宮古島のゆったり生活

愛知県から引っ越してきました。
家のこと,周りの様子をゆったりと紹介していきます。

アオドウガネ「誘殺灯」

2014年05月27日 | 風景・名勝・綾道

30℃,80%。

夕刻風が止んで,今の所は扇風機で涼を。

 

現在,宮古地方ではキビ畑の隅,道沿いなど至る所に

誘殺灯が設置されている。

上部にある太陽光パネルが電源となって夜にはLEDで

青白く光り,キビの根を食害する(幼虫)アオドウガネの

成虫をおびき寄せて閉じ込めるトラップである。

  

 

       いろんな所に               脚部は固定

 

捕獲成虫はメスの方がオスより多い(7:3)とのこと。

メスの方が誘因されやすいということは,結局産卵数に

直結し,アオドウガネの個体数減少に効果を発揮している

ようだ。

ちなみに,昨年のアオドウガネ捕獲数は242万匹で,

前年比54万匹(18%)減の実績。

  

   白い部分がすり鉢状       だいぶ捕獲されている     

  

     夜はこのように       アオドウガネ(コガネムシ科) 

 

夜,部屋窓の明かりで網戸にはこのアオドウガネが相当数

やって来る。

しかも,ぶっ飛んできて体当たりしてくるという感じ。

こりゃ,キビ畑にわんさかいるはずだと納得する。

 

島では他にも,ウリミバエ不妊虫放飼,イネヨトウの

フェロモン防除,有害鳥獣捕獲などいろいろと対策を

やっている。

この誘殺灯の設置期間は5月上旬~7月下旬。

今年の実績はどうだろうか。

 

 

     七又海岸(崖上)から

 

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