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日本人の知的能力を増進するための提案をするブログです。

幸福度 3/3  

2021-04-05 16:01:39 | 文化

 

>今回の調査においてこの数値が低かった日本は、科学的な知見からも、世界との幸福度格差を解消していくうえでも、そして、日本人の幸福度そのものを高めるうえでも、「他人への寛容さ」が社会の課題であるといえるでしょう。

 

そうですね。我々日本人は日本語と英語の両言語を良く学び、思考における時制の大切さを十分に理解する必要がありますね。英語にある時制 (tense) を使った考え方を会得すれば、我々は自己の意思 (will) を明らかにすることも可能になるし、自分自身の世界観 (world view) を持つことも出来ます。さすれば我々は国際社会において相手の理解も得られ、未来社会の建設に協力することも可能になります。かくして、我々日本人は、人類の進歩に一層の貢献が可能になるでしょう。  

 

非現実 (考え) の内容は、英語の時制のある文章により表される。非現実の内容はそれぞれに独立した三世界 (過去・現在・未来) の内容として表される。その内容は世界観と言われている。これらの三世界は時制により構文が異なるので、同次元で語ることができない。それで独立した三世界になっている。この規則を the sequence of tenses (時制の一致) と呼ぶ。日本人の初学者が英論文を書くときに難渋する規則である。 

世界観は、人生の始まりにおいては白紙の状態である。人生経験を積むにしたがって、各人がその内容を自分自身で埋めて行く。自己の 'あるべき姿' (things as they should be) もこの中にある。

自己のその内容 (非現実) を基準にとって現実の内容を批判すれば、批判精神 (critical thinking) の持ち主になれる。批判精神のない人の文章は、ただ現実の内容の垂れ流しになる。これは、子供のようなものである。日本語の文法には時制がない。だから、日本人には世界観がない。そして、日本人には批判精神がない。残念ながらマッカーサ元帥の '日本人12歳説' を否定できる人はいない。  

意見は比較の問題である。現実の内容と非現実の内容があれば批判精神が発揮できる。英米人の意見はこれである。現実の内容だけであれば、'現実' '現実' の上下判断になり現実肯定主義の中に埋没せざるを得ない。日本人の場合はこれである。非現実の内容は人様々である。非現実の内容がなければあるのは現実だけで、その正解は一つである。日本人がともすれば異口同音の内容を語るのはこのためである。        

わが国のマスコミも現実の内容をただ垂れ流す。現実の正解はただ一つであるから、どんぐりの背比べで個性がない。それで、日本人は個人主義が何であるかを理解することが難しい。本人にも相手にも何を考えているのかわからない。だから、誰からも信頼されない。世界観に基づく協力者が得られないので社会に貢献する度合いが限られる。

 

『有能な人材が世界から日本に集まり、ここで世界に向けてサクセスストーリーが生まれるという国家を目指すべきです。 このための具体的な政策課題として (1)英語を第2公用語にする (2)定住外国人に地方参政権を与える (3)インターネットの接続料はじめ知的生産活動の基本コストを諸外国並みにする (4)日本の制度やシステムの中で国際基準と合致しないものを一括して見直す―の4点を提案したいと思います。』 (茂木敏充外務大臣)  

 

 

 


幸福度 2/3  

2021-04-05 15:42:05 | 文化

 

>□「選択できる実感」と「人とのつながり」が人の幸福度を高める >昨今、日本では度々「女性を軽視する発言」や「女性の社会活躍」が課題として取り上げられています。>また、貧富の格差から学業や就業において選択の幅が限られるなどの現象も起きています。>「人生で選択できる自由度」は、世界と比較するとまだまだ低いことがうかがえます。

 

日本語には階称 (言葉遣い) というものがある。だから日本語を発想する場合には、‘上と見るか・下と見るか’ の世俗的な判断が欠かせない。個々の序列関係をつなげてくと長い序列が出来上がる。日本中どこに行っても序列がある。だから、日本は序列社会である。上下判断 (序列判断) には、通常、勝負の成績が用いられる。近年では偏差値なども都合の良い資料として利用されている。わが国が学歴社会であるいうのも云うのも、単なる序列社会の言い換えに過ぎない。   

