屋上果樹園ブログ

家庭の屋上で多種類の果樹を栽培しています
鉢植すれば、果樹栽培を身近に楽しめます
樹上で完熟した果実の味は格別です

果樹を鉢栽培するメリット

2015-02-23 06:30:08 | 果樹を鉢栽培するメリット
果樹は鉢植えすると地植えより早く結実します。
 地植えにすると木はどんどん成長しますが、実がなるまでに長年かかります。
 グレープフルーツ等は実生で地植えで育てると、結実まで10年もかかると言われています。
 鉢植えで、接ぎ木苗を植えれば2~3年で収穫を楽しめます。

  

 家庭で果樹栽培を楽しむには鉢植えが最適です。
 庭が無くても栽培できます。

 果樹栽培には、果物を作る楽しみと、味わう楽しみがあります。
 完熟した旬の果物を味わうことができます。
 市販の果物は、出荷するために完熟する前に収穫してしまいます。
 自宅で完熟したものを食べると、全く別物で絶品です。

       
         サクランボ(紅秀峰)

 果樹は開花から実が実って収穫するまで長い経過を楽しめます。
 8~12号位の植木鉢による鉢栽培が主なので収穫数は限られますが、丹精をこめて
 育てた果樹が実をつけた時はすごく感動します。  
 鉢栽培のメリットは、身近にあるので観察がしやすく愛着がわくことです。
 病害虫の早期発見ができ対策もたてやすいです。

 私の果樹栽培の本命はサクランボです。
 本場の山形よりは収穫は大分早くなります。
 可愛い姿かたちと独特の甘酸っぱい食感で1年間の苦労が報われます。

 サクランボ、ブルーベリー以外の果樹は果実の数を見て摘果していきます。
 6月~7月に来年実がなリ易いように枝を下に誘引したり、一部夏季剪定もします。
 剪定は主に落葉した12月頃にしています。選定作業により春に元気な枝がでてきます。
 剪定の仕方も果樹の種類によって特徴があり難しく、それゆえ面白いものです。
 剪定の仕方を間違うと来年全く実がならないこともあります。
 植え替え作業は落葉後に行います。
 鉢の表面に防寒、保湿の為に、ウッドティップを敷き詰めます。

 多種類の果樹を栽培しているのは、果樹の種類によって成熟する時期が異なるので
 最も早い梅から11月の晩生のりんご、真冬の柑橘類まで長い間楽しめるからです。

 果樹栽培は発芽、開花、結実と変化に富み、年間を通して興味がつきません。