久々のケバブレポートは、六本木のデニズ(DENIZ)です。
六本木交差点から六本木五丁目交差点(ドン・キホーテ)方面へ徒歩2分ほどの場所にあります。
すぐお隣にもカデルケバブ(Kader kebab)というケバブ屋があります。そちらの外観は赤いので「赤ケバブ」、対してデニズの外観は青いので「青ケバブ」と呼ばれているそうです。
▼デニズ外観
ケバブレポートなのにも関わらず、今回はケバブのご紹介はしません。というのも、私がこのお店に来た理由は「トルコ料理を食べながらシーシャ(水タバコ)を吸いたいから」です。
六本木にはケバブ屋が多数ありますが、その中でのデニズの特徴は、「本格的なトルコ料理屋」という点です。席数もあり、トルコ料理屋の中でもメニューが充実しているので、ケバブだけでなく本格的な食事にも向いています。
また、もう一つの特徴はシーシャを吸えるところ。それも料理を頂きながら吸えるお店は貴重です。近年シーシャのお店も年々増えていますが、それらは「シーシャバー」とか「シーシャカフェ」という専門店で、本場の料理と共に頂けるところは限られています。
▼水タバコ(シーシャ)とラク(お酒)、前菜のフムスとパン
さて、私が頼んだのはアップルスレーバーのシーシャ、ラク(トルコの地酒)、フムス(ヒヨコ豆のペースト)そしてパン。フムスをつまみにしながらラクを飲み、シーシャを吸っていました。
特にアップルフレーバーとラクの組み合わせは個人的に気に入りました。フムスがなければバニラなどスパイシーなフレーバーも合いそうです。
▼チャイとストゥラチ(ライスプリン)
さてラクを飲み終わったあとはデザートとチャイ。周りでシーシャを吸われていた方はチャイをお供にしていましたが、やはりこの組み合わせは良いです。
こちらのお店のストゥラチは、ナッツが載っているところが特徴です。舌に纏わりつく甘ったるいクリームとナッツの香ばしい香りの組み合わせは良いです。
シーシャは1時間2000円。お酒や料理を頼まれるなら、予算4000円を見ておくといいでしょう。六本木らしく24時間営業です。
デニズ(食べログ)
また、今回のブログはトルコ人アイドルのサブリナ・サインさんが、デニズに訪れた際のブログをリブログいたしております。サブリナさんは以前デニズで働かれていたようです。料理やお店が写真と共に紹介されておりますので、ぜひご覧ください。
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上野アメ横ケバブ戦争と題したケバブレポート、最後は「ジャンボドネルケバブ」です。表の看板には早速、「無料ドリンクサービス、大盛り無料、ランチタイム大盛り」の看板が付け足されています。そう、ここアメ横の中で最もサービス精神が溢れるのは、ここジャンボドネルケバブです。
▼メニュー
お肉はビーフ、チキン、ビーフとチキンのミックスの3種類が選べます。ソースは「辛くない」、「ピリ辛」、「中辛」、「大辛」、「激辛」の5種類があります。自分はケバブ、お肉ミックス、ピリ辛を注文しました。
ケバブの他には、ケバブラップとケバブ丼が販売されています。ちなみに「おいしくなかったら、代金はいりません」と看板に書いてあります。「モーゼスさんのケバブ」も同じような文言が書いているのですが、普通に前払い制です。払わない選択肢はありませんので、ご注意ください。
ジャンボドネルケバブの特徴は何といっても、無料でドリンクが飲めること。全国食べ歩いて初めて見たので、度肝を抜かれました。
▼無料のドリンクは、緑茶、チャイ、水、コーラで、店員さんの気まぐれでコーラがペプシになっていたりと、メニューが変わります。
▼ケバブ
▼重さ計測。197.9g
野菜はキャベツのみで、重さは197.9gと少な目。そのかわり大盛りは無料なので、もっと欲しい人は大盛りを注文しましょう。ケバブ屋をハシゴしている身としては非常にありがたいのですが、1食というよりもおやつ感覚で食べることができました。
