風箱の徒然ブログ

旅の思い出話から、木工、日常の徒然を気ままに

梅小路蒸気機関車館へ

2010-09-08 21:57:00 | 1996~97原付日本一周後半編
1997年6月10日

11:00~11:20
伏見稲荷を見る。
鳥居の数と言ったら・・・。
ほとんど隙間無くビッシリと立てられている。
奉納者は全国各地津々浦々。


深泥池の公園にて昼。
のどかで平穏な時を過ごす。
しかし、公園は草ぼうぼう、ゴミが散乱している。

14:00
梅小路蒸気機関車館
小学生の時に夢見た蒸気機関車。
日本に汽車を保存している所があるのは知っていたが、それがどこかはつい最近まで知らなかった。
波照間で知り合った京都に住む大学生のE子ちゃんの貸してくれたガイドに、なんとそこが京都市内にあるのを知った。
そして、ついに今日来る事が出来た。

かつて、日本を走りぬいた代表的な汽車が17輌、そして今も稼動できるものが6輌ここに居た。


C62 2つばめ、D51 なめくじ、皆居た。涙が出そうになった。
プレートはピカピカに磨かれ、クランクやロッドは整備士達が油で手入れをしていた。


飛行機、特に戦時中の物は日本国内に状態の良い実機はほとんど存在せず、あったとしてもハリボテみたいに悲しい状態だが、汽車に関しては日本も捨てたもんじゃない。
1日に3回、「スチーム号」と名づけられた8623号機が生きてる姿を見せてくれる。

最後の15:30の出発を見た。
乗車は一回200円。
わずか数百メートルではあるが、レールが敷かれており、シリンダーや動輪が生き物のように動く様を目の当たりにした時は、思わず目が潤んだ。

純粋に商売で物を運ぶ機械としては、確かにあまりに能率の悪い時代の産物だろうが、そんなの抜きにして、日本の黒い汽車はカッコいい。
またまた2時間も居てしまった。
お土産も良いものばかりで、お金がないのがとても残念。
今度来れたらスチーム号に乗り、ステッカー(440円)、メダル(300円)を買おう。

そして動く映像でスチーム号の姿を撮りたいものだ。
しかし、汽車と言うのは、ものすごい量の水と石炭を使うんだなと思った。
そして燃えカスの処理なんかもしなくてはいけないのだ。
機関庫の一部は煤で黒くなっている所もある。
16:15出発。
16:30~17:45コインランドリーで洗濯。550円。