青色申告の申請期限、そして・・・

2016年11月30日 | freee
主に野々市・金沢・白山で活動している「かわした税理士」のブログへようこそ!


今は亡き父ですが、生前はカニが大好きでした。

母が家族3人分のつもりで3杯買ってきても、父が3杯全部食べて、私は全く食べれませんでした。(^_^;)

なので、いつからか私にはカニは「食べるもの」という意識がなくなり、今でもカニを見ても「おいしそう」とは思いません。

そんな北陸人もいるということで。(^_^;)




さて、青色申告の届出の期限について。


1.すでに白色申告をしている人

平成28年分はもう青色申告はできません。

申請書の提出期限は平成28年3月15日で終了しています。

平成29年3月15日までに申請書を提出すれば、平成29年分から青色申告になります。


2.新規開業者

開業した日から2ヶ月以内に申請書を提出すれば、その年から青色申告になります。

2ヶ月を経過してしまった人は、来年3月15日までに申請書を提出して、来年分から青色申告にしましょう。


3.青色申告の事業を相続した相続人

1月1日から8月31日の間に死亡した場合の申請書提出期限は、死亡の日から4ヶ月以内です。

9月1日から10月31日の間の場合は、12月31日までです。

11月1日から12月31日の間の場合は、来年2月15日までです。

9月1日以降は単純に4ヶ月以内ではないので、気をつけましょう。


さて、せっかく青色申告にしたなら、青色申告特別控除で65万円をとりたいですよね。

でも、65万円とるときには帳簿を複式簿記にもとづいてつけないといけないし・・・。

そんな方にオススメなセミナーがこちらです。

「経営に生かすためのクラウド会計ソフト活用セミナー」
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「freee」や「MFクラウド会計」といったクラウド会計ソフトのセミナーになります。

簿記の知識がなくても日々の入力が可能です。

(全く簿記の知識がいらないわけではありませんが・・・。)

お申込み絶賛受付中です。(^o^)/


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町とともに成長しています。

2016年11月29日 | 日記
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私の記憶が確かならば、今日は11月29日、今年も残り1ヶ月余り・・・。

今だにうちの近くの交差点に信号がつきません・・・。(>_<)

「川下さん、信号がつくってブログに書いてたよね!」と筋違いのお叱りを受けることも・・・。(>_<)

A市長、地元選出のY市議、私はお二人を信用しています・・・。




そんな状況にもかかわらず、信号がつかないどころか、

相変わらず交差点付近で警察が「待ち伏せ取り締まり」を行っているようです。

以前、車が裏返しになるような事故が起こった交差点なのに、これで何かあったら「警察の見殺し」です。

建物の陰に隠れるのではなく、見えるところに立って、事故の予防につとめてほしいものです。




とにかく、とにかく、1日も早く信号がついてほしいものです。



写真は、今年の町内バーベキューの写真です。特に意味はありません。(^_^;)




さて、写真はうちの2階から北陸新幹線の線路に向かって撮ったものです。

5年前はハッキリ高架の線路が見えましたが、今では見えません。

この5年の間に会社社屋や住宅がどんどん建ちました。


4~5年前は息子の散歩の途中、空き地に立ちションをさせていたものですが、

今では立ちションさせる場所もなくなりましたし、

息子も立ちションするのが恥ずかしい年齢になりました。(^_^;)


家族も町も成長しています。


来年早々には、土地区画整理が終わり、住所が新しく決まる見込みです。

新しい住所は決まり次第連絡させていただきます。




さあ今日も一日がんばりましょう。


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「相続ビジネス」と「経済的合理性」と「心の学び」

2016年11月28日 | 相続税
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私の場合、10分並ばないと食べられないグルメな店より、

20分かけて移動してでも並ばなくていい普通の味の店を選びます。(^_^;)

「経済的合理性」では、はかれない価値ってありますよね。




「経済的合理性」とは、

「経済的な価値基準に沿って論理的に判断した場合に、利益があると考えられる性質・状態。」(コトバンクより)


相続税増税を機に、相続ビジネスどんどん出てきていますが、、

相続の問題はそんな「ビジネス」だけでは解決できない問題が多くあります。

「経済的合理性」が通用しないことがよくあります。


「土地を売った資金で生命保険に入ると相続税節税になりますよ。」

「養子縁組をすれば基礎控除が増えて、相続税が減りますよ。」

「生前贈与をして、財産を移していきましょう。」

よく使われる節税の提案ですね。(^_^)


