中速の曲で練習開始

何故、きちんと楽譜通りに弾こうとしていなかったかというと理由があるのです。

若い頃に、ギターで何をやりたかったかというとアドリブ。

とにかくそのときの感覚で、自由に弾けるようになることを目指していました。

オリジナル指向だったし。

ロックって楽譜でやるもんじゃないっていう時代背景もあったと思います。
(もっとも現代では、ロックの専門学校なんていうところを出て活躍している人も沢山いますけど)

なので、最初から楽譜と同じように弾く理由がなかったのです。

小さいうちから音楽教育なんて受けていたら、楽譜をそのまま受け入れちゃえるんでしょうけど。


まあ、色んなリズムでそこそこアドリブできるつもりではいたんですが、速くはならなかった...と。 とほほ。


で、実際に色々と弾いてみて分かったのが、自分が目指す速弾きとまでは行かない程度のテンポの速い曲でのこと。

アドリブでは6連符も弾ける速さなのに、16分音符を同じフレーズで、同じ速さで弾くには少々練習が必要ということでした。

慣れていない指使いの場合は、弾けそうに聴こえる曲も簡単には弾けないのね。


というわけで、自分にとって中程度?の速めの曲を選んで「同じフレーズを同じ速さで弾く」を暫く試してみます。

今までは、弾きたい速弾き部分を抜き出して練習していましたが、「その前にやることを見つけた」って感じですね。


この利点は

・不慣れなフレーズがどんどん少なくなる→速さに繋がる(多分)
・ピッキング、フィンガリングなどの基礎的な部分が再確認できる→速さに繋がる(多分ね)
・技術的に無理な速さではない→1曲通して弾けるようになる→成功体験→速さに繋がる(多分そうだ)

いずれにしても、テクニックの向上が期待できます。(絶対そうだ!!!)

ぱっと見、「絶対うそだ!!!」に見える...。


そこで、選んだのが
エリック・クラプトン(Eric Clapton)とザ・ベンチャーズ(The Ventures)。


エリック・クラプトンは、「自分ならこう弾くのにこう来たか」という感じで普段使わないフィンガリングを鍛えられそう。
(あくまでも自分の場合ね)

ザ・ベンチャーズは、1つ上の世代のお兄さん達が良く弾いていましたが、自分では弾いたことがなかった。

テンポの速い曲が多いので、サイドギターもきっちり弾けることを目指せば、ピッキングのとても良い練習になりそうです。

テケテケもあるし。

速いまま弾き続けるスタミナも付きそうですね。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« リズムに注意... 買いました  ... »