五木寛之著「蓮如物語」より、
蓮如は瀕死で道端で倒れている老人に言った。
「わたしは真実、阿弥陀さまのすくいを信じてい
ます。一点の迷いもありません。このわたしはの
信心は、母から、いや仏からいただいたもの。
わたしの言葉を信じてくださって結構です」
「ありがたいことだ」と老人はつぶやいた。そし
てうれしそうに蓮如の手をにぎると、
「なむあびだぶつ」と、苦しい息のなかでとなえ
そのまま動かなくなった。
「なむあびだぶつ」と唱えれば救われるというこ
とは、にわかには信じられない。
「お念仏とは自分の口でとなえるのもだとばかり
思っていたのだが、じつは目に見えぬ大きな力に
よってとなえさせられているということに気がつ
いたのである。」
「目に見えぬ大きな力」とは、五木さんは、他力
と呼んでいる「創造主」なのだろう。まだ、私に
は理解できない。
蓮如は瀕死で道端で倒れている老人に言った。
「わたしは真実、阿弥陀さまのすくいを信じてい
ます。一点の迷いもありません。このわたしはの
信心は、母から、いや仏からいただいたもの。
わたしの言葉を信じてくださって結構です」
「ありがたいことだ」と老人はつぶやいた。そし
てうれしそうに蓮如の手をにぎると、
「なむあびだぶつ」と、苦しい息のなかでとなえ
そのまま動かなくなった。
「なむあびだぶつ」と唱えれば救われるというこ
とは、にわかには信じられない。
「お念仏とは自分の口でとなえるのもだとばかり
思っていたのだが、じつは目に見えぬ大きな力に
よってとなえさせられているということに気がつ
いたのである。」
「目に見えぬ大きな力」とは、五木さんは、他力
と呼んでいる「創造主」なのだろう。まだ、私に
は理解できない。
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