しかし、それに対して当事者である資産家の方の考えは、

「先祖代々の土地だから、自分の代で手放すわけにはいかない!」

「相続税のために戸籍を触りたくない!」

「若いうちから大金を持たせるとろくな人間に育たない!」


どちらが正解で、どちらが誤り、という問題ではありません。

それぞれの方がそれぞれの「思い」を持っているのです。


この「思い」こそが相続ビジネスにたずさわる人間にとって必要だと私は感じています。


相続問題は「民法」「相続税法」「生命保険」「家族信託」、いろんな知識が必要です。

しかし、忘れてはならないのは「思い」だと思います。

そのためには「倫理」「道徳」「宗教」といったものが必要なんじゃないかと感じています。


「祖先を敬う心」

「配偶者を思いやる心」

「自分を律する心」

こういった「心」の学びがあってこそ、お客様の「心」に寄り添えるのではないでしょうか。


私たち専門家は「経済的合理性」から提案をします。

もちろん提案を却下されることが往々にしてあります。

しかし、それは提案自体が悪いのではなく、お客様の「思い」がそこになかったから。

お客様の「思い」が分かると、提案も変わってきます。


「倫理」「道徳」「宗教」うさんくさいと思わず、

すなおな、純粋な気持ちで学んでみてはいかがでしょうか。


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下りのエスカレーターを自分の足で上って「全然、上の階に着かないよ!」と言っているのと同じです。

2016年11月25日 | freee
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下りのエスカレーターを上って、上の階に行こうとする人は普通いませんよね。

頑張れば上の階までたどりつくでしょうが、普通は上りのエスカレーターを利用します。

「クラウド会計ソフトはレスポンスが遅くて使いにくい!」という声を聞きますが、実は同じことなんです。




昨日のブログでも書きましたが、

時代は実際の現金を使わない方向で動いています。

電子マネー、インターネットバンキング、電子決済サービスなどなど。


クラウド会計ソフトはそんな時代に対応したソフトなんです。

小銭ジャラジャラにも対応できるような機能もありますが、それを重視するのは筋違いです。

あくまでこれからの時代に対応したソフトと考えるべきです。


「クラウド会計ソフト」での電子マネーなどのフィンテックサービスからのデータ取込は素晴らしいものがあります。

省力化・合理化・効率化されています。

上りのエスカレーターを利用して、さらに自分の足でも上れば、あっという間に上の階です。


逆に、小銭ジャラジャラで購入したときの領収書を入力しようとすると、

仕訳を一行ずつ入力するのにも時間がかかるし、一枚一枚写メをするのも面倒くさい作業になります。

下りのエスカレーターを自分の足で上って「全然、上の階に着かないよ!」と言っているのと同じです。


クラウド会計ソフトを利用するときは、フィンテックサービスを前提にすることが肝要です。


「freee」や「MFクラウド会計」といったソフトは、さらにどんどん新しいフィンテックサービスに対応していくでしょう。

電子マネー、電子決済サービス、クラウドファンディング、ソーシャルレンディング、エトセトラ。


「freee」や「MFクラウド会計」では、アップデートのインストールが不要で、自動更新されていくことが予想されます。

つまり「のびしろ」「可能性」があります。


「従来型の会計ソフトはダメ」と言っているわけではありません。


各家庭にお風呂がついて公衆浴場が激減していったように、時代には流れがあるということです。

時代の流れにはあらがえません。

そのまま銭湯を廃業するのか、スーパー銭湯として生まれ変わるのか、それは私達次第ではないでしょうか。


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銀行がいらなくなる理由(あくまで個人的な予想)

2016年11月24日 | freee
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1994年、ビル・ゲイツは「銀行機能は必要だが、今ある銀行は必要なくなる」と発言しました。

「freee」との業務提携などフィンテックに積極的な地元の●國銀●ですが、

その積極的な理由は、目先の問題よりむしろ、「金融業界で生き残ること」と考えるとスッキリするような気がします。




1.銀行窓口・ATMがいらなくなる理由

「Edy」「Suica」「WAON」などの電子マネーはご存知でしょうか?

レジ横の機械にかざすだけで精算が終わります。

財布から小銭をジャラジャラ出す必要はありません。


「PayPal」という電子決済サービスをご存知でしょうか?

クレジットカード情報を渡さなくても、決済ができるネット上サービスです。


世の中はどんどん実際の現金を使用する機会が減っています。

それにともない、現金を引き出したり、振替用紙の記入も減っています。

今、数多くある銀行の支店やATMは、公衆電話と同じ道をたどるのではないでしょうか。


2.融資・審査がいらなくなる理由

今まで、資金調達をしたいときは、金融機関からの借入の一択しかありませんでした。

しかし、今は様々な手段が出てきています。

「クラウドファンディング」「ソーシャルレンディング」です。


「ソーシャルレンディング」とは、

投資をしたい人(貸したい人)と資金調達したい人(借りたい人)とのマッチングサービスです。

すでに日本でも「maneo」というサービスがあります。


さらに、審査についても、

今は銀行の審査部門が定量評価・定性評価などでその安全性を検討していますが、

これからはAIがその役割を果たすと言われています。


「freee」や「MFクラウド会計」などが普及すると、その財務内容のビッグデータが構築されます。

すると、そのビッグデータの諸要素から、貸倒れになる確率が計算され、審査に活かされるのです。

囲碁のAIが人間に勝ったように、融資の審査はAIが行うようになると言われています。



以上、あくまで個人的な予想ですが、

フィンテックは時代の流れを変えています。

今までの古い常識では考えていては理解できないことも出てきます。

税理士業界はどうでしょうか・・・。


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