるマイナー7thが鬼門じゃ~、がんばらねば。