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日本人の知的能力を増進するための提案をするブログです。

岩田規久男氏  

2025-05-21 20:49:07 | 文化

SPA!   >「コメ価格2倍高騰」の裏に “JAの政治力”。 元日銀副総裁が明かす「減反政策の真実」と1700万トン生産の可能性   >日刊SPA! の意見・   >9時間・   

>令和のコメ騒動と言われて久しい。   

>コメ価格は昨年6月頃から値上がりを続け、農林水産省の発表によると、現在の全国のスーパーで販売されたコメの5キロあたりの平均価格は、4268円。   

>前年の同じ時期は2108円で、2倍以上に上昇している。   

>異常気象による収穫量減少や肥料・農業資材価格の上昇、国際的穀物価格の高騰から米需要のシフトが相まって急激な価格高騰が発生したーーというのがその背景だが、この状況を受け、政府は備蓄米放出により価格抑制を図ったものの、期待された劇的な価格低下には至ってない。   

>深刻な社会問題として我々の生活に深い影を落としているコメ価格の高騰問題だが、それに先陣を切って立ち向かうべき江藤農水相が「コメを買ったことない」と発言するなど、政治への不信にも歯止めがかからない。    

>そもそも、コメの価格を下げる政策は存在するのか。   

>元日銀副総裁の岩田規久男氏に聞いた(以下、岩田氏による寄稿)。   

>◆コメの価格が上がり続ける根本的原因

>米価高騰の根本的原因は減反政策です。   

>米価が天候による供給量の減少やインバウンドによる需要の増加程度で高騰するのは、コメが日本人の主食であるためです。   

>主食米に対する需要は価格が上昇しても大きく減少しないため、高価格が維持されるのです。   

>減反政策とは、この価格決定の特徴を利用して、わずかな供給量の減少によって、米価をつり上げる政策でした。   

>’17年に廃止されましたが、水田を畑に変えて麦などを栽培する農家を支援する転作補助金という“事実上の減反政策”が今でも続いています。   

>これを廃止し、すべての水田を主食米の生産に充てれば、1700tの生産が可能になります。   

>最近のコメの消費量は700t程度ですから、1000tを輸出できます。   

 

明るい未来が約束されていますね。   

 

>◆減反政策をやめることで起きること   

>減反政策をやめれば、零細規模の兼業農家がコメ生産から退出し、土地生産性の高い専業農家に土地が集約されます。   

>これにより供給量は増加し、米価は下がります。   

>中国ではすでに日本米が中国産米の10倍の価格で販売されるほどの人気を博していますが、米価が下がればコメは立派な輸出品になるでしょう。

 

有難い知見ですね。   

 

>平時は国内消費量を超えるコメを輸出し、不作時などには輸出を減らして国内消費に充てれば、米価の高騰を防げます。   

>これは輸出米を備蓄米とすることに相当しますから、備蓄のための税負担を大幅に軽減する政策でもあります。   

>現在、国民はコメの転作補助金、備蓄米およびミニマムアクセス米輸入のために、合計4500億円の税負担をしていますが、減反政策をやめれば、この負担もなくなります。   

>しかし、減反廃止によって、米価がある水準以下に低下すると、生産性の高い農家でも採算が取れなくなる可能性があります。   

>生産性の高い専業農家は1俵(約60㎏)当たり米価が1万円程度ならば、採算が取れると述べています。   

>そこで、例えば米価が1万円未満になったら、1万円と米価の差を補助して、専業農家を支援する政策が考えられます。   

>これは、欧州各国が採用している、「直接払い方式」と呼ばれる政策です。   

>◆政策が実施できない理由はJA(農協)の政治力の強さ    

>ただし、零細規模の兼業農家は国民の平均所得程度の所得がありますから、直接払いの対象としません。   

>制度・規制改革学会有志の試算では、必要な直接払いは、1500億円程度です。   

>したがって、差し引き、国民の税負担は3000億円程度減少します。   

>このような政策が実施できないのは、JA(農協)の政治力が強いためです。   

JAは高い米価の販売から高い手数料収入を得るとともに、高米価で温存された零細兼業農家の勤労所得から預金を集めて収益を上げています。   

>この状況を打ち破るには、国民が減反政策の意味を真に理解し、反対の声を上げ、減反廃止を掲げる有力な政党が現れることが不可欠です。   

 

そうですね。議員の理解と有権者の真の理解が必要ですね。

日本人には、あっけらかんとした世界の中で、ドライに割り切るセンス (判断力) が必要ですね。      

 

>つまり、「事実上の減反政策を廃止すれば生産が増えて価格は下がる」が、コメの価格を下げる政策といえるのです。    

 

そうですね。    

 

