屋上果樹園ブログ

家庭の屋上で多種類の果樹を栽培しています
鉢植すれば、果樹栽培を身近に楽しめます
樹上で完熟した果実の味は格別です

作業日記(29.6月~)

2017-07-29 20:50:34 | 作業日記

7月29日
 多種類のブドウが段々に色付きながら実が大きくなってきました。
 ブドウ栽培で最も厄介なのは枝を枯らしてしまうブドウ虫です。
 
  ブドウは再生能力が強いので、樹が枯れることはありません。
  但し、成長が振出しに戻ってしまうので大きい時間のロスになります。

  
  ブドウ(巨峰)


    
    昭平紅:2回のジベレリン処理、摘粒済み


  
  ピオーネ:房の重さで鉢の表面まで垂れ下がってしまった


    
    桃(桃紅):完熟まではまだまだ


  
  パーゴラのブドウ(甲斐美嶺)
   昨秋にブドウ虫に枝を枯らされて、やっとここまで再生
   してきた、奥は別の品種(紅伊豆)


7月27日
 ネクタリンのヒラツカレッドが完熟しました。
 甘酸っぱくジューシーで美味です。
 樹上で完熟させるので、本当のうまさが味わえます。

  
  ヒラツカレッド


    
    同上


  
  桃(なつおとめ)


    
    ブドウ(紅伊豆):
     美味しいブドウだが、実が軸から取れやすいので
     流通経路には乗せられません。
     このような品種は家庭栽培するしか味わえません。


  
  リンゴ(青林):
   数年前に友人に穂木をもらい、接ぎ木して栽培
   今年初めて結実しました。味見するのが楽しみです。


7月25日
 果樹を鉢で栽培すると、糖度が地植えより高くなります。
 市販の果物は、完熟してから流通経路に乗せる訳にはいきません。
 完熟する前に収穫してしまうので、本当の美味しさは味わえません。

  鉢栽培なので数を生らすことはできませんが、味は市販の
  ものより美味です。

  
  桃(あかつきエクセラ)


    
    完熟したあかつきの糖度は22.8度
      市販のものよりはるかに甘い


  
  ブドウ(巨峰):段々に色付いて大きくなってきました

  
    
    ブドウ(黄玉):完熟すると激甘になります

 
  
  ブドウ虫の侵入で枝が枯れてしまった
   ブドウ虫はブドウ栽培の最大の障害です

7月22日
 今年はコガネムシの発生が多いです。
 成虫がいるということは、卵を産み付けられ恐れがあります。

  地植えはコガネムシの幼虫の被害は軽微ですが、鉢植えでは
  細根を食害されて枯れる危険性が大です。

  
  ブドウの葉がコガネムシの食害を受けた


    
    先日仕掛けたコガネムシ・トラップは効果が無かった
     改めてレシピを見直し、ペットボトルもコガネムシが好む
     というブルーにしてみた


  
  ブドウ(藤稔):プロのようには粒がきれいに揃わない


    
    洋梨(レクチェ)


  
  リンゴ(アルプス乙女):鳥に食べられるのでネットをかけた


7月20日
 実が付いてから収穫までの期間の最も長いのがリンゴで、
 最も短いのがサクランボです。

  サクランボ栽培が最も魅力的ですが、あっという間に収穫が
  終わってしまいました。

  
  リンゴ(つがる):段々に大きくなってきました


    
    桃(桃紅):完熟まではもう少し


  
  梨(豊水):外観、香りでは完熟度が全く分からない


    
    ブドウ(ゴルビー):大実になるブドウ


  
  プラム(大石早生):完熟すると赤く色づきます


7月17日
 コガネムシトラップという商品があります。
 フェロモンを使ってコガネムシを捕捉する理屈です。
 全ての種類のコガネムシに有効ではないので、使い方は
 やや面倒です。それならばと、トラップを自作してみました。

  
  コガネムシ・トラップを天井から吊るしてみた
   コガネムシは夜行性なので翌朝に効果を確認してみます


    
    プラム(貴陽):市販のもののように大きくならない
             実を付け過ぎかも?


