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