>【岩田規久男・元日銀副総裁】   

>東京大学大学院経済研究科博士課程退学。   

>上智大学名誉教授、オーストラリア国立大学客員研究員などを経て、’13年に日本銀行副総裁に就任。   

>’183月まで務め、日本のデフレ脱却に取り組んだ経済学の第一人者。   

>経済の入門書や『「日本型格差社会」からの脱却』(光文社)、『自由な社会をつくる経済学』(読書人)など著書多数   

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


真に必要なスキル

2025-05-21 04:46:51 | 文化

>プレジデントオンライン   >「生活」を人質に取られている日本人が多すぎる「目立ちたくない、でも特別にないりたい人」に真に必要なスキル   >岸見一郎によるストーリー・   >23時間・   

>だれもが特別であろうとする。   

>だが、どうすれば特別な存在になれるのか。   

>アドラー心理学の研究者として知られる岸見一郎さんは「皆と同じにならないために特別である必要はない。   

>必要なのは、自分の考えを主張できることだ」という――。   

 

そうですね。考えの内容は人人により違いますからね。   

 

>※本稿は、岸見一郎『「普通」につけるくすり』(サンマーク出版)の一部を再編集したものです。   

>同調圧力との闘いは高校時代から始まっている   

>就職活動のときに特別であろうとする人には、根深い「他者の目への意識」が存在しています。   

>そんな人は採用後、本当に必要な場面で、自分の考えを主張しなくなります。   

>いわゆる「同調圧力」を感じ、周囲と同じように考え、行動しなければならないという圧力から、自分に蓋をし主張しなくなるのです。   

>高校生のとき、私は授業中によく先生に質問をしていましたが、終業の時間が迫っていると、質問をすることは他の同級生に歓迎されませんでした。   

>休み時間が短くなるからです。    

>しかし、質問するのはわからないからであり、先生が質問に丁寧に答えるのは教育的に当然のことです。   

>それでも、「もう質問するのはやめておけ」という同級生の圧力をひしひしと感じました。    

>社会に出てからも同じことが起こります。   

>上司がしていることや、会社がしていることがおかしいと思っても、誰も何も言わなければ波風は立ちません。   

>しかし、その結果、社員が不利益を被ったり、会社は儲かっても社会的に有害な仕事をしたりしてしまっていることがあります。   

>上司が不正を働いていることもあるかもしれません。   

>実際、そんなことは許されないだろうと思うようなことは、働いているといくらでも目につきます。   

>「生活」を人質に取られると沈黙を守る    

>それでも、皆と違うことをして目立つことを恐れ、会社から目をつけられたくないという理由で何も言おうとしない人はいます。   

>内部告発をして不利益を被った人を見ると、ますます声をあげるのが怖くなるでしょう。    

>目立たないために何もしないのではなく、皆と同じことをしなければならないこともあります。   

>飲み会や何かのイベントに参加するよう上司から言われたときに、皆が参加しているのに自分だけが断ると目立つと考え、仕方なく従ってしまうことなどです。   

>黙っていてはいけないと思っているのに同調圧力に屈する人は、それでも自分の考えを持っています。   

>しかし、初めから皆と同じことをしようと決めている人は、上司が言っていることが理不尽だとも思わないかもしれませんし、言うべきなのに言えないというような葛藤も感じないかもしれません。    

>学生の頃から常にいい成績を収めてきた人であれば、目立ってはいけないのではないかと悩むことはないでしょう。   

>むしろ、自分が有能であることをアピールして頭角を現そうとするかもしれません。   

>そのような人でも、出世するのに不利とわかれば何も言わなくなってしまいます。    

>哲学者の三木清は、次のように言っています。   

>「部下を御してゆく手近な道は、彼等に立身出世のイデオロギーを吹き込むことである」(『人生論ノート』)   

>イエスマンばかりの組織は衰退への一本道   

>今の若い人は「立身出世」を願っていないかもしれませんが、生活を人質に取られていると、波風を立てることで職場に居づらくなることを恐れます。   

>上司が自己保身に走る部下を「御する」のは容易なのです。   

>しかし、上司の発言が理不尽なら、他の人が何も言わなくても、黙っていてはいけません。   

>声をあげれば皆と同じではいられなくなるかもしれませんが、同調圧力に屈することなく、「自分」で何をするべきかを判断でき、必要な行動を起こせることがあなたの人生では大事なのです。   

>組織全体のことを考えても、皆が同じことしかしない、同じことしか考えないような組織、また、人と違ったことを考えることが許されないような組織は発展しません。   

>独創的な仕事が生まれてこないからです。    

 

そうですね。   

 

