
森繁久彌と向田邦子展を見てきました。
今年森繁久彌生誕100周年、向田邦子賞30周年記念だそうです。
無理矢理ってこじつけ感がしますがしようがないですよね。
時代的に、リアルではないのですが私はギリギリお二人を知っている世代かしら?なんて思いながら鑑賞してきました。

向田さんを見いだして、自分の作品などに登用して才能を開花させた森繁久彌さん。
ラジオやテレビなど、数々の作品を一緒に世の中に送り出したお二人。
強い師弟関係で、結ばれていたそうです。
その様子がお手紙などからもわかります。
直木賞を受賞しこれから!という時に台湾で飛行機事故でお亡くなりになった向田さん。
51歳の突然の死。
昭和56年のことです。
当時の事故の記事が掲載された新聞が展示されていました。
ここから脱線ー。
私から考えると昭和56年は、ちょっと前の出来事に感じてしまいます。
新聞には、亡くなったかたのお名前はもちろんなのですが、今では考えられない“住所”も記載されています。
有名人だから、ということではなく、亡くなった方すべて。
そういわれてみると個人情報!と叫ばれるようになったのはちょっと前。
それまで新聞では個人の住所など記載されていたことを思い出しました。
有名人の住所が空き巣などの被害で漏れる、ということがあったような気がします。
取材旅行で行った先での客死。
無念だっただろうなぁ・・・
生きていればもっと多くの作品が世の中に発表されていたことと思います。
そういえば、私・・・「あ・うん」くらいしか読んだことないかも。
今読んでいる本を読み終えたら向田邦子作品を読破してみよう!と思います。■日程:6月6日(水)~18日(月)
■時間:10時~18時30分(19時閉場)、最終日17時(17時30分閉場)
■場所:日本橋三越本店 新館7階ギャラリー(東京都中央区日本橋室町1-4-1)
■料金:一般・大学生800円、高校・中学生600円(小学生以下無料)