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人生ブンダバー

読書と音楽を中心に綴っていきます。
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林達夫『共産主義的人間』(中公文庫)

2009-09-15 05:09:00 | 読書
林達夫は明治29(1896)年生まれ、昭和59(1984)年になくなった思想家である。
世代的には明治21年生れの小泉信三、大内兵衛の少し下に当たる。平凡社『世界大
百科事典』の編集責任者として有名である。

「三木清の思い出」は出色。--林達夫は三木清との交際で有名であった。


○古代思想史の課題--ラッセルの『西洋哲学史』を読みて;『思想の科学』1946
 年12月号
○邪教問答;『婦人公論』1947年4月号
○ちぬらざる革命;『文藝春秋』1949年9月号
○十字路に立つ大学;『日本評論』1949年11月号
○唯物論の歴史;筑摩書房『哲学講座』1950年2月
○無人境のコスモポリタン;『人間』1950年4月号
○『旅順陥落』--わが読書の思い出;『図書』1950年7月号
○新しき幕明き;『群像』1950年8月号
○無抵抗主義者;『新潮』1950年10月号
○共産主義的人間;『文藝春秋』1951年4月号
○三木清の思い出;『世界』1946年11月号


林達夫氏は写真でしか見たことはないのだが、65歳~70歳の哲学者風で笑わない印
象である。(私などすぐ笑ってしまうのでいけません。「40歳を過ぎたら自分の顔
に責任を持つべきだ」といったのはリンカーンだったかしらん。)




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