(略)
> 徴用工問題は三菱重工業を訴えたものだが、近場を見ても麻生財閥が8000人近い朝鮮人徴用工を働かせていた筑豊の麻生炭鉱しかり、山口県では宇部市の長生炭鉱(水没事故で137人の朝鮮人労働者が犠牲になった。遺骨収集すらされていない)しかり、収容所のような劣悪なたこ部屋に朝鮮人労働者を囲い込み、「人権」という言葉など入り込む余地すらないような環境で奴隷的労働に従事させていた事実はかき消すことなどできない。
そうですね。過去の事実から得られる教訓を現在に生かしたいですね。
>三菱重工業に限らず、麻生のような地方財閥に至るまでが朝鮮人労働者をこき使って戦争経済の受益者となり、今につながる資本の原始的蓄積を遂げたのである。
> 「国を奪い、家族を奪い、生命を奪い、言葉を奪い、名前を奪い、すべてを奪っていった。日本の帝国主義ほど野蛮なものはない」--。
>時折豪快な笑いも交えつつ語るSさんの言葉は重いものがあった。
>そして同時に、決して屈服などしていない在日朝鮮人としての誇りや強さを目の奥の鋭い眼差しに感じたのだった。
>私たちのような20~30代の記者たちが、日本人として知らなければならない歴史の真実を丹念に掘り起こし、嫌韓ブームなるものは「いい加減にせい!」と声を大にして指摘しなければならないのだと強く思った。
歴史の事実から得られる教訓を現在に生かしたいですね。
>朝鮮人を虐げた為政者の側の意識に染められて一緒になって対立を煽ったり、「お爺ちゃんは悪くない」の安倍晋三や麻生太郎と精神世界を共有し、彼らのルーツを正当化するのに加担するわけにはいかないのである。
我々は、過去の過ちを率直に認めたら良いですね。
> あの大戦で侵略をおこなった軍国主義の為政者どもが、近隣諸国に対して74年前のけじめをつけぬまま今日に至っている。
そうですね。
日本人は無哲学・能天気であるから ‘あるべき姿’ (things as they should be) というものがない。
'どのような状況にも普遍的に通用する真理や法則、基本概念や倫理がありうるという考え方が、日本にはほとんど存在しない。' (カレル・ヴァン・ウォルフレン)
だから、基準のない日本人には比較により結論を得ることができない。つまり ‘けじめ’ がつけられない。だから、うやむやに終わるのが常になる。
>戦後もシレっと息を吹き返して責任をとることなく、今度は原爆を投げつけたアメリカに絶対服従しながら、旧植民地に対しては占領者意識丸出しのまま今日に至っているのである。
これは、‘上と見るか・下と見るか’ の序列メンタリティによるものですね。
日本語には、階称 (言葉遣い) というものがある。世俗の上下判断の疎かな者は、日本語の日常会話にも差し支えるほど重要なものである。その上、日本人の礼儀作法は序列作法になっているので、世俗の上下判断に疎い者は、’礼儀正しい日本人’ にもなれない。
勝者に対する絶対服従は、日本人の序列作法にかなった行いである。
>統治機構しかり、メディアしかり、ドイツのように徹底的に打倒されて然るべき連中が、戦後のアメリカによる占領統治の都合から再登用され、現在につながる屈折した隷属国家をつくりあげてきた。
序列体制のわが国は、ドイツのようにはなりませんね。ドイツ人には意思があるから悪意もある。だから、悪意を打倒できる。
日本人には意思がない。戦時中の言動を糾弾したら無心の子供に自虐を強要す.することになる。日本人は、まだ12歳だからである。
日本人は鬼ヶ島で桃太郎に降参した鬼のようなものである。意思がなければ悪意は無い。
> そして、けじめをつけない文化はいまやあちこちで開花し、例えば福島爆発事故についても東電の幹部は誰一人として逮捕されず、原発を推進した自民党政治家たちも誰一人として責任を問われず、逃げ切りをはかる。>モリカケしかり。睡眠障害の甘利明しかり。小汚い斡旋利得罪疑惑の政務官しかり。
反省のない人たちには手が付けられませんね。
「桜の国の腹切り文化」はどこへやら。
気分・雰囲気を楽しむ余裕はないですね。
>けじめもなく、ろくでもない政治状況、経済状況が蔓延している。
政治哲学や経済哲学がないからでしょう。
>アベノミクスが弾けた後も、おそらくけじめなどつける気はさらさらないのだろう。
そうですね。現実は千変万化する。哲学 (非現実) が無ければ決着はつかない。垂れ流しは困ったものですね。
>どの世界にあっても、「戦犯」にはきっちりと責任を負わせることがいかに重要であるか、そのことを深く考えさせる。>反省がない者が開き直るのだ。
そうですね。日本人には意思がない。だから、加害者意識もない。罪の意識に苛まれて深刻な反省に陥ることもない。いつも朗らか。 過ちはエンドレスとなる。国際社会からの信用が得られない。 日本の問題 (The Japan Problem) である。
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