>上司は後進に教える責任がありますが、後進が上司の言うことをそのまま受け入れるだけでは十分ではありません。   

>たとえ上司が優秀であっても、常に正しいことを言うとは限りません。   

>だからこそ、部下も自分で考え、必要があれば質問し意見を伝えられなければなりません。   

>長く行われてきた慣習でも、時代や社会の変化に合わせて改めなければならないことはあります。   

>提案しても受け入れられないことはありますが、それでも誰も自分の考えを主張しなければ組織は変わりません。   

>「誰が」ではなく「何を」言ったかに注目する    

>自分の考えを主張できないような空気が職場にあると考えている人がいるとすれば、それは自分の考えを主張しないことの理由を職場の空気に求めているだけです。   

>まず、「誰」が言ったかではなく、「何」が言われているか、話の中身だけに注目し、それが正しいかどうかを検討できるようにならなければなりません。   

>一人でも違うことを始めれば、職場の空気は変わります。   

>そのためには、自分の発言を正しく伝えることだけに集中し、どう思われるかを恐れてはいけません。   

>「自分が」どう思われるかを気にするのではなく、発言内容が吟味されると思えれば、恐れる必要はありません。   

>発言を批判されるような職場であれば、誰も発言しなくなります。   

>批判するのではなく、発言内容自体について皆で検討する場になれば、意見交換は活発になります。    

>他の人が発言したときには、発言内容にだけ注目し、同意できないときには、それに代わる自分の考えを主張すればいいのですが、誰の発言かに注目すると、反対意見を述べづらくなります。   

>では、上司にどう反論すべき?   

>具体的にどうすればいいかといえば、たとえば上司に反論するときは、「上司」に反論するのでなく、上司の「発言」に反論しようとしていることを明らかにするために、次のように言うことができます。    

>まず、発言に対して賛否を明らかにし、その理由を丁寧に説明します。   

>他の人の発言を促すのであれば、「以上の理由から私は反対(もしくは賛成)ですが、皆さんはどうお考えですか」というふうに、最初に主張した人に返さないで、全体に意見を投げかけることが大切です。   

>次に、自分が優秀であること、特別であることを認められたいと思って発言してはいけません。   

>これは誰が発言しているかに注目させることになります。   

>自分がどう思われるかではなく、自分が所属する組織よりも大きな共同体のことを考えなければなりません。   

>自分が所属している組織が利益を得ても、地域社会、国家、さらに世界が不利益を被るようなことがあれば、どう思われようとこれでいいのかと問題を提起しないといけないのです。    

>他者そのものに関心を向けられる人になる    

>異論があっても何も言わず、言うべきことがあっても言わないようになれば、組織は閉ざされた共同体になってしまいます。   

>皆と同じにならないために特別である必要はありません。   

>必要なのは、自分の考えを主張できることです。   

>皆と同じであろうとする人も、特別であろうとする人も、結局のところ自分にしか関心がありません。   

>つまり、人からどう思われるかということばかり考えています。   

>しかし、人からどう思われるかを気にせず、言うべきことを言える人は、他者の評価ではなく、他者そのものに関心を向けているのです。    

>言うべきことを言えば、他の人からよく思われないかもしれません。   

>しかし、たとえそうなったとしても、自分の考えを主張し間違いを正すことが他の人にとってためになると考えられるのです。   

>また、特別であろうとする人は他者に認められなければならないと考えますが、特別であろうと思わなくても、優れた仕事をすれば認められます。   

>もちろん、時代を先駆けしすぎていて認められないことはありますが、特別であること、他者に認められることを目標にしてなされた仕事はいい仕事にはなりません。   

---------- 岸見 一郎(きしみ・いちろう) 哲学者 1956年京都生まれ。   

>京都大学大学院文学研究科博士課程満期退学(西洋古代哲学史専攻)。   

専門の西洋古代哲学、特にプラトン哲学と並行して、アドラー心理学を研究。   

>本書執筆後は、国内外で多くの“青年”に対して精力的に講演・カウンセリング活動を行う。    

>ミリオンセラー『嫌われる勇気』『幸せになる勇気』(以上、古賀史健氏との共著)をはじめ、『困った時のアドラー心理学』『人生を変える勇気』『アドラーをじっくり読む』など著書多数。   

----------   

 

子供には現実 (事実) ばかりがあって非現実(哲学・考え) がない。

英米流の高等教育は子供に哲学を獲得させるための教育である。

英米流の高等教育は子供を大人にする為の教育である。

子供が思春期になって、言語能力が飛躍的に増大するのを待って高等教育が行われる。

 

英語の文法には時制 (tense) というものがあって独立した非現実の三世界を表現することができる。

未来時制の構文を使えば自己の意思を表すこともできるようになる。    

自己の意思を表すと加害者意識も経験することになる。

それが高じて罪の意識も理解できるようになる。罪の告白も可能になり入信する人もいる。   

深い反省にも陥ることもあるので原因の究明が行われる。     

事故の原因究明がうやむやにはできない様な心構えになる。

 

魂の救済を必要とする人も出て来る。   

贖罪のための宗教 (キリスト教) も重要になる。   

こうした過程を経て浅薄な人間が思慮深い人間に変身する。   

だからどこの国でも高等教育に力を入れることになる。   

 

