風箱の徒然ブログ

旅の思い出話から、木工、日常の徒然を気ままに

地球のがん細胞

2008-10-07 09:26:34 | 日々雑記
人間の文明活動のせいで、哺乳類の4分の1が絶滅の危機

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081006-00000134-mai-soci

僕は、普通の人間です。
ちょこっと物作りに関わっていますが。
生活では、パソコンやったり、テレビ見たり、電気も使うし、車を運転したり、ごみも捨てる。

文明活動の真っ只中で、その流れにのって(のせられて?)生きているわけです。
それが、地球のほかの生き物たちの生活を脅かし、ついには絶滅にさえ追いやっている、と言う事に、気づいていながら、今の生活をガラリと変えることは出来ていない自分がここに居ます。

頭の片隅にこの事が引っかかりつつも、現状は仕事や生活で一杯一杯。

人間ってなんのだろう?

映画「マトリックス」で、エージェント・スミスが、
「人間は地球上のがん細胞だ」みたいなセリフをいう場面がありますが、心に残る言葉でありました。

自分もその「地球上のがん細胞」の一匹に過ぎないんだな、みたいな。

エコロジーだなんだと、いろんなエコロジーを謳う商品が最近頻繁に出回っていますが、本当にそれがエコロジーや地球環境に寄与できるのか疑問です。
物を大量生産している時点で、破壊活動なわけですから。

これも、会社が抱えている従業員を食わせていかねばならない、彼らも生きているのですから。
世の中矛盾だらけですね。

それより、過去の処分しきれていないあまりに大量のごみをどうにかしないと、本当のエコロジーにはならないのではないか?

じゃあ、どうすれば良いのか?

あまりに問題が山積していて、現状があまりに疎かで悲観的に走らざるを得ない状況に考えるだけでも嫌になる事が多々あります。
僕は頭が良くないから、稚拙で、単純なことしか出来ませんが。

買い物袋は持参し、コンビに袋は受け取らない。
とにかくこまめに電気のスイッチは消す。
ごみを出さないような工夫をする。

気づかない所で、まだまだ生活の中に、破壊的な活動に組み込まれているものがあるかもしれない。
それに気づき、それを皆にもやってもらい、大きな流れとなっていけば、変わっていくかもしれない。
希望的観測に過ぎませんが。

人が生きるうえで、地球に共存できるライフスタイルとは何か、模索している所です。

だから、いまの生活とは全く違った意識の変化が必要になる日が来るかもしれません。

でも、苦行僧のような締め付ける生き方は、自分向きではないと思っているので、もっと楽しみとしての、ライフスタイルを探していきたい。

物作りしながら、自給自足が夢かなあ。

僕はただ、静かに生きたいだけなんです。
ちょっと貧乏でも良いから。