  
  桃(美郷):もうすぐ完熟


7月16日
 植え替えをしていて、コガネムシの幼虫と成虫になったばかりを、
 鉢の中に多数見つけてしまいました。
 地植えでは被害が軽いが、鉢植えでは発見が遅れると細根を全て
 食い荒らされて枯れてしまいます。

  鉢栽培では恐ろしい害虫です。
  対策としてコガネムシトラップを調べてみましたが、効果がはっきり
  しないので、自家製のトラップを作成予定です。

  
  ブルーベリーの根が殆んど無くなっている


    
    細根は全て食われてしまった


  
  桃(なつおとめ):完熟までもう少し


    
    ブドウ(安芸クイーン)


  
  ブドウ(キャンベルスアーリー)

  
7月15日
 桃のお気に入りの品種の桃夭が完熟しました。収穫するまで
 相当に気を使いました。
 糖度20度位です。
 
  一般に桃の糖度は11~14度位で、16度を超えると甘い
  美味しい桃と評価されるようです。
  この桃は少し硬めで、独特の風味がありとても美味しいです。

  
  桃(桃夭)が完熟しました:糖度がけた違いに高く美味


    
    桃(あかつきエクセラ):完熟までもう少し


  
  BB(パトリオット):味がSH系のサウスムーンに次いでとても
    美味しいBBです、残念ながら我が家では大きく育たない


7月13日
 果樹は種類により、早生と晩生の品種があるので、上手に
 組み合わせれば長期間収穫を楽しむことができます。

  ブルーベリーでは、早生のSH系、NH系から始まり晩生のRE系
  まで2か月間位は収穫できます。

   
  桃(桃夭):お気に入りの品種だが栽培は難しい
         今のところは生育は順調


    
    プラム(アームストロング):濃い紫色になれば完熟


  
  ネクタリン(ヒラツカレッド):完熟まではまだまだ


    
    ブドウ(巨峰):色づき始めた、左は日除けの傘


7月12日


ブドウの日除け



リンゴ(ふじ)



プラム(ソルダム)



BB(ミスティー)


7月 8日
 南向きの日照の良い場所のブドウが日焼けして
 しまいました。
 日焼け用の傘を通販で注文しました。

  ブルーベリーには多数の品種があります。
  味が良いのはSH系のサウスムーン、NH系のパトリオット
  です。
  味の良さ、実の大きさ、収穫量、収穫期間等の総合点では
  ダローがベストです。

  
  ブドウの日焼け


    
    プラム(貴陽)


  
  洋梨(バラード)


    
    BB(ダロー):総合評価でベスト


  
  BB(ネルソン):大実、美味、豊産性の全てに優れている


7月 6日

  
  桃(なつおとめ):無袋栽培ができ、味も良い品種


    
    洋梨(ラ・フランス):袋かけを忘れた一個


  
  ブドウ(ゴルビー):ジベレリン処理をすれば巨大果になる


    
    リンゴ(アルプス乙女):思い切って摘果した後

  
  
  上の近接像:摘果すると大きくなり、味も良くなる


7月 4日

  
  梨(豊水):生らせ過ぎ、もっと早くに摘果すべきだった


    
    上の近接:梨は外観では完熟の度合いは分かりにくい


  
  プラム(大石早生):少し黄色く色づいてきた


    
    BB(ヌイ)


7月 2日

  
  洋梨(レクチェ):袋かけが遅れている


    
    グレープフルーツ:10号鉢なので3個に摘果


  
  SH系のBB(サウスムーン):大実で、微妙な味がして美味


    
    NH系のBB(パトリオット):美味だが結実不良


7月 1日
 ブドウは、このようにフェンスに這わせたりして樹形を好きに
 作れるで、狭い場所でも栽培しやすいです。

  時々、袋かけを忘れる果実があります。
  病害虫の被害を受ける可能性は多くなります。

  
  フェンスに這わせたブドウ、手前は収穫の終わったサクランボ


    
    サンヴェルデ:鉢の裏にあったので袋かけがもれた


  
  ピオーネ:葉の裏にあったので、これも袋かけもれ


    
    2年前の春に挿し木したサクランボ:順調に発育中
     9号鉢


  
  BB(おおつぶ星)