哲学は非現実 (考え) の内容であるから、思考を停止している日本人には縁がない。

日本語は現実の内容だけを話す言語である。写生画の言語であるとも言われている。   

日本式の判断だと見ることのできる内容は本当の事である。見ることのできない内容は嘘である。   

だから現実の言葉 (日本語) を話す人が非現実を語る学習をすると常に失敗する。   

嘘ばかりついていては学習に力が入らない。だからわが国は英米流の高等教育の導入に失敗した。何処の国も日本に我が子の高等教育の成果を期待する親はいない。  

 

今の地球はアングロ・サクソンの支配体制にある。哲学が相手を引き付けて人々の尊敬を得る。アフリカ系米国人はアメリカの大統領になった。インド系英国人は英国の首相になっていた。これらは高等教育の賜物である。インド人は印欧語族であるからアングロ・サクソンと相性が良い。   

 

当の日本人の若者はいまなお序列競争にうつつを抜かしていて、教育内容の吟味などする余地はない。   

難関出身者が序列社会で優位に立つことばかりを気にしている大型の子供たちである。

世界に対する注意力不足で井の中の蛙になっていて、国際取引で印欧語族を取引相手にして苦戦を強いられることになる。   

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  


ウィリアム・スポサト氏  

2025-05-21 01:36:24 | 文化

>ニューズウィーク日本版   >トランプは日本を簡単な交渉相手だと思っているが...米メディアが指摘する日本の「したたかさ」   >ウイリアム・スポサト (ジャーナリスト) によるストーリー・   >6時間・   

><日本をなめているトランプだが、日本は198090年代の関税バトルを乗り越えてきている。   

>日本を思うがままにするのは簡単ではないだろう>   

>世界中の国に対する法外な関税を宣言した上で、2国間交渉で自分たちに有利な合意を引き出そうとするトランプ米政権。   

>その中で日本を真っ先に交渉する相手の1つに選んでいるのには、十分な理由がある。   

>言いなりになりやすい(ように見える)日本と早い段階で話をまとめて、より手ごわい相手との交渉に弾みをつけようというのだ。   

>だが、198090年代の日米貿易摩擦を組織として記憶する日本の官僚機構は、そう簡単には思いどおりにならないだろう。   

>ドナルド・トランプ大統領が日本に突き付けた追加関税は24%。   

>自動車部品は25%だ。   

>ただ、実務的な詳細はまだはっきりしない。   

>日本の石破茂首相は4月初旬、トランプ関税を「国難」と位置付け、「与党のみならず野党も含めた超党派で対応する必要がある」と危機感を示した。   

>これはまさにトランプが望んでいた反応だ。   

>実際、50カ国以上がアメリカと貿易合意を結びたくて必死だと、当初は自慢していた。   

>日本は必死でアメリカのご機嫌を取ってくるはずだと、アメリカが予想するのには理由がある。   

>まず日本は長年、莫大な対米貿易黒字を抱えてきた(2024年は685億ドルに上る)。   

>それに日本の輸出産業は、20年以降で25%も進行した円安の恩恵を受けてきた。   

>だから関税コストの一部または全部を吸収する余裕が十分あるというのだ。   

>少なくともこの点では、関税はアメリカの消費者ではなく外国のサプライヤーに対する課税だというトランプの主張にも、一理ある。   

>なにより日本は、アメリカの核の傘を必要としている。   

>中国の軍事力が拡大するなかでは、なおさらだ。   

>自動車業界がターゲットになっていることも日本にとっては問題だ。   

>日本の自動車メーカーはよく、「われわれは既にアメリカのよき企業市民だ」と主張する。   

>実際、616億ドル以上を投じてアメリカに工場を建設した結果、アメリカで生産される自動車の3分の1以上が日本のブランドになった。   

>米有権者に分かりやすい標的   

>だが、日本の自動車メーカーの北米における売り上げのかなりの割合を、今も輸入した部品や車が占める。   

>日本の対米輸出の約30%は自動車や自動車部品だ。   

>これには年間150万台の自動車が含まれる。   

>それだけに25%の追加関税なんてあり得ないと、日本側は考えてきた。   

>だが、自動車業界は米政府にとっても重要分野だ。   

>日本車は1970年代以降、米市場で圧倒的な成功を収めてきたから、有権者にとって分かりやすいターゲットでもある。    

>トランプ政権には、「チキンタックス」という前例もある。   

63年にヨーロッパが安いアメリカ産鶏肉に関税をかけたところ、米政府が小型トラックなど4品目に25%の関税を課した。   

>世界中で大人気のトヨタ自動車のピックアップトラックを、アメリカでほとんど見かけることがないのは、このためだ。   

>だが、日本には強力な切り札がある。   

>外貨準備の大部分を占めるとされる11260億ドルの米国債だ。   

>日本は世界最大の米国債保有国で、第2位の中国の保有額(7840億ドル)を大きく引き離している。   

>日本政府高官らは当初、米国債を売却するつもりはないと主張していた。   

>自民党の小野寺五典政務調査会長は413日、「同盟国なので、アメリカの国債を意図的にどうするかを政府として考えることはない」と語った。   

 

