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 言わなければよかったのに日記

 私が見たこと、聞いたこと、感じたこと、頭にきたこと・・・を(ありのまま)に伝えます。

中世のこと

2019年04月15日 | 歴史探偵
     

 歴史でいう“中世”のことです。いま‘中世鰐口展’の準備中ですが、そのついでに人吉球磨を中心とした中世史を勉強?しています。近世と比べると残されている資料が少なくてわからないことが多い時代です。そしてこの時期に相良さんは勢力範囲を拡大して、大口~芦北・水俣~八代・宇城まで広がったり狭まったりしながら領有しています。むろん戦国の世ですから‘戦いの連続’です。その頃のことを書き記した文書が残っています。それを手掛かりにその当時のことを推察することができます。
 「さむらいたちのうたげ」という小説を人吉新聞に連載されている方がおられます。一昨年の夏からもう2年を迎えようとしています。中世の頃の相良の侍たちのことを史実をもとにして書いておられます。人吉球磨だけでのことではないので登場人物も多彩にならざるを得ません。島津、大友、菊池、竜造寺などの戦国大名と呼ばれる人たちの登場です。週1回で80話を過ぎていますので長編になっています。
 その他にも‘八代日記’と云われる相良氏関連資料も斜め読みしています。分からないから調べるのか、分からないから面白いのか分かりませんが、結局・・相良長続、為続親子にいきつくので調べてみたいのです。中世鰐口と云われる中に刻書書きしてあって(高千穂)(加治木)(天草)の地名がでてきます。相良さんが出かけて行ったところと合致するのです。いろんなところから出かけて行って(戦利品として持ち帰ったものがいま人吉球磨のお堂に現存している)形跡が見れて面白いのです。
 それに付け加えて500年も前に(刀と弓と槍)をもって遠征の戦いに出かけて行ったご先祖たちの気持ちを想像すると不思議なる思いが生じます。そんなことを思いながら中世を探しています。分からないことばかりです。

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