日本人の礼儀作法も、序列作法に基づいている。だから、序列社会の外に出たら序列なきところに礼儀なし (無礼講) になる。礼儀正しい日本人になる為には、世俗的な序列順位を心得ている必要がある。'人を見損なってはいけない' という想いが強迫観念の域に達していて、人々は堅ぐるしい日常生活を送っている。こうした観念は天皇制・家元制度・やくざの一家の構造にまでつながっている。

日本人は序列の存在を知れば、それが一も二も無く貴いものであると信ずる共通の序列メンタリティを有している。これは序列信仰の域に達しているが、日本人の尊敬は序列社会の序列順位の単なる表現に過ぎないため、個人的精神的な意味がない。下々の衆は上々の衆の祟り (仕返し) を恐れて神妙にしている。上々が無哲学・能天気である事については、下々にとって何ら気になることではない。だから、日本人の尊敬には浅薄さが付きまとう。   

 

>科学的にも、「人は『自分で選ぶことができている』と実感すると幸福度が高まる」ことがわかっていますから、この部分が世界との幸福度格差を埋めるうえで日本の課題であることは間違いないところでしょう。

 

そうですね。日本人には意思 (will) がない。意思は英語の未来時制の文章内容であるが、日本語の文法には時制 (tense) というものがないので、日本人には意思がない。

意思のあるところに方法 (仕方) がある。Where there's a will, there's a way. 日本人には意思がない。仕方がないので無為無策でいる。優柔不断・意志薄弱に見える。能動がなくて受動ばかりの生活を送っている。戦時中は玉砕するまで戦い抜いた日本兵であった。生きる力 (vitality) が不足している。困った時には '他力本願・神頼み' になる。

 ' やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かず' 山本五十六 (やまもと いそろく)  

 

>また、75年という長期にわたり「人の幸福度」について研究した「ハーバードメン研究」(ハーバード大学)では、人の幸福度に最も影響を与えるのは「温かな人間関係である」と結論づけています。 >この研究では、被験者268人を75年間追跡調査して、幸福度が高かった上位10%と、そうではない下位10%を比較しました。>その結果、明らかになった両者の最大の違いが「温かい人間関係」を人生で築くことができたかどうかだったのです。>さらに「温かい人間関係を築くことができた」トップ10%の人は、下位10%の人と比較して専門分野で成功した人が3倍多く、年収も高いという結果も出ています(『99.9%は幸せの素人』より)。>温かな人間関係を築くうえで必要となるのが、自分と意見が違う人たち、立場が異なる人たちの意見を聞き、どれだけ理解を示すことができるかという「寛容さ」です。 

 

見ることのできる内容は本当の事である。見ることのできない内容は嘘である。誰しも嘘つきにはなりたくない。だから、自分の頭の中にある非現実の内容は語らない。これが、日本人の思考停止の原因である。現実の内容は頭の外にある。だから、見ることが可能である。見ればわかる。だから、考える必要はない。これは楽ちんである。正解はただ一つである。これは人とアニマルが共有する非言語の世界である。非現実 (考え) の内容は頭の中にある。だから、見ることができない。それは、ただの話である。その内容を知るには文法に基づいて文章の内容を逐一理解しなくてはならない。これは、骨の折れる仕事である。だから、通常、日本人は理解をしない。忖度 (推察) で代用して済ませている。理解は人間だけが持つ言語の世界である。理解と忖度は似て非なるものであるから注意が必要である。忖度 (推察) は聞き手の勝手な解釈であるから、話し手には何の責任もない。たとえ両者の間に齟齬が存在しても議論にもならない。現実直視になっていないことを忖度の主に指摘しても、'だって、私は本当にそう思ったのだから仕方がないではないか' と懸命に反発するので取りつく島がない。かくして、日本人の対話は成立しない。思慮ある人は ’純粋によく現実を観察する’が、凡人は ‘期待したもの’ しか見ようとしない。

 

 

 

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幸福度 1/3  

2021-04-05 15:22:17 | 文化

        

>次代の活力源は? >365917         「世界56位」日本が幸福度ランキングで毎年惨敗する根本原因 >       時田 弘 ( 34 会社員 )        21/04/05 AM00