    
    チャンドラー:最も大実で、味も結構美味


6月29日
 月山は今年初めて結実しましたが、寿錦は数年前から少量は
 収穫できていました。
 月山と寿錦は、共に中国の大連から輸入した品種です。

  月山は完熟しても黄色ですが、寿錦は完熟すると赤く色づきます。
  月山程ではありませんが、寿錦も栽培はプロでも難しいと言われて
  います。

  
  サクランボ(寿錦)


    
    ネクタリン(ストレンジ):完熟しました


  
  BB:チャンドラーとブリジッタの2品種をラビットアイ系の
   台木に接ぎ木したもの、8号鉢に植え付け
   2品種共に大実で美味しいです


    
    上の樹のエリザベスの実


  
  上の樹のブリジッタの実


6月27日
 ついに幻の黄色いサクランボと言われる月山錦が結実しました。
 知人に穂木をもらって接ぎ木して、5年目でやっと成功。
 何年も花が咲いても実が付かなかったり、苦労しました。

  糖度が高く美味しいサクランボです。
  更に接ぎ木して、樹を増やす予定です。
  この達成感は何物にも代えがたいです。

  
  月山錦:幻の黄色いサクランボ


    
    最後の紅きらりの収穫:10号鉢
     小さい鉢でよく頑張ってくれたものです。
     お礼肥と活力剤を与えて、労をねぎらいます。


  
  同上:たわわに実をつけてくれた


    
    これも最後の紅秀峰:大実で糖度も高い優れた品種


6月24日
 明日から梅雨空が続く天気予報なので、ブドウに袋かけを
 しました。真っ暗になるまで頑張りましたが、暗くて見えない
 ので作業を断念。

  袋かけする前に最後の摘房、摘粒が必要でした。

  
  ブドウ(昭平紅):摘粒前で粒が多すぎる


    
    生育の過程が分かるように、摘粒後に透明な袋かけをした


  
  袋かけ途中


    
    巨峰:実が大きくなるので思い切って摘粒


  
  ナイアガラ:後ろは通常の袋かけしたもの


    
    実が窮屈に詰まったキャンベルス、中心の軸が見えない
    ようでは実が大きくなれない→摘粒後、袋かけ


6月22日
 天香錦という品種のサクランボ。
 大粒、こりこりとした食感、糖度も高い等、総合点で優れた品種。
 来年はコンポートを作ってみよう。

  
  サクランボ(天香錦)


    
    天香錦の重さ:11.4g、糖度23.8度


  
  プラム(アームストロング):完熟すると赤くなってジューシー


    
    洋梨(オーロラ):お気に入りの品種の一つ。少ししか結実せず


  
  BB(トロ):大実で美味しい


6月20日
 今年はサクランボの全品種が豊作でした。
 長い期間楽しめる品種があるので、毎日、観察しながら味わっています。

  幸いカメムシの被害は殆どありませんでしたが、ネットの隙間から
  侵入した小雀に、多数のサクランボを食い荒らされました。

  
  サクランボ(紅秀峰):糖度、重さは下に記載


    
    絢のひとみ:来歴は佐藤錦とナポレオンの交配によるもの


  
  小雀に喰われた痕:このように多数が食い荒らされた

  
    
    紅秀峰の糖度、20.8度 重さ、9.1g


    
    ブルーベリー(ブリジッタ)  


