牧師の読書日記 

読んだ本の感想を中心に書いています。

12月25日(水) メリークリスマス!

2013-12-25 09:45:32 | 日記
 
 今日はクリスマス。クリスマスは喜びの日である。悲しいニュースが多い中で聞くことができる最高に良いニュースだ。ニュースの内容は、「救い主イエス・キリストの誕生」である。このお方を通して人生に喜びと希望、いのちと救いが与えられる。だから全世界でお祝いされている。

 今は西暦2013年。すなわちイエス・キリストが誕生してから2013年経過した。それほど多くの年月が経過しているにもかかわらず今でもお祝いされている。イエス・キリストの誕生をお祝いするクリスマスは、時代を超えて、人種・文化・国を超えて、盛大にお祝いされている。冷静に考えれば驚くべきことだ。それほどに素晴らしいお方だということだ。

 私たちの誕生日を覚えてお祝いしてくれるのは、誰だろうか。家族と親しい友人であろう。では天皇誕生日は誰が覚えているだろうか。それは日本国民であろう。ではイエス・キリストの誕生はどうであろうか。全世界の人々が覚え、お祝いしている。

 紀元(西暦)という年号と紀元前(B.C=Before Christ 意味はキリストが生まれる以前)という歴史の真ん中に位置するお方。これほど偉大なお方はこれまでの歴史で現れなかったし、これからも現れることはない。なぜならこのお方が救い主であるからだ。日本という狭い国(実際的にも精神的にも)だけで過ごしている人には、イエス・キリストの偉大さがきっと分からないし実感することは難しいだろう。しかし、海外に出れば少なくとも日本にいるよりもクリスマスの本当の意味を体感できるだろう。

 もちろん日本にいても本当のクリスマスを体験できる道はある。それは教会に行くことだ。教会の扉は皆に開かれている。勇気が必要かもしれないが、勇気を出して行くなら、得るものは大きい。本当の国際人になるとは、英語を学ぶことだけではない。聖書とキリスト教の文化を学び知ること、できれば実際に体験することだ。それをなくして真の国際人になることはできないだろう。

 教会に行く勇気がどうしてもでない方には、クリスマスの出来事が書いてある聖書の箇所を読むことをお勧めする。マタイの福音書1-2章とルカの福音書1-2章だ。

 「いと高き所に、栄光が、神にあるように。
  地の上に、平和が、御心にかなう人々にあるように。」
             (ルカの福音書1章14節)