配偶者を書く用紙が2枚あります。それぞれ書かないといけない場合はどんな場合か。

2018年11月09日 | 所得税
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死んだ父はカニが大好きでした。

3人家族なので、母がカニを3つ買ってくるんですが、父はおかなまいなしに3つ全部食べていました。

そんなこともあって、私は今でもカニを食べる習慣がありません。




さて、年末調整の書き方の話です。

配偶者を書く用紙が2枚あります。

右上が「扶」の紙と、「配」の紙です。


それぞれ書かないといけない場合はどんな場合か。


まず「扶」の紙に書く場合は、

書く本人の所得が900万円以下(給与収入で1,120万円以下)かつ

配偶者の所得が85万円以下(給与収入で150万円以下)の条件にあてはまる人です。


「配」の紙に書く場合は、

書く本人の所得が1,000万円以下(給与収入で1,220万円以下)かつ

配偶者の所得が123万円以下(給与収入で188万円以下)の条件にあてはまる人です。


どちらかに書けばいいというものではありません。

それぞれ条件にあてはまる場合には、それぞれに書いて下さい。


今までは「配偶者の所得がどれだけか?」だけが問題でしたが、

今年からは「本人の所得がどれだけか?」というのも問題になりました。

そのため書き方がややこしくなっています。


ホントややこしいですね。


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