写真は資料館近くから西川内方面を撮ったものです。右台地には中学校があります。朝にこのような風景がよく見られるのです。雲がたちこめて谷奥に溜まっているという感じなのです。あ!と思い出したのが、原田正史先生の(ふるさとの自然)という本でした。元山江中学校の校長先生です。先生のこの本の中に{山江村西川内断層}の話があるのです。ちょっと一部分無断で引用します。
「出勤時はいやでも目に入るし、校舎屋上からはそれこそ手に取る様に眺められる山なのに(心そこにあらざれば、見るとも見えず)のたぐいで、うかつにもその直線状山腹斜面が、三角末端面の連続する見事な断層崖であることに半年以上も気付かなかったのであった」
とあります。その西川内断層の下あたりにこの雲がいつも垂れ込めているのです。人吉盆地は断層によって山地が落ち込んでできた典型的な断層盆地だそうです。その断層の一つが西川内に見られるのです。先日紹介の雲海の写真などとつなぎ合わせると、太古のむかしの(人吉湖)を連想させられます。
今日は資料館に25名の団体さんがこられました。福岡から真宗関連の団体さんです。図らずも西川内の伝助さんのお墓まで案内しました。何かしら西川内に縁のある一日でした。
今日の天気(
&
朝霧)
「出勤時はいやでも目に入るし、校舎屋上からはそれこそ手に取る様に眺められる山なのに(心そこにあらざれば、見るとも見えず)のたぐいで、うかつにもその直線状山腹斜面が、三角末端面の連続する見事な断層崖であることに半年以上も気付かなかったのであった」
とあります。その西川内断層の下あたりにこの雲がいつも垂れ込めているのです。人吉盆地は断層によって山地が落ち込んでできた典型的な断層盆地だそうです。その断層の一つが西川内に見られるのです。先日紹介の雲海の写真などとつなぎ合わせると、太古のむかしの(人吉湖)を連想させられます。
今日は資料館に25名の団体さんがこられました。福岡から真宗関連の団体さんです。図らずも西川内の伝助さんのお墓まで案内しました。何かしら西川内に縁のある一日でした。
今日の天気(