>リンク より引用です。

>・・・・・・・・・

>「幸福度」へのコロナの影響は限定的だった? >国連が世界各国の幸福度のランキングを示した「World Happiness Report 2021」を319日に発表しました。>日本は前年から4つ順位を上げたものの56位。 

 

日本はだんだんと良くなるのでしょうかね。  

 

>首位は4年連続でフィンランドとなりました。

>今回注目すべき点は、報告書の著者の1人、ジョン・ヘリウェル氏が「驚くべきことに、各国の人が自分の生活について評価した結果、平均としては幸福度が低下していなかった」と述べている点でしょう。  

 

流行病では幸福度は変化しないのですかね。   

 

>新型コロナウイルス感染症により、多くの人が日常生活にさまざまな制約を強いられてきました。>そのため、「幸福度は下がるのではないか」と広く予想された中で、これは意外な指摘であると受け止められました。 >報告では、新型コロナウイルスが人々の幸福度に対し、思ったほど大きな影響を与えなかった理由として、「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、全員に影響する共通の外的脅威だと大勢が見なし、それにより連帯感や仲間意識が高まったことが、理由の1つと考えられる」と指摘しています。 

 

連帯感・仲間意識により幸福度が保たれたのですね。一億総玉砕の時のようなものかな。     

 

>□新型コロナで連帯感、人々のつながりが向上した上位国 >これは、4年連続首位となったフィンランドを分析してみるとよくわかります。 >米ジョンズ・ホプキンス大学の集計によると、人口約550万人のフィンランドは新型コロナウイルス感染症による死者数は805人と、欧州諸国の大半の半分以下に抑え込むことができています(日本の死者数は8869人=322日現在)。>World Happiness Report 2021」では、フィンランドは「パンデミックの最中、人命と生活を守るのに役立つ、他者との相互の信頼関係に関する複数の指標で非常に高い順位を示した」と指摘しています。>ここから、新型コロナウイルスの幸福度への悪影響より、コロナ禍かで得た「他者との連帯感や仲間意識、つながり」のほうが、幸福度に大きなプラスの影響を与えたと理解できます。  

 

禍を転じて福となすですか。   

 

>□「自由度」と「寛容さ」が足を引っ張る日本

>World Happiness Report 2021」による世界幸福度ランキングは、主に次の6つの項目のアンケート調査を中心に選出されています。

>1.人口あたりGDP > 2.社会的支援(ソーシャルサポート、困ったときに頼ることができる人がいるか)>3.健康寿命 >4.人生の選択の自由度 >5.寛容かんようさ(過去1カ月の間にチャリティーなど寄付をしたかなど)>6.腐敗の認識(不満、悲しみ、怒りの少なさ、社会、政府の腐敗が蔓延まんえんしていないか)

>上位10カ国のうち9カ国が欧州であることから、調査項目の特性、文化的背景や国家の性格など欧州の国が上位に入りやすい傾向があるとの指摘もあります。

 

日本人が調査項目を作ったら、アジアの国が上位に入りやすくなりますかね。   

 

>また、たとえば日本人はアンケート調査で自己評価を低めに申告しがちで、この世界幸福度ランキングがどこまで正確なのか議論の余地もあります。

 

日本人は謙遜しますからね。他のアジア人はどうですかね。      

 

>その中でも確実にいえることがあります。>私たちの幸福度には、人生で何をするかを選択できる「自由度」と、相手を受け入れて人とのつながりを作る「寛容さ」が影響する──これは、心理学や幸福学などのさまざまな研究から間違いないところです。 

 

自由とは、意思の自由の事である。だが、日本人には意思がない。そして、日本人には恣意 (私意・我儘・身勝手) がある。恣意の自由は何処の国でも認められていない。’自由のはき違え’ となる。だから、日本人は昔からの ’不自由を常と思えば不足なし’ のままでいる。

 

>World Happiness Report 2021」の調査で、日本は調査6項目のうち、その「自由度」と「寛容さ」が上位10カ国と比べ低いことがわかりました。>日本が世界と幸福度格差を埋めるためのポイントは、「自由度」と「寛容さ」にあると科学的にもいえるでしょう。

 

そういう事になりますね。   

 

 

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