牧師の読書日記 

読んだ本の感想を中心に書いています。

10月24日(水) 直売所の見学

2012-10-24 18:38:58 | 日記

 今日家族で4つの直売所を見学して回った。最初の2つは私たちと同じホームセンター内で直売をしている自分たちよりも規模が小さい直売所。次の2つは私たちよりも規模が大きい直売所。

 最初の2つは私たちと同じように自分たちが経営側にまわるスタイルで、自分たちが近隣の農家などに声をかけ、彼らから手数料をもらう形だ。このやり方では品数を増やし規模を大きくし活気を出すのは簡単なことではない。私たちも難しさを覚えているのだが、見学した2つは私たちよりも四苦八苦しているようだ。

 次の2つはアウトレットなど経営者がいて、そこへ多くの農家が手数料を払って参入する形だ。一番のメリットは動員数が圧倒的であるということだ。品数が多く規模も大きいので魅力的。活気もある。多くの農家が参入しているので競争が厳しそうだが、動員数はすごいので品が良ければそこそこは売れるのではないかと感じた。ただ懸念は価格競争が必要以上になされている感があった。そうすると生産者たちの方にこの値段でしか売れないならということで良い品を出さなくなる可能性があるのではないか。実際いくつかの生産者の品はそうであった。これが進むと直売所全体のレベルが落ちると思う。やはりそれぞれが直売の適正価格で売り、消費者に選んでもらうことが健全であるような気がする。

 本で読むだけでなく実際に見学してみていろいろと勉強になった。来年はホームセンター内(3箇所)での直売が決まっている。それ以外に大型直売所に参入するかどうかはこれからの検討課題だ。