日本とアメリカは一蓮托生の関係にありますからね。日本がアメリカ国債を手放すことはないでしょう。      

アメリカは沢山の難民が押し寄せる人間の本質に合った国柄です。我が国はアメリカと良い関係を保ちたいものですね。   

 

>だが、加藤勝信財務相は、米国債の売却は「(交渉の)カードとしてはある」と述べたことがある(後日、「米国債の売却を日米交渉の手段とは考えていない」と改めて強調したが)。   

>日本政府は過去にも、米国債の売却をちらつかせたことがある。   

>アメリカで日本製の自動車やテレビが売れまくり、日米貿易摩擦が悪化していた19976月、当時の橋本龍太郎首相は米コロンビア大学での講演で、「われわれが財務省証券を売って金に切り替える誘惑に負けないよう」、アメリカも協力的な姿勢を示してほしいと発言し、市場を仰天させた。   

>今回の日米交渉で、どちらにとっても恩恵になる合意がまとまる可能性はある。   

>例えば、現在の円安が行きすぎである点では、日米の認識は一致している。   

>円安については共通認識   

>確かに大幅な円安は、日本の多国籍企業が利益を確保するのを助けてきたが、同時に急激な物価上昇を引き起こしてきた。   

4月の消費者物価は、日本銀行の2%目標を大きく上回る3.4%の上昇だった。   

>約30年にもわたり安定した物価(それどころか一部下落)に慣れ親しんできた消費者にとっては、大きな不満の種になっている。   

>では、日本はトランプ政権との交渉で、何を譲歩すればいいのか。   

>容易に考えつくのは、輸入米の拡大だ。   

>日本ではこの1年、米の小売価格が2倍に跳ね上がっているため、輸入米の拡大は消費者にも理解されやすい。   

>トランプ政権にとっても、日本の伝統的な聖域を打ち崩した大勝利としてアピールできる。   

>一方で、日本でアメリカ車(アメ車)の販売が振るわないことが問題になれば、厄介なことになるかもしれない。   

>この問題はアメリカの歴代大統領も取り上げてきた。   

>故安倍晋三元首相の『安倍晋三 回顧録』によると、バラク・オバマ元米大統領は2014年の訪日時に、「アメリカの車を(街中で)1台も見ていない。   

>何とかしてもらわないと困る」と安倍に迫ったという。   

>安倍は「アメ車に関税などかけていない」と反論したが、オバマは「非関税障壁があるから、アメ車が走っていないのだ」と詰め寄ったとされる。   

>日本でアメ車が走っていない理由はたくさんある。   

>日本の自動車販売台数は年間440万台と世界第4位だが、このうち35%は狭い通りを走るのに適した低出力の小型車や小型トラックであることもその1つだ。   

 

そうですね。日本の狭い通りはアメ車に対する強固な非関税障壁でしょうね。   

 

>いずれにしろ、日米交渉の結果、なんらかの合意がまとまるのは間違いない。   

>交渉決裂という選択肢は、アメリカにも日本にもあり得ないからだ。   

>そして日本の官僚が関与するときの典型的な発表がなされる。   

>すなわち、アメリカが勝ったような印象を与える報道が飛び交い、大規模投資計画が発表される。   

>ただ、最終文書をよく読むと、日本経済や輸出業者にほとんど影響はない......。   

>一部の日本の経済学者は既に、貿易合意は見かけ倒しに終わるとの予想を示している。   

>「日本に対する関税措置の影響は限定的に抑えられる可能性がある」と、千葉大学の伊藤恵子教授は最近、記者団に向けて語った。   

>従って、コロコロ変わる「アメリカの関税政策に振り回される」べきではないというのだ。   

>それよりも大きな問題は、世界的な景気後退リスクだと伊藤は考えている。   

>「もっと心配なのは、世界的な貿易の縮小だ。   

>そうなれば世界経済の停滞につながる恐れがある」   

From Foreign Policy Magazine   

>ウィリアム・スポサト(ジャーナリスト)   

 

 

 

 

 

 

 

 

 


後悔  

2025-05-20 03:38:10 | 文化

>オトナンサー   >子どもの教育で「後悔していること」は? 親500人回答「好きなことをさせなかった」「干渉しすぎた」を上回った1位は?    >オトナンサー編集部の意見・   >6時間・   

> オンラインイラスト教室を運営するアタム(東京都港区)が、「子どもの教育で後悔していること」についての調査を実施。   

>その結果をランキング形式で紹介しています。   

>【17位】「えっ…リアルすぎ…」 子どもの教育で「後悔していること」TOP7を全部見る!   

