30℃,80%。
夕刻風が止んで,今の所は扇風機で涼を。
現在,宮古地方ではキビ畑の隅,道沿いなど至る所に
誘殺灯が設置されている。
上部にある太陽光パネルが電源となって夜にはLEDで
青白く光り,キビの根を食害する(幼虫)アオドウガネの
成虫をおびき寄せて閉じ込めるトラップである。
いろんな所に 脚部は固定
捕獲成虫はメスの方がオスより多い(7:3)とのこと。
メスの方が誘因されやすいということは,結局産卵数に
直結し,アオドウガネの個体数減少に効果を発揮している
ようだ。
ちなみに,昨年のアオドウガネ捕獲数は242万匹で,
前年比54万匹(18%)減の実績。
白い部分がすり鉢状 だいぶ捕獲されている
夜はこのように アオドウガネ(コガネムシ科)
夜,部屋窓の明かりで網戸にはこのアオドウガネが相当数
やって来る。
しかも,ぶっ飛んできて体当たりしてくるという感じ。
こりゃ,キビ畑にわんさかいるはずだと納得する。
島では他にも,ウリミバエ不妊虫放飼,イネヨトウの
フェロモン防除,有害鳥獣捕獲などいろいろと対策を
やっている。
この誘殺灯の設置期間は5月上旬~7月下旬。
今年の実績はどうだろうか。
七又海岸(崖上)から
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます