風箱の徒然ブログ

旅の思い出話から、木工、日常の徒然を気ままに

最後の夜、そして船上にて

2009-01-14 22:06:00 | 1996~97原付日本一周沖縄編
1997年5月21日

沖縄における最後の夜。

今日は天気が良かったし、その割りに涼しくて過ごしやすかった。
友人宛に小包を送る。

波照間のキビ刈りで稼いだお金が頼りの残りの旅。

帰路に着くまでお金が足りるか不安である。
無駄使いは一切できない。

でも、就職して落ち着きたいとは思わない。
もっといろんな事を知りたい、見たい。
自分はあまりに何も知らな過ぎる。

旅での心配事。
磨り減ったタイヤの事、金欠、カメラのフィルム。


5月21日
5:40分にアラームが鳴ったが、そのまま澄ましていた。
7:00に目覚めた。
涼しくて、実に気持ちの良い朝だった。
昨日買ったロールケーキで軽く朝食を取り、早速テントの撤収にかかった。
相変わらず荷物の多さにはため息が出る。

一人旅が再び始まったが、前と違い人に声をかけることが出来るようになったので、昨年とは比べ物にならぬほど楽しい旅になりそうだ。

フェリー「なみのうえ」は、2年前(1997年当時)に就航した新しい船だ。


船の上でポツンと外を眺めていた女性に声をかけてみたら、けっこう喜んでくれて、おまけに同年の子だった。
旅先で生年月日が近い人に会うのは、米原キャンプ場で会ったOKB君以来だ。

彼女は沖縄で看護士をしていて、有給を取って与論島へ1泊旅行との事。
友人2人での旅行。
2人とも色白で、美人だなと思った。

沖縄の言葉を教えてくれた。
かりゆし
めんそーれ→ いらっしゃい ようこそ

サバニ→ 漁船(木造の小さい船)

ウサガミソーレー→ めしあがれ どうぞ

フラー
ノーパー
ゲレンゲレンパー→ すべて「バカ」の意味

マーサン→ 美味しい

パタイ→ 死ぬ

クヮッチーサビラ→ いただきます

クヮッチーサビタン→ ごちそうさま

ミ→ 目

ティー→ 手

ヒサ→ 足

クンダ→ ふくらはぎ

ガマク→ 腰

頭→ チブル

チブルヤミーン→ 頭が痛い

アガ!→ 痛い!

波照間の方言とは全く違うので、興味深かった。