> 調査は202541428日、子どもがいる男女500人(女性395人/男性105人)を対象にインターネットで行われました。   

2位「子どもの可能性を潰してしまう」こと    

> 3位は「好きなことをさせなかった」(9.4%)でした。   

>回答者からは「最近になって本人が『本当は違うことをやってみたかった』と話すようになり、もっと早く気持ちをくんであげればよかったと後悔しています」(30代女性)、「本人の希望は真剣に考えず両親の独断で習い事をさせたので、行きたがらないことが多かったです。   

>後で本人に『無理やり行かされた』と言われて、子どもの可能性を潰したことに気づいたので、今後は他の面でも自由にさせてあげようと思います」(50代以上女性)といった声が寄せられたとのことです。   

> 2位には「干渉しすぎた」(10.0%)がランクイン。   

>「何をするにも、自分で考えるより先に『何したらいい?』と聞くようになってしまった。   

>失敗を怖がって、積極性に欠ける性格になってしまった」(30代女性)、「厳しく干渉しすぎたかもしれない。   

>引っ込み思案気味で、失敗を恐れる性格になってしまった。   

 

序列競争の社会は減点主義ですからね。無理もない。      

 

>本当は、もっとたくましい性格で、明るく積極的になってほしかった」(50代以上男性)といったコメントがあったということです。

> そして、1位は「早期教育すればよかった」(16.6%)でした。   

>「英語の勉強をもっと早くから始めておけばよかった。   

>先に日本語をしっかりと思っていたので4年生の頃から始めたが、聞き取りの能力は落ちているようで、なかなか発音が身に付かない」(40代女性)、「中学時代は部活優先でと思っていましたが、もう少し早めに塾に通わせていればよかったと思います。   

>結果的にはなんとか志望校に合格できたのですが、もう少し早く塾に通っていれば、受験中にもう少し楽だったのかなと感じています」(40代男性)などの回答が集まったとのことです。   

>オトナンサー編集部   

 

日本人の記事は実況放送・現状報告の内容ばかりで、読者のためになる所が少ない。‘それでどうした、それがどうした’の問いに答えを出せる人が必要である。我々は自己の見解を述べる教育を受けてこなかった。自己の見解を示せば学位 (博士号など) が得られる。自己の見解を含まない発言には価値が少ない。我が国には社会の木鐸 (ぼくたく世の人を教え導く人) が必要である。そうでなければわが国は迷走し続けて、いつまでたっても何処にも到達しない。だから、若者にも夢と希望を与えることがない。

イザヤ・ベンダサンは、自著 <日本人とユダヤ人> の中で ‘自らの立場’ について以下のように述べています。   

何処の国の新聞でも、一つの立場がある。立場があるというのは公正な報道をしないということではない。そうではなくて、ある一つの事態を眺めかつ報道している自分の位置を明確にしている、ということである。 読者は、報道された内容と報道者の位置の双方を知って、書かれた記事に各々の判断を下す、ということである。 ・・・・日本の新聞も、自らの立場となると、不偏不党とか公正とかいうだけで、対象を見ている自分の位置を一向に明確に打ち出さない。これは非常に奇妙に見える。 物を見て報道している以上、見ている自分の位置というものが絶対にあるし、第一、その立場が明確でない新聞などが出せるはずもなければ読まれるはずもない。・・・・・ (引用終り)     

 

変えることのできない身分制度。夢も希望もない世の中。  

変えることの可能な学歴社会。日本人は学歴に望みを託した。これは学問に名を借りた序列競争である。   

「過去に自分自身、教育熱心な親のせいで不登校になり苦労した。・・・あまりに度が過ぎると子どもがぐれ、・・・罪を犯す・・」戸田佳孝容疑者(43) 

序列は日本人に生涯付いてまわる。それは日本語文法に階称 (言葉遣い) があるからだ。人間序列は没個性に基づく比較である。だから、個性教育の大敵である。自己実現を妨げる。   

礼儀正しい日本人になることも難しい。日本人の礼儀作法は序列作法になっている。だから倫理道徳に欠けている。  

 

 

 

 

 


頭のいいリーダー  

2025-05-18 14:56:24 | 文化

>ダイヤモンド・オンライン   >「古くて非効率」を切り捨てる頭のいいリーダーの組織が成長しない納得のワケ   >倉本圭造によるストーリー・   >6時間・   

>経営コンサルタントで思想家の倉本圭造氏は、若い頃は徹底した個人主義で、日本的な制度や雰囲気が大嫌いだったという。   

>だが、高校時代に体験したできごとによって徐々に考えを変えざるを得なくなった。   

>同氏によれば、日本社会においても個人主義と伝統的なものが拮抗(きっこう)しており、経済にも影響を及ぼしているという。   

>※本稿は、倉本圭造『論破という病「分断の時代」の日本人の使命』(中公新書ラクレ)の一部を抜粋・編集したものです。   

>震災のときに体感した「義理の連鎖」の存在   

> 私の過去の本などでも時々述べていることですが、私は中学生ぐらいの時に明確に“左翼”を自認していて、日本社会的なアレコレがとにかく心底嫌いな人間でした。   

> 天皇制にも反対でしたし、敬語というシステムがあるがゆえに日本人は「個人」ではなく「立場」でしか物事を見られない無責任体制を続けてしまうのだ、とか怒っていましたし、そういう自立した近代的個人みたいな理想像からするとバカバカしく見える日本社会のあらゆる要素を、消え去るべき因習だと憎悪していました。   

