風箱の徒然ブログ

旅の思い出話から、木工、日常の徒然を気ままに

沖縄本島上陸

2009-01-05 10:12:00 | 1996~97原付日本一周沖縄編
1997年5月15日

女の子チャリダー2人は、近くの公園でテントを張ってゲリラキャンプするという。
自分もそれに加わる事になった。

5ヶ月振りに本当上陸。
国道58号線を走り、目当ての公園に向かう。
しばらくして公園に到着。
2人はすでに到着していて、テントも張ってあった。

天気は良く、自分はテントを張るのが面倒になり、ベンチで野宿。
蚊取り線香を焚いて、マットとシュラフを出し、寝支度を整えた。

宮古で見かけた、ママチャリダーのお兄さんもひょろりとやってきた。
「こんばんはー」
と、互いに言った。YMさんという。
北海道生まれで、冬は西表製糖で働いていたと言う。

荷物がとてもシンプルで、余計な物がない。
旅装備ぼ王道をいっているなと思った。

女の子チャリダーの一人はすでにテントに入って休んでいたので、3人で夜空の下でしばらく話した。

あっという間に時計は深夜1:00を過ぎていた。
フェリーの出航が早いと言う事で、お開きに。

自分は横着が祟って、蚊取り線香を焚いたくらいでは、蚊が耳元で「プーン」と寄ってきて、うるさくてほとんど眠れなかった。


5月16日
ほとんど眠れぬまま、ムックリとシュラフから出る。
日が出たところで、皆で記念撮影。


那覇港で女の子チャリダー2人の見送り。
大島海運のフェリー「あけぼの」だ。

ここで、バッタリ。
与那国島で出会ったカメラマンの女の子と再会。
片方のサンダルの鼻緒が切れて歩きにくそうだ。
「あら・・・また会いましたね。よく会いますね。」
彼女が
「そうそう、クバもちがあるんだけど食べます?もちとは違った味で美味しいから。」
そこで、それをもらった。
彼女もこの船に乗船するらしい。

程なくして船が出港した。
向こうもこちらも手を振った。


また見送りだなあ・・・
たまには見送られてみたいなあ・・・

自分はこの後、瀬底島に行くことにした。
ママチャリダーのYMさんもここに行くかもしれないという。
また会いましょうと言って一旦別れる。