私が住んでいるところは(鬼木町)です。どうして「鬼」の字がついているのか?ずっと不思議に思っていました。江戸時代前の古文書には(鬼木)とも(苧煮木)とも記されています。私も「鬼」ではなく「苧」だろうと思っています。新潟県三条市にも「鬼木」という地名があって、古来、苧の産地で“苧煮・苧挽きの忙しさを地獄絵に例えて「おにぎ」といった”そうです。たぶん、三条の鬼木と同じようにつけられた地名ではないでしょうか。「苧」とは「麻」のことです。
しかし、なぜ「鬼木}なのか、なぜ「鬼」の字が使われているのか、不思議に思って「鬼」のことを調べることにしました。ネットで古本を探して『鬼のことわざ』を買い求めました。ネットだと内容もよく分からずに買い求めることがあります。今回も、まさしく(鬼のことわざ)のことでした。(鬼の首を取ったよう)(鬼衣)(鬼味噌)などです。全く知らなかったことわざばかりだったので、とても面白く読むことができました。それにしても「鬼」の不思議さ、人とのつながりも含めて興味津々なことです。また、私の悪い癖でしばらく「鬼」のことを追っかけてみます。そしてそのことを紹介します。
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