コードトーン記憶術導入編1

an弾手さん「お父さんのためのピアノ教室」「お父さんのためのピアノ曲集」を試してみました。

アフターファイブレッスン お父さんのためのピアノ教室 体験的コード奏法超入門

ドレミ楽譜出版社

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アフターファイブレッスン お父さんのためのピアノ曲集 目からウロコのコード奏法≪フォークソング≫

ドレミ楽譜出版社

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コードネームとメロディだけのリードシートがあれば、すぐに弾けてしまう「コード奏法」を紹介した本です。

左手でコードアルペジオ、右手でメロディ(場合によっては+コードトーンを弾く)という奏法なのですが、一通り覚えた後で、家にあった楽譜を利用してこの方法で弾いてみたら、自分でも驚くほどカッコよく聴こえてしまいました。
(他人が聴いたらどう思うかは知りませんけど...)

ちなみに、ぼくのピアノ(電子ピアノですがタッチはグランドピアノに似せてあります)歴は約2年で、全くの独学です。

ピアノに対する憧れはあったのですが、男がピアノを弾くとからかわれる時代(地域性も多分にあると思いますが)だったこともあり生きている間に(大袈裟?)自分がピアノを弾くようになるとは思っていませんでした。

10年前までは、どこが「ド」かも分からなかったほどです。
ピアノが弾ける友人に何度か、「ここがドだよ」と教えてもらっていたのですが覚えられませんでした。

子供が生まれ、おもちゃのピアノを買い与えたときに一緒に弾いていたら覚えることができました。

覚えられなかったのは、幼少時のトラウマにより心のどこかでピアノを拒否していたのかも知れませんね。


このコード奏法は、自分なりに曲を仕上げていくので、自分の腕が上がるにつれて、色々な可能性が見出せそうです。

もともと、楽譜通りに演奏したいと思わない方で、できれば自由に弾きたいと思っていたので自分にぴったりだと思いました。
(いずれは、自由より自由自在ということで)

まだ試したばかりで思い通りにできないので、当分(少なくとも今年1年間位)は、このコード奏法をみっちり実践してみようと思っています。


ところで、ぼくがすんなりコード奏法に馴染めたのは、コードトーンを理解していたからだと思います。
(そこで、これを機会に以前予告していた「コードトーン記憶術」の記事を開始することに決めました)

コードの構成音が分からなくても、練習曲を弾きながら覚えていけば良いので問題はないのですが、覚えているに越したことはないでしょう。

ギターの場合は、コードはフレットの移動だけで済んでしまうので、いつかは全てのコードトーンを覚えたいと思いながらもそのままきてしまいました。
(何度か丸暗記を試しましたが、使わないコードはすぐに忘れてしまうんですよね)

ピアノでは、コードを押さえるときに馴染みのないコードが出てくると、その度に手を止めて考えなければいけませんでした。
(例えば、ハ長調でC、Am、F、G7 など気分良く弾いていると(馴染みがあるので覚えている)いきなりB♭が出てくるなど。実際には、ハ長調でB♭は良くありますよね)

そこで、考えたのが「コードトーン記憶術」です。

この方法でぼくが実際に覚えましたのでご安心下さい。
(って危険物じゃないですけど)
丸暗記と違って、あまり使わないコードでも結構覚えていられます。

全くコードトーンを知らない状態から始めても記憶はできると思いますが、少々でも知識があればもっと簡単に覚えられると思います。

そこで、前段階としてハ長調のコードトーンを確認しておきましょう。

#や♭の付かないコードは、全部で7つあります。

まずは、最も重要なCからです。

C = ドミソ ですね。

=Root
=3rd
=5th
となります。

短メロフレーズとしても覚えておくことをお勧めします。
(ついでに相対音感も身につけてしまえば一石二鳥ですもんね。)

いつでも、任意の音をとして、ドミソと歌えるようにしておきましょうね。


an弾手さんは、本名で出版されたものもあります。
40歳からのピアノ入門-3ヶ月でマスターした「コード奏法」講座

講談社

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ぼくのホーム・ページです。
紹介した短メロフレーズの楽譜を載せています。
YandRK相対音感研究所

短メロフレーズデメサスリを覚えて、相対音感を身につけ、読譜、耳コピー、作曲、アドリブなどに役立ててくださいね。
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