ここ7日間はケバブを土曜、日曜、木曜と3食しか食べられておらず、軽いケバブ中毒症状に見舞われています。
さて、本日10月29日はトルコ版建国記念日こと、「共和国記念日」です。1923年10月29日にトルコ共和国の樹立が宣言されたことで、現在まで続くトルコ共和国がスタートします。
さて、トルコでは盛大に祝われている共和国記念日ですが、日本ではハロウィンシーズンともろ被りしてしまうので、ある在日トルコ人は「共和国記念日はハロウィンの裏番組ね」といって笑っていました。よく裏番組というコアな日本語を知っているなと感心した次第です。
さて今年の10月30日は仕事なので、今週は29日しか休めないのですが、在日トルコ人の友人から一緒に共和国記念日を祝おうと、また行きつけのバーからはハロウィンパーティーをやろうとお誘いを受けているので、どうにか時間をやりくりして、共和国記念日を祝い、ハロウィンを楽しもうと思います。
▼共和国記念日を全力で祝うために、トルコ国旗の手旗も用意しました
私が最も使う外国語は英語です。仕事上、否応なく英語を読まされてしまうもんだからしょうがないのです。マニュアルはもちろん、「会社の今後の方針」みたいなドキュメントはすべて英語、それに伴うトレーニングも英語。なのにも関わらず、白状をするとTOEICは大学2年生時で300点でした。これは超笑えない数字です。
そんな中で最近はトルコ語の需要も上がってきました。
なぜなら、「トルコについて詳しい」なら「トルコ語喋れるの?」という疑問に行く着くのは当然のこと。友人、知人、初対面の方(国籍問わず)、テレビ局の方、トルコ人アイドルの方…などなど、色んな方から「じゃあトルコ語はできるんですか?」と聞かれ、その都度「できません。(ビリミヨルム bilmiyorum)」と答える毎日が本当にここ数か月続きました。これにはさすがにフラストレーションも溜まって「トルコ語やりたい」という、やる気につながったわけです。
そして昨日、あるトルコ人の方と連絡先を交換したのですが、実はその方はトルコ語教室の講師をされています。そんなわけで、「お時間が合えばぜひ」というお誘いを頂く状況にまでなり、「これはもう運命と思ってやるしかない」と決意して、今に至りました。
調べてみると東京にはトルコ語教室はいくつかありました。代表的なところのリンクを貼りましたので、トルコ語にご興味、ご関心がある東京の方、ぜひご活用ください。
▼Yunus Emre Enstitüsü
http://eski.yee.org.tr/japonya-tokyo/ja/homepage
2009年に活動を開始したユヌスエムレ財団が運営するトルコ語教室です。この財団はトルコの産官学から選出された評議会によって運営されており、また全世界でTKS(トルコ語能力試験)を実施しています。そうした経緯から、恐らくこちらが一番権威のあるトルコ語教室と言えます。
しかし、トルコ語教室は確かに開講しているのですが、具体的にいつどのようなクラスが開講されているかは、こちらのウェブページから伺えないので、ウェブページに書かれた連絡先より問い合わせるしかなさそうです。
▼トルコ文化センター
http://www.turkeycenter.co.jp/
Facebookで盛んにトルコ語教室のキャンペーンを打ち出しています。開講されているクラスも豊富で、Skypeを使用して家に居ながら授業を受けることができるコースも先日開講されました。語学の他にも料理教室や絵画教室など、文化体験のコースも多数あります。
▼トルコ語広場
http://toruko5168.exblog.jp/12666990/
『ニューエクスプレストルコ語』著者の大川博さんが主催されている教室で、「ニューエクスプレストルコ語検定」という独自の検定もあります。安さが魅力です。
▼ICC Language School
http://www.icc-net.jp/corse/turkish.html#01
英語を教えていそうなイメージしかなかったのですが、調べるとトルコ語も教えています。
ご存知の通り、去る10月6日に2018年開催ロシアW杯出場を懸けたアジア最終予選、日本対イラク戦がありました。自分はスポーツバーで、友人と、そのまた友人、さらにそのご友人など合わせて20人くらいで観戦していました。
さて、実は同じ日にはヨーロッパでも予選があり、トルコはウクライナと戦いました(日本時間だと7日3時45分キックオフ)。自分はトルコも日本も両方本気で応援したいので、両国代表のユニフォームを1着ずつ購入し、6日のスポーツバーではトルコ代表ユニフォームの上に日本代表のユニフォームを重ね着して応援していました。
トルコ代表のユニフォームはナイキが作っていて、今年のユニフォームは傍から見るとスパイダーマンのような柄と色です。黒いテーラードジャケットやジーンズにも合いますし、この上に日本代表ユニフォームを重ね着するとオシャレなインナーのようになります。
アウェーではスパイダーマンのような柄はそのままに、色がターコイズブルーとホワイトのグラデーションになっていて、自分はこちらのほうが好きなのですが、残念ながらすぐには手に入りませんでした…。
トルコ人の友人からの評判も上々、そして昨日10月9日にもトルコ対アイスランド戦があり、初めて会話をするトルコの方に「今日、サッカー見る?アイスランド戦」と言いながら、バッグからトルコ代表ユニフォームを取り出すと「何で持ってるの?どこで買ったの?」とウケました。
トルコ代表ユニフォーム、私はこのサイトから買いました。すべて日本語なので安心です。
届くまでは注文から5日ほどかかりました。
▼JFAショップ
※休話閑題
イラクの同点ゴールが決まってしまった時、自棄になって「自分もうトルコ応援していいですか!?」と言いながら日本代表のユニフォームを脱いで、トルコ代表のユニフォーム一丁になったら、「早まるな」と言われました。久々に「早まるな」という日本語を聞けました。
昨日、ライブに行ってきました。友人がバンドのドラム担当として出演しているので、その友人に誘われた次第なんですが、実際行ってみると超楽しかったです。
さてライブ後の打ち上げで、ドラム担当の友人がおもむろにシンバルを取り出して、「シンバルってトルコ発祥なんだよ」と教えてくれました。
▼Zildjian(ジルジャン)のロゴ。
調べてみると、このシンバルメーカーはZildjian(ジルジャン)という名前で、400年もシンバルを作り続ける老舗でした。江戸時代の初期からシンバルを作り続けるとはすごいですね。 https://zildjian.com/ (ジルジャンのホームページ)
▼Turkish Cynbal、Made in USAの刻印
その後、このZildjian(ジルジャン)というメーカーから、様々なシンバルメーカーが生まれました。その後、ほとんどのシンバルメーカーはアメリカの会社になったのですが、ほとんどの会社はトルコの製法にこだわっているそうです。今までシンバルのことをマジメに調べたことが無いので、まさかトルコが発祥だったとは思いませんでした。