ソースの第一印象は、カレー。カレーのような風味がして、これが特にチキンのお肉と良く合っています。カレーと言っても辛すぎることはなく、市販のカレールーで例えれば中辛と甘口を混ぜた程度で、誰でも美味しく召し上がれると思います。
▼食べ進めた際の断面図
食べ進めると、中盤はキャベツ、底は肉とソースという構成になっていることに気付きました。ソースとシャキシャキとしたキャベツの食感が良く合っていました。肉よりもキャベツの方が多めの印象を抱きました。軽さとキャベツの多さから見ても、おやつ感覚で手軽に食べられるケバブ感じました。
まとめですが、ジャンボドネルケバブは飲み物の無料サービスや大盛り無料など、サービスが充実しています。ケバブは軽量級といったところ。またソースはカレーのような風味ですが、ピリ辛なら誰でも美味しく召し上がれます。
上野のアメ横がケバブ激戦区と呼ばれる所以は、この光景のせいではないでしょうか。から揚げ屋を挟んで、手前が今回レポートをするオスカーケバブ、奥がモーゼスさんのケバブ。それぞれが客引きを通りに出しているので、アメ横を歩くと必ずこの2店舗に声をかけられるという形となっています。
オスカーケバブはアメ横3店舗でも、特にトルコを意識したお店。そして2016年11月9日より開催されるケバブグランプリに初出店します。
▼オスカーケバブのメニュー
オスカーケバブのメニューは、ケバブ、ポテトケバブ、バケットケバブ、ラップ、ケバブ丼の5種類。特にバケットケバブはアメ横だとオスカーケバブだけのメニューのはずです。
お肉はチキンとビーフのミックスが基本。
ソースは、オリジナル(甘口)、中辛、辛口、激辛、ヨーグルトの5種類。
▼トッピングメニュー
そう、このオスカーケバブの特徴は、アメ横だけでなく全国と比較しても充実しているトッピングの種類。特にたまねぎフレークや紫キャベツ・マリネは珍しいです。紫キャベツ・マリネはトルコ人スタッフのこだわりなんだとか…。
▼紫キャベツ・マリネをトッピングした図。わかりにくいですが、端の方に紫色の切れ端が…肉の下の方に埋まっています。食感と酸味が良いアクセントになります。
1回目は、ケバブ、中辛を注文しました。紫キャベツ・マリネのトッピングも注文しましたが、品切れだったようで、ピクルスを底と上に入れて頂きました。野菜はキャベツ、トマト、そしてピクルスの3種類です。
▼ケバブ
▼重さ測定(220g)
重さは220gと、アメ横のケバブとしては中間的で、1回目はピクルスを付けて頂いているので、よりサッパリと頂きました。
さて、今までのケバブレポートでは「ソースは他店と比べて甘め」という表現を多く使っていたのですが…辛党の皆さまお待たせいたしました。オスカーケバブは、他店と比べて辛めになっていて、中辛でも他店の辛口くらいはあります。辛さの中に旨味があるという感じで、直線的に口や舌にスパイシーさが伝わります。
▼食べ進めた時の断面図
記憶が正しければ、この時は上のみにソースをかける形だったので、下のキャベツにはあまりかかっていませんでした。ソースが辛めで口の中に十分に余韻が残っているので、むしろこの方が美味しく食べることができます。
▼2回目の写真
さて、2回目に訪れた時の写真が上です。前回とは異なりピクルスが無いのと、ソースのかけ方が上だけではなく、サイドから底に流し込むように入れているのが特徴です。また前回よりも量は確実に多いです。
サイドからソースを流し入れているので、前回よりもソースが濃く味わえます。こうなると甘いものが欲しくなるのですが、オスカーケバブさんはトルコアイスも売っている時があります。隙を与えぬ二段構えですね。
まとめですが、オスカーケバブの特徴は、豊富なトッピングと辛めのソース。特に紫キャベツ・マリネはトルコ感が増す希少なアイテムなので、ぜひお試しください。
上野アメ横ケバブ戦争と題した、アメ横ケバブ特集第一弾は、アメ横にあるケバブの中でも抜群の知名度を誇る「モーゼスさんのケバブ」です。