> たまにSNSで若い人が「挨拶って必要か?」みたいな放言をして袋叩きに遭っていますが、ああいう感じの「個人から見た合理性」の原理主義者、みたいな感じだったわけですね。   

> しかし、その後、高校1年生の時に阪神・淡路大震災で被災し、人工的に作られた社会秩序が突然その外側からの一撃でたやすく崩壊することや、しかしその崩壊した傷を、厳密な意味での個人主義の外側にある大きな生命的な助け合いの連鎖が、強烈な集合的意志をもってモクモクと自己修復していく様子に衝撃を受け、徐々に考えを変えざるをえなくなりました。   

> 高速道路の高架が崩れたり、かなり高いビルが丸ごと横倒しになったり、家の近所がワンブロック全て焼け野原になったり……そんな崩壊した日常生活の向こう側から、それでも治安を保ち、必死に助け合う動きが立ち上がってくる日本社会の分厚い「義理の連鎖」の存在を体感したのです。   

> また、高校では、全国大会に出場した回数がその時点で最多という伝統が“売り”な音楽系の部活に入り、その中心人物になったりして、これもまた考えを変えざるえない体験となりました。   

> 進学校とはいえ普通の公立高校なので、新入部員の特に男子は未経験どころか「楽譜も読めない」方が普通……という状態から自分たちはスタートする一方で、関西大会には、音楽科の生徒が集まって出てくるようなライバル校もいる。   

>「普通に考えたら勝てるわけないじゃん」的な感じなのになぜ毎年安定して勝ち、全国大会に行けてしまうのか?   

>「ハグレモノの個人主義者」としてしか生きてこなかった自分にはそのことが本当に不思議でした。   

>ほっといたら堕落する人を共通目的に向かわせる仕組み   

> 幼い頃から音楽の英才教育を受けた存在以外の、「“そこらへんにいる普通のお兄ちゃんお姉ちゃん”みたいな存在を、たった3年間で“イッチョマエ”に全国大会レベルで活躍できるように仕立てる」メカニズムの背後には、それまでの自分が憎悪してきた日本社会の因習にしか見えないものが重要な役割を果たしていることを知ったわけです。   

> 具体的にいえば、ほっといても頑張れる人というのは世の中のうち一握りだけであり、ほうっておいたら果てしなく堕落しちゃう人を、無理なく1つの共通目的に向かわせるための「有形無形の仕組み」が社会には必要なのだ、ということです。   

> そして、バリバリの知的な個人主義者から見ると心底許せないように見える因習の中には、ほうっておいたら果てしなく堕落しちゃう人を、「イッチョマエ」の存在に無理なく押し上げる儀式的価値のようなものが組み込まれているのです。   

> 部活でいえば、地区大会に向けて雰囲気を盛り上げるため下級生が準備するイベントのようなものが色々と組み込まれていたりする。   

> その苦労があまりに過大なら負担軽減するべき……なのですが、いざそういう苦労がゼロになると、人間はダラダラした日常の延長では、「大会」という勝負事に向かうメンタルを高めていくことができないのです。   

> 結果として、伝統の力が息づいていた昔なら考えられなかったようなミスが頻発して冷や汗をかいたりすることになる。   

> 色々な深い配慮が組み込まれた因習は、ものすごくやる気に溢れた自律的な個人以外も「イッチョマエ」に活躍できるようにする深遠なパワーを持っているんですね。   

> とはいえ、そういうことがちゃんとわかったのは卒業後だいぶんたってからでした。   

>狭義の合理主義者の改革が集団が持つ本来の強みを崩す   

> 実は、私は自分が3年生になって実権を握ったところで、因習に見えたありとあらゆるものを全部廃止していったのですが、そうするとその後嘘みたいにその部活が弱体化してしまい、かなりの長期間にわたって「誰も知らない無名の高校」になってしまうという体験をしたのです。   

> 逆に、最近はまたその母校の部活は安定して全国大会に出られるようになってきて、シーズンが来るたびに同窓会LINEグループが大騒ぎになるのですが、それはOGにあたる卒業生の女性が赴任して顧問になり、強い思いを持って取り組んでくれたからでした。   

> 個人主義者で(狭義の)合理主義者みたいな存在からすると、憎らしくてたまらない“何か”によって支えられている共通善のようなものがあるのだ、と痛感せざるをえない体験をしたわけですね。   

> この「狭義の合理主義者がよかれと思ってやること」が、その集団が持つ本来的な強みを掘り崩していってしまうようなことは、私が外資系コンサルティング会社に入ってからする仕事の中でも、全く同じトーンで全く同じ過ちをしているようで、ヒヤヒヤさせられる課題となりました。   

> 最善を目指して徹底的に考え、間違いない作戦を実行しようとしているはずなのに、砂を掴んだ手のひらから砂がサラサラとこぼれ落ちてしまうように大事な“何か”を取りこぼしているような感覚。   

> 日本で働いていると、そういう謎の焦りを感じたことはありませんか?   