6月17日

  
  多数のサクランボを小雀に食われている
   今朝、初めてネット内に侵入しているのを発見
   信じられないような狭い隙間から、出入りしていた


    
    ネットに収容しているサクランボ:今年はサクランボが豊作
     小雀に多数食われてしまった、ネットを再点検予定


  
  ブドウ(サンヴェルデ):ブドウは樹形を好きに作りやすいのが良い


    
    桃(桃紅):袋かけ予定


  
  プラム(ソルダム):樹上で完熟するとジューシーで美味だが
   アブラムシが付きやすいのが難


6月15日
 2年前の3月に、挿し木したサクランボが順調に生育しました。
 1本だけ6号鉢から9号鉢に植え替えしてみました。
 根張りも良く、高さ115cmまで大きくなりました。

  サクランボは、樹が古くなると病気が発生しやすくなります。
  接ぎ木して、お気に入りの品種を更新していく為の台木に
  使います。

  
  サクランボの挿し木


    
    絢のひとみ:佐藤錦とナポレオンを交配した優れものです。
            美しく美味です。

  
ナポレオン:密集した樹の陰にあり、見逃していました。

6月13日
 多種類のサクランボが一斉に完熟しました。
 それぞれの品種に特徴があり、外観、味覚を楽しんでいます。

  ブドウのジベレリン処理を、昭平紅とクイーンニーナにやってみました。
  成果がでるか今から楽しみです。
 
  
  サクランボ(ナポレオン)

    
    
    天香錦


  
  レイニア


    
    ブドウ(昭平紅):2回目のジベレリン処理した後


6月11日
 アメリカンチェリー系のサミットは、500円玉位の大きさになり
 見事ですが、佐藤錦のような微妙な味わいはありません。
 人をびっくりさせる面白さはあります。

  
  サクランボ(サミット)


    
    おりひめの季節:収穫量が少なく、本当の味が不明


  
  ブドウ(巨峰):摘房、整房した後


    
    リンゴ(メイポール):観賞用のミニ・リンゴ、中まで真っ赤


6月10日
 ブルーベリーが色づいてきたので、収穫できるサクランボと
 ネット内で入れ替えをしています。
 
  収穫したサクランボには、お礼肥と活力剤を与えました。
  今年はサクランボが豊作です。

  
  紅秀峰


    
    近接像


  
  ナポレオン

    
    
      紅きらり
   

6月 8日
 サクランボは完熟すると美しく美味ですが、クリアーしなければ
 ならない問題が沢山あります。

  カイガラムシに枯らされた枝が出てきたのも一つの課題です。
  でも、難しいから夢中になっているのが現状です。

  
  大実のサクランボ(サミット)


    
    天香錦:本格的に結実したのは今年


  
  BB(チャンドラーとネルソンの混植)
   これは大実なのでチャンドラー、もっと摘果して大実を目指す


6月 6日
 ついに待望のサクランボの収穫が始まりました。
 収穫するまでには色々と難敵がありました。
 
  鳥は防鳥ネットで防ぐことができますが、収容スペースに限りが
  あり、収容しきれずに外に置いたものは、全て食べられました。

  今年は幸いカメムシの発生が少なかったので、被害は殆ど
  ありませんでした。

  ほっとしていて盲点だったのが、ナメクジと蟻の食害でした。
  馬鹿にならない数が被害を受けてしまいました。

    
    蟻に喰われたサクランボ


  
  紅秀峰


    
    紅きらり


  
  佐藤錦

29年 6月 1日
 サクランボ栽培の大敵の一つがカメムシです。
 匂いでカメムシが近くにいるのは分かるけれど、保護色の緑色
 をしているので、見つけるのが困難です。

  
  サクランボ(紅さやか)の収穫


    
    上の収穫が終わった大鉢をネット外へ移動
     代わりに、色づいてきたブルーベリーを中に収容します


  
  お気に入りの品種(紅てまり)をカメムシに喰われた


    
    満開になったブドウ(昭平紅)にジベレリン処理をした
     後日、もう一回予定します


  
  ブルーベリー(チャンドラー):摘果して大実にする予定
   順調にいけば、500円玉位の大きさになります


    
    洋梨(レクチェ):袋かけ予定