DVDで鑑賞。
京橋図書館で借りてきました。
2001-2年、日本映画、111分。
監督は「レオニー」「ユキエ」で知られる松井久子監督。
残念ながら「ユキエ」は見ていません。
「レオニー」はイサム・ノグチさんのお母さんの物語です。
「折り梅」は原作があり、愛知県豊明市在住の主婦小菅もと子さんの著作『忘れても、しあわせ』。
温かい素敵なタイトルです。
ストーリーは、同居をはじめ数ヶ月後に姑がアルツハイマーを発症。
とまどう家族とだんだんと姑の病気を受け入れ寄り添うようになる嫁。
絵の才能が開花し人生の再生をはたす家族。
そして紆余曲折、最後はハッピーエンドです。
原田美枝子さんがいい演技と雰囲気を出していて、良かったです。
昔、「愛を乙うひと」を見てびっくりしたけど。
この映画はストーリーにもビックリした。
あそこまで子供を虐待できることに超ビツクリ。
義理の母役の吉行和子さんもまた良い味を出しています!
監督が原田さんにやってもらうなら母役は吉行さんがいいと思ったそうです。
でも、予算がなくて・・・とも語っています。
念願叶ってのオファーだったんですね。
実際、誰にでも起こりうるストーリーなので、もっと多くの人に見てもらいたい映画です。
誰もが皆、ハッピーエンドは迎えないと思いますが心構えとして見ておくのもいいかも。