> その根本的なすれ違いをいかに克服していくかを考えないと、押しあいへしあいになってしまい、どこにも進めなくなります。   

> アメリカのように単純な合理性を徹底的に隅々まで追求するだけでは勝てないという宿命を、日本は負っているのです。   

> そのあたりの事情を深掘りしていきながら、日本が本当に変わっていくために何が必要なのかを考察することにします。   

>個人主義の「水の世界」生命的連携の「油の世界」   

> 私は、中学生時代の自分が奉じていたような徹底した個人主義・狭義の合理性重視の姿勢を「水の世界」と呼び、そして私が高校時代に参加していた部活の謎の強さや、阪神・淡路大震災の次の日には生まれていた、多くの人たちの自発的な連鎖、少しずつ傷を塞いでいくような生命的連携を生み出す基盤の部分を「油の世界」と呼んでいます。   

>「水の世界」では、水の最小の粒子(分子のことなのか原子のことなのかさらに小さい単位のことなのか……などと物理学的に厳密に考え始めるとキリがないのでそこは考えすぎないようにしてください)は、常にその瞬間その瞬間に最適と思える場所に移動するので、隣同士でべったりくっつきあって自分の行動が制限されたりはしません。   

> 一方で「油の世界」では、もっと粒子同士の関係性が密であり、1ヵ所にへばりついて自分たち特有の世界を形成します。   

>「水の世界」で生きていた中学生時代の私は、日本社会の「油の世界」的な要素を心底憎悪していましたし、逆にあなたが「油の世界」の住人であるなら、これまでの人生で、水の世界」の住人の行動様式を苦々しく思ったことがあるはずです。   

> あなたは水と油、どちらの性質を強く持っている人でしょうか?   

>「水と油」は混ざらないものの代表としてコトワザになっているぐらいですから、ほうっておくと仲が悪くなりがちですし、〈敵側を排除し、自分たちの側の論理だけで世界を塗りつぶしてしまいたい!〉……という欲求を持ってしまいますよね。   

>日本が改革を叫び続けながらどこにも進めなかった理由   

> そして、「油の世界」の論理だけを追求すると、人々の連帯感や社会の安定性が生まれる長所はありますが、一方で個人に対する抑圧が強くなりがちですし、千変万化する情勢に鋭敏にやり方を変えて立ち向かったり、最新の技術や学識を柔軟に取り入れたりすることが苦手になりがちです。    

> この「油優位の世界」をイメージしてみると、これはまったく過去20年の日本経済のようですね!   

> 一方で「水の世界」の論理だけを追求すると、最新の技術や学識を素早く取り入れ、急激に形を変え続けて世界中に浸透することは得意ですが、一方で、地場の人間関係の連帯、いわゆる“キズナ”と呼ばれるようなものはズタズタに破壊されて社会が不安定化してしまいがちです。   

> この「水優位の世界」をイメージしてみると、これは過去20年のグローバル資本主義に全力で飛び込んだタイプの国(例えばアメリカ)が陥っている現象そのものだとイメージできますね?    

> こう考えてみると、過去20年の日本は、アメリカ型の「水優位の世界」に日本社会を丸ごと変えてしまいたい勢力が「“カイカク”が足りない!既得権益をぶっ壊せ!」と叫び続け、一方でそれによって日本社会の本来の強みのようなものが崩壊してしまうのでは、という危機感から必死に抵抗をし続けた「油の世界」の住人たちが“昭和の議論”を押し立てて、ありとあらゆる変化に抵抗し続けた歴史だといえるでしょう。    

> なぜ日本社会が改革を叫び続けながらどこにも進めなかったかが見えてきましたね?   

 

日本人の改革は元を正さず末に走る努力ですね。   

無哲学・能天気の日本人は個人主義に達することが難しい。   

序列制度は個人を序列に割り込ませることを嫌う組織ですね。徒党を組んで力を発揮する制度です。個人の離合集散が難しい組織で閉鎖的ですね。         

現実の世界は千変万化して止まることが無いのですから、個人は離合集散を繰り返して最適な生産体制を維持することが必要ですね。ここでは人材の高い流動性がカギになりますね。      

日本人にはアッケラカンとした世界の中で、ドライに割り切るセンス (判断力) が必要ですね。