「モーゼスさんのケバブ」は都内各地に店舗を持っているので、名前のインパクトも相まって知名度が高い有名店。しかし、実はこの店名、現在はブランド名のような形になっていて、店や地域でオーナーが全く異なります。なので、オーナーごとに味やメニューが異なっており、それを楽しめるのも「モーゼスさんのケバブ」の特徴です。
▼メニュー
メニューはケバブ、ポテトケバブ、ケバブ丼、ラップケバブの4種類ですが、店によってはポテトケバブが無いところもあります。お肉はビーフとチキンをミックスで提供されます。ソースの名前が変わっていて、「MIX」は「井上スペシャル」、「CHILI」は「滝沢スペシャル」と変わった名前がついています。
自分はケバブ、MIXソースを注文しました。
▼1回目の試食
ケバブを食べて思うのは、ソースがとても味わい深い点です。他店に比べてもフルーティーな味わいがします。辛さもピリ辛な程度で、むしろフルーティーな分、甘みがあるので辛いのが苦手な方でも大丈夫です。お肉はチキンがちょうど良い固さと大きさでした。
▼重さ計測。240.5g
また、ボリューム面としては240.5gと標準的でした。程よい満腹感が得られる、ちょうど良い量です。
▼食べ進めた際の断面
1回目の場合、ソースは底の方までかけてくれていたので、最後まで美味しいソースをお肉や野菜と共に味わうことが出来ました。
ただ肉やパンが冷えて、パンに至ってはかなり硬かった印象でした。温かさというのは、食事の満足度に直結する部分だけに、とても残念でした。
▼2回目の試食
1回目が少し残念だったので、日を改めてもう一度訪れました。今回注文したのは、前回同様にケバブ、MIXソースです。今回はパンもお肉も温かく、おかげで美味しく頂くことが出来ました。
そしてなんと、他のケバブ屋さんで最近見ていなかった顔見知りの店員さんが、こちらに転職されたそうで、久しぶりの再会を果たしました。その方に、再会でテンションが上がった状況下でケバブを作っていただいたため、量は普通よりも多いかもしれません。前回の240.5gよりも重く感じられました。
▼食べ進めた際の断面(2回目)
前回のケバブでは底にもソースをかけていたのですが、今回は中ほどのキャベツにソースがかかっていませんでした。辛いソースであればちょうど良いブレイクタイムのような形になるのですが、今回はソースがとても美味しいだけに、キャベツにかかっていないことは、少し残念でした。
改めてモーゼスさんのケバブを食べてみて思ったことは、やはりソースは万人受けするだろうと感じるほど美味しいことでした。そして店員さんや時間帯でバラつきがでるのもケバブ屋めぐりの楽しみなのですが、1回目と2回目がかなり印象が異なるあたり、その楽しみを思い出させてくれます。
知名度が高く、熱狂的なファンも多い「モーゼスさんのケバブ」。自分のフォロワーには、ケバブを8個まとめて買って冷凍し、家で解凍して食べていた猛者もいます。
今後のご活躍に期待しております。
「アメ横って、ケバブのイメージがある。」友人にそう言われたことがあった。
原因は客引きがとても激しいからで、「お兄さん、イケメン、大盛りにしてあげるよ」みたいなことを言われながら肩を叩かれたことが2回あり…それ以来、「アメ横=ケバブの客引きがしつこい」というイメージを心に抱いたようです。
確かに、上野のアメ横と言えばケバブ屋の客引きの押しが強いと言われていて、自分も「アメ横のケバブ屋ってどうなの?美味しいの?大丈夫なの?」という質問は1度頂いたことがあります。
そうした事情もあり、「ケバブ好き」を名乗るからには、自分なりにアメ横のケバブの感想をまとめて出すことが必要だと思いました。自分なりにそれぞれのお店のレポート、そして上野アメ横のケバブの総評が出せるかなと素人ながら思い上がって、今回ブログに書かせていただいた次第です。
■ケバブ見聞録を出させていただくお店一覧
・モーゼスさんのケバブ (←掲載しました)
・オスカーケバブ (←掲載しました)
・ジャンボドネルケバブ (←掲載しました)
そして、最終的に上野のアメ横のケバブとは何かについて、自分なりの感想のようなものを述べさせていただきます。
よろしくお願いいたします。