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2003年上京。その頃からブログを書いてましたが残念ながらサービス終了。今も同じタイトルで書いてます🌟

大英博物館 古代エジプト展 講演会に行ってきました!

2012年07月13日 | セミナー行ってきました!
「大英博物館 古代エジプト展 関連講演会」に行って来ました。
場所は日本橋公会堂。
講師は古代エジプト壁画研究家であり古代オリエント博物館自由学校講師の村治笙子氏。
ヒエログリフも研究されている方だそうです。
 
今回の講演はNHKとの共催で17回開催され、東京都の中央区文化・国際交流振興協会が年に3回ほど行う特別講演会のひとつでした。
講演会参加者には六本木ヒルズ森タワーにある森アーツセンターギャラリーで開催中の「大英博物館 古代エジプト展」の招待券がいただけます(一名、一枚)。
 
講演は『「死者の書」で読み解く来世の旅』と題して今回の展示品についてお話してくれました。
 
古代エジプトは八百万の神(これは日本と同じですね)なので、神様の名前がたくさん出てきて覚えられません。
しかも○○の母と○○の子供が夫婦になっていたり・・・時代や話しの整合性が合わなかったり・・・訳がわからなくなります(笑)
 
「死者の書」というのは恐ろしい言葉を使って表現していますが、来世で復活するための呪文集でパピルスで作られた絵巻物、というのがわかりやすい説明でしょう。
 
最初はピラミッドの内部に描かれ、そのうち棺や墓の壁画、パピルスや副葬品などに描かれるようになったようです。
今回展示されている「パセンホルンの棺」の表面にも死者の書の場面が描かれています。
 
色々なものに、よくよくみると文字描かれておりそれが神様の名前だったりします。
 
チラシと一緒に「こども探検ガイド」をいただきました。
その中にヒエログリフの文字表が記載されており面白いです。
ヒエログリフは漢字と同じで、自分たちの動く様子やカラダの部分、動物、植物、太陽、月などなど生活の中から成り立ったものが多いそうです。
 
今回の展示の目玉は、37mもある世界で一番長い死者の書である「グリーンフィールド・パピルス」。
アメン大司祭パネジェム2世の娘ネシタネベトイシェルワの「死者の書」で日本で初めて公開されます。
有力者の娘さんが亡くなったため素晴らしい死者の書が手向けられたのでしょう。
ヒエログリフが読めたら、もっと楽しめたこと間違いないでしょう。
 
今回の講師の村治さんは、お父様がギリシャ研究のお仕事されており、高校生の時に有名な「ツタンカーメン展」に行き、感動したそうです。
それから、大学でお勉強されたのですが卒業と同時にご結婚。
10年ほど専業主婦の時に、エジプト関係の方と交流が始まりリスタート。
その後40歳の時にはじめてエジプトに行ったそうです。
人生いつからでも始められるんだ、って教えてくれる素晴らしい方です!
現在65歳。
二階の席だったせいもありますが、とても若く見えました。
年齢をおっしゃった時、びっくりしました。
 
招待券もいただいたので来月「大英博物館 古代エジプト展」に行ってきます。
またリポートします!
 
 
■大英博物館 古代エジプト展
■日程:7月7日(土)~9月17日(月・祝)
■時間:10時~22時、金曜日のみナイトミュージアム実施~23時30分)*入場は30分前まで
■場所:森アーツセンターギャラリー(六本木ヒルズ森タワー52階)
■料金:大人1,500円、高大生1,000円、小中生500円
コメント (1)
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