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日本人の知的能力を増進するための提案をするブログです。

倉山満氏  

2022-02-16 00:52:47 | 文化

>SPA! >日本が国際社会で生き残るためにはどうすべきか/倉山満 > 日刊SPA! 2022/02/14 08:51

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>◆日本が国際社会で生き残るためには > 日本国が国際社会で生き残るために何をすればいいか。>ロシアのプーチン大統領の論文には「ウクライナの真の主権は、ロシアとの協力関係においてのみ可能であると私は確信している。 >私たちはひとつの民族なのだから」との言葉が  

 

日本の真の主権はアメリカとの協力関係においてのみ可能であると私は確信している。私たちは一つの信条 (民主主義) の持ち主だから.’ ということになるのかな。  

 

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> ちゃんとアメリカの属国になれ、と言いたい。 

 

そうですね。まぎれもなくアメリカの子分になることですね。無哲学・能天気では生き残れませんね。

自己の意思を示せば、当事者・関係者となる。示さなければ傍観者にとどまる。日本人には意思がないので、常に傍観者になる。序列関係のない深刻な事態に関しては高みの見物をしている。わが国は世界の中にあって、世界に属していない。日本人が当事者・関係者となるのは自己の属する序列に関する事柄だけである。  

 

>21世紀に入って、真面目にアメリカの属国をやったのは、小泉純一郎首相だけではないか。>あとは、中国の属国か、不真面目な属国だ。 

 

そうですね。日本人の無哲学・能天気では信頼が得られない。   

‘私は絶対に日本人を信用しない。昨日までの攘夷論者が今日は開港論者となり、昨日までの超国家主義者が今日は民主主義者となる。これを信用できるわけがない’  (あるアメリカの国務長官)   

 

> 911テロの時、小泉首相は即座に同盟国のアメリカを支持。 >「憲法上可能なことは何でもやる」と伝え、実行した。 >いわば、「アメリカ幕府の外様大名」として、「将軍家の一大事」に馳せ参じた。 >属国だろうが何だろうが、同盟の義務を果たした。 >代わりに日本が北朝鮮と交渉する際、アメリカは軍事的も含めた圧力を加えて日本に協力した。 > 国際政治は日本の戦国時代と同じ論理で動いている。>すなわち、「子分を守らない親分は、子分に見捨てられる」なのである。

 

そうですね。相互安全保障のあり方ですね。   

 

>◆今の日本は国(アクター)ではなく、土地(シアター) > 残念ながら、敗戦以後の日本は、地球上に国名ではなく、地名としてのみ残っている。 

 

我が国には活躍する人間がいなかったのですね。わが国は世界の中にあって、世界に属していない。   

 

>今の日本は国(アクター)ではなく、土地(シアター)なのだ。 >今すぐ大国(パワー)に戻るのが無理な以上、まずは小国に戻る道を真面目に模索すべきではないか。 >だから、現実を見据え、「アメリカの属国を真面目にやれ」と言っている。

 

そうですね。我々日本人には現実直視が必要ですね。    

日本人には意思 (will) がない。つまり、無心である。意思は英語の未来時制の文章内容であるが、日本語の文法には時制 (tense) というものがないので、日本人には意思がない。

意思のあるところに方法 (仕方) がある。Where there's a will, there's a way. 日本人には意思がない。仕方がないので無為無策でいる。おとなしい。優柔不断・意志薄弱に見える。能動がなくて受動ばかりの生活を送っている。だから戦時中は、玉砕するまで戦い抜いた日本兵であった。困った時には '他力本願・神頼み' になる。生きる力 (vitality) が不足している。

 ' やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かず' 山本五十六 (やまもと いそろく)

どうやら '指示待ち人間' ができあがったようです。  

 

> 戦後保守政治家の大半は、「いばらの道を歩むくらいなら、すべての周辺諸国の靴の裏を舐めても構わない。それが現実主義だ」と考えてきた。 

 

無哲学・能天気の人間ばかりですね。つかみどころがない。   

 

>果たして、それが現実か。>自分の運命を自分で決められない状況に甘んじ、何の努力もなさない。

 

そうですね。時流に流されてきましたね。我が国人は空理空論に生きるしかありませんでしたね。   

言語は伝達の手段であるばかりでなく、思考の重要な手段でもあります。ですから我々の考えの疎かな所は日本語のせいであることもあります。   

非現実 (考え) の内容は、英語の時制のある文章により表される。非現実の内容はそれぞれに独立した三世界 (過去・現在・未来) の内容として表される。その内容は世界観と言われている。これらの三世界は時制により構文が異なるので、同次元で語ることができない。それで独立した三世界になっている。この規則を the sequence of tenses (時制の一致) と呼ぶ。日本人の初学者が英論文を書くときに難渋する規則である。 

世界観は、人生の始まりにおいては白紙の状態である。人生経験を積むにしたがって、各人がその内容を自分自身で埋めて行く。自己の 'あるべき姿' (things as they should be) もこの中にある。来るべき世界の内容を語ることは、時代を先取りすることである。

自己のその内容 (非現実) を基準にとって現実 (things as they are) の内容を批判 (縦並びの比較) すれば、批判精神 (critical thinking) の持ち主になれる。批判精神のない人の文章は、ただ現実の内容の垂れ流しになる。全ての事柄は他人事になる。これは子供のようなものである。日本人も英米人も子供の時には非現実 (考え) の内容というものがない。だから ‘話を告げる’ (to tell a story) ということは、’作り話をする’ とか ‘嘘を吐く’ という風に受け取られて悪い子供とされている。この判定だけがわが国では一生涯続く。

日本語の文法には時制がない。だから、日本人には非現実を内容とする世界観がない。そして、日本人には批判精神がない。残念ながらマッカーサ元帥の '日本人12歳説' を否定できる人はいない。  

意見は比較の問題である。現実の内容と非現実の内容があれば批判精神が発揮できる。英米人の意見はこれである。これは縦並びの比較ということができる。建設的である。進歩が期待できる。希望が持てる。現実の内容だけであれば、その比較は '現実' '現実' の上下判断 (横並びの比較) になり、'どっちもどっちだ' がある。そこで、不完全な現実に囲まれて無力感に苛まれる。この種の比較は復讐に復讐を重ねる民族同士の争いの原動力にもなっていて進歩が期待できない。 

イザヤ・ベンダサンは、自著 <日本人とユダヤ人> の中で ‘自らの立場’ について以下のように述べています。   

何処の国の新聞でも、一つの立場がある。立場があるというのは公正な報道をしないということではない。そうではなくて、ある一つの事態を眺めかつ報道している自分の位置を明確にしている、ということである。 読者は、報道された内容と報道者の位置の双方を知って、書かれた記事に各々の判断を下す、ということである。 ・・・・日本の新聞も、自らの立場となると、不偏不党とか公正とかいうだけで、対象を見ている自分の位置を一向に明確に打ち出さない。これは非常に奇妙に見える。 物を見て報道している以上、見ている自分の位置というものが絶対にあるし、第一、その立場が明確でない新聞などが出せるはずもなければ読まれるはずもない。・・・・・ (引用終り)       

 

> 敗戦でアメリカの持ち物にされ、旧ソ連や今の中国が「それを俺に寄こせ」と小突き回し、北朝鮮や韓国にまで舐められる。 >それのどこが現実主義か。 >単なる現状主義ではないか。 

 

そうですね。わが国は時流の流れの中にいて泳ぐことに精一杯ですね。日本人は生真面目な性質ですね。   

 

>しかも、当のアメリカが「助けてくれ」と言っている時に。

 

義を見てせざるは勇無きなりですね。義とは筋道の通った正しい行いを言う。筋道とは、話 (非現実) の内容であるから、日本人には非現実の内容の理解が難しい。だから、日本人は呑気で鈍いように見える。       

 

>◆「ロシアとウクライナは同一民族だ」と主張するプーチン大統領 > もっとも、今のウクライナ問題では、アメリカの本気が見えない。 >しばらく様子見は結構だが、「臨戦態勢で待機」ほど難しいものはない。 >まずは飛耳長目、世界で何が起きているかを見極めることだ。 > 専門家が注目するのは、昨年7月にロシアのウラジーミル・プーチン大統領が発表した論文だ。 >プーチンは「ロシアとウクライナは同一民族だ」と主張、1000年の歴史を強調している。 >ウクライナの首都キエフは、ロシアにとって父祖の地。 >日本人にとっては、熱田神宮と愛知県が韓国にあるようなものか。 > なぜこの時期にプーチンがと考えるより、常に考えていたと解釈する方が良さそうだ。  

 

そうですね。プーチンの論文は彼の夢以外の何物でもありませんね。   

 

>◆プーチンにとって「失地回復」以外の何物でもない  > ソ連崩壊後、ロシアのボリス・エリツィン大統領を、アメリカのビル・クリントン大統領はコケにし続けた。 >90年代を通じたバルカン紛争の末に、エリツィンは子分のセルビアを守り切れなかった。>他のバルカン諸国は米欧の軍事同盟であるNATO入り。ロシアのくびきを完全に離れ、アメリカの庇護下に入った。>そしてNATOは東方拡大。 >こうした屈辱的な状態を背景に、ロシアの独裁者となったのがプーチンだ。 > プーチンは’08年北京五輪の時も、西側陣営に馳せ参じたグルジアに侵攻。領土を掠め取った。 >これにアメリカ抜きのヨーロッパは、なすすべがなかった。 >隙あらばと、’14年には、ウクライナからクリミア半島を奪いとった。 > 我々にとっては「侵攻」以外の何物でもなくとも、プーチンにとっては「失地回復」以外の何物でもないのだ。 

 

そうですね。失地回復ですね。     

 

>◆ウクライナは、西側諸国にとっての「盾」 > だが、西側諸国も一枚岩ではない。 >米英仏独といった西側の大国は、必ずしもNATOの拡大を望んでいない。 >ソ連や帝政ロシアに苦しめられた東欧諸国はNATOに入りたいだろうが、ロシアとの対峙は米欧にとっては迷惑な話でもある。  

 

そうですね。ロシアに対決するには米欧は精魂を使い果たす恐れがありますからね。ナポレオン、ヒットラーの二の舞になるのか。      

 

>だから、隣国のウクライナは、NATOにいれたくない。「盾」として使いたい。  

 

ウクライナはロシアとの緩衝地帯ですね。   

 

> 世界の覇権国家であるアメリカは、中国の台頭を脅威に感じている。>ヨーロッパの問題など、英仏独に任せておきたいのだ。 >中国に専念したい。>だから、中東にも不用意な手出しはしないし、アフガニスタンからも引きあげた。   

 

アフガニスタン軍自身が戦う意思のない戦争を米軍が戦うべきでない。米国の国益に合致せず、米国民が求めているものでもない。 (バイデン大統領)   

 

>そうしたアメリカの心理を、プーチンは突いた。 > 10万を超えるロシアの地上軍が、ウクライナに集結している。 >かつてない大規模な動員だ。 >戦になるか否か、本気度は地上軍を動員するか否かが最大の指標だ。 >今回のプーチンは、明らかな本気を見せている。  

 

ロシアの地上軍は強力でしょうね。   

 

> これに対し、アメリカも戦後初めて海軍をNATOの指揮下に入れた。 >ロシアを地中海に絶対に出さない、との姿勢だ。 >1万人に満たない数の小出しながら、陸軍の動員も決めた。 >遅まきながら、バイデンも舐められまいと身構えた。 

 

弱気を見せたらプーチンにやられますね。   

 

>◆ロシアに対峙する米欧を安全地帯で見守る中国  > 米欧は、ウクライナを本気で守る以外のあらゆる方法で支援するだろう。 >金を出す、兵器を渡す、戦い方を教える、国境の外に軍隊を集結させる、等々。  

 

そうですね。米欧はウクライナ支援の動きを見せていますね。       

 

> 中国は、グルジア侵攻の時と同じく「ウチはオリンピックの最中なので」と他人のフリだし、いざとなれば「ウチがオリンピックの最中に、貴様らは何をしている」と言える。 >安全地帯で、一の子分のプーチンが米欧を翻弄するのを睥睨(へいげい)しているだけで良い。 > ましてや、米欧がロシアに縛り付けられると、笑いが止まらない。 

 

中国はウクライナに関しては楽ちんですね。   

 

>中国の狙いは台湾。>米欧が束になってロシアの侵攻を止められないとなると、台湾への野心をむき出しにするだろう。 >ウイグルや香港など、中国共産党の私有物なのだ。助ける方法など無い。 >むしろ今の中国は他人の持ち物を奪おうとしているのだ。   

 

中国は中原 (ちゅうげん) に鹿を逐 () う伝統的な覇者の国である。だから、覇者の物語 '三国志' は、中国人の愛読書となっている。覇者は周辺諸国に覇権を打ち立てようとして傍若無人のふるまいをし、多大な迷惑をかけている。これは皇帝の時代も国家主席の時代も漢民族のメンタリティが同じであるから変わらない。漢民族は、自分たちの考えを示すために漢字を作った。しかし、彼らは外国人の考えを示すための漢字は作らなかった。だから、外国人に対して自己の内容を発信はできるが、外国人からの内容を受信することは難しい。独断専行に陥りやすい。印欧語族のインド哲学を経文 (漢文) に表すことが至難の業であることがわかる。漢文の書物をいくら読んでも外国人の考えは出てこない。だから、中華思想を堅持し自己中心的にならざるを得ない。周辺諸国を中国化することに専心してやまない。中国人が外国人の影響を受けて発想の転換 (paradigm shift) をすることは期待薄である。

・・・・・

中華 (ちゅうか)  [外国との交渉が少なかった時代に] 自国を、世界の中心にある、一番優れた国とみなしたこと。[狭義では、漢民族のそれを指し、またその呼称としても用いられる]    東夷 (とうい)  [東方の野蛮人の意] 昔、中国から見た東方諸国の称。[広義では朝鮮・沖縄を含み、狭義では日本を指した]     南蛮 (なんばん)  [南方の野蛮人の意] 昔、中国で、インドシナなど南海地方の諸民族の称。 西戎 (せいじゅう)  [西方の野蛮人の意] 昔、中国で、チベット族やトルコ族など西方の異民族の称。北てき (ほくてき)  [北方の野蛮人の意] 昔、中国で、匈奴 (きょうど)・韃靼 (だったん) などの遊牧民族の称。     

 

>◆同盟の最低条件は「自分の身を自分で守る力があること」 > アメリカが同盟国を守る力がないとなると、日本はどうなる? > どうなるかよりも、どうするかを考える時だろう。  

 

そうですね。自分自身の問題ですね。無為無策でありながら、他力本願・神頼みとは情けない。       

 

> 米欧と中露の違いは何か。   

 

国の良さは人民が決める。米欧には難民が押し寄せるが、中露には難民が押し寄せない。着の身着のままの人間でも行きたくない国はこの地上に確実に存在する。    

 

>「人を殺してはならない」との価値観が通じる国と通じない国だ。 >日本は明らかに「人を殺してはならない」との価値観の国々と生きるしかない。 >そして、同盟の最低条件は「自分の身を自分で守る力があること」だ。

 

そうですね。自分の身を処することのできない人は、何を言ってもダメですね。相手が信用しない。現実を変える努力をしない人の発言は絵空事にすぎないですね。       

 

>◆国際社会では軍事力がなければ何も言えない > ようやく「防衛費GDP2%」が話題になったが、それで間に合うのか? >いきなり核武装しろとは言わないが、国際社会での発言力は軍事力に比例する。  

 

実力者は圧力をかける。相手に圧力をかけられない国の発言は見逃されますね。日本人は議論が出来ないので、交渉は軍事力万能であると思い込むところが危険なところですね。      

 

>金が無ければ何もできない。>コロナはもちろん、景気回復もさっさと成し遂げ、軍事費を増やさないと何もできない。 > それとも、今までのようにすべての周辺諸国の靴の裏を舐め、「殴らないでください」とわびながら生きるのか? > 自分自身の問題だ。

 

そうですね。日本人には意思がないので、積極策が取れないのですね。この現実が日本人の苦しみですね。 世界観が無いので政治音痴になっている。  

「智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。兎角に人の世は住みにくい。」 (夏目漱石)

 

>【倉山 満】 >73年、香川県生まれ。 >中央大学文学部史学科を卒業後、同大学院博士前期課程修了。 >在学中より国士舘大学日本政教研究所非常勤職員を務め、’15年まで日本国憲法を教える。 >ネット放送局「チャンネルくらら」などを主宰し、「倉山塾」では塾長として、大日本帝国憲法や日本近現代史、政治外交についてなど幅広く学びの場を提供している。 >著書にベストセラーになった『嘘だらけシリーズ』のほか、9月29日に『嘘だらけの池田勇人』を発売     

 

 

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