暑い!けれど、この原稿を書いている(入力している)現在の室
温は28.9℃。ぎりぎり、クーラーを入れずに扇風機だけ。もう少
し暑くなったら、クーラーを入れなければ、生命に危険だろう。
米ロ首脳会談等々、書きたいことはヤマほどあるけれど、ブログ
にあてられる時間は、一日3時間が限度で、あれもこれもなかな
か書く時間がない。
8月4日付産経新聞に、櫻井よしこ氏が「南京大虐殺はわが国の研
究者らによってなかったことが証明済みだ」と書いた。
8月10日付産経新聞も、有元隆志氏が8面に大々的に<「南京大虐
殺」のウソ>の見出しで似たような趣旨を書いている。
いかにも右派政党が喜びそうだ。
<学術的(一次史料の研究・検証)には>「30万人」の「大虐殺」
は考えられないにしても、南京戦における日本軍の不法行為があ
ったことが「南京事件」(第二次南京事件)として「歴史」に記録
されている。
左から
1.秦郁彦『南京事件増補版』2007/7
2.笠原十九司『南京事件』1997/11
3.笠原十九司『南京事件新版』2025/7
<個人的コメント>
どれか一冊だけと言われたら「1」がおすすめ。
2は初版本(--私が所蔵)に有名な写真誤用事件があった。
そもそも国民政府が発行した『日寇暴行実録』1938の間違い(政
治宣伝)に気付かず、「日本兵に拉致される江南地方の中国人女
性たち」という説明で引用したもの。
実際は「わが兵士(日本軍)に援けられて野良仕事より部落へか
へる日の丸部落の女子供の群れ」(熊崎玉樹カメラマン撮影。『ア
サヒグラフ』昭和12年11月10日号)。(Wikipedia)
3は「2」の新版。最新刊。本書にいわく、「第一の特色は、海軍航
空隊と海軍第三艦隊を中心にした、海軍の作戦に焦点をあてたこ
とである」。
「書きぶり」としては、日本軍を厳しく「断罪」する傾きが強い?
4~6.偕行社『南京戦史』、同資料集
陸軍士官学校卒業生の親睦団体である偕行社が会員に呼び掛けて
調査したもの。第一級の史料?
「シロを期待していたが、グレーやクロの資料や証言が集まった」
(秦郁彦)。
7.波多野澄雄他『決定版日中戦争』2018
最新研究を整理したもの。第三章「上海戦と南京事件」参照。
8.服部龍二『広田弘毅』2008
第5章「国民政府を対手とせず」--日中戦争初期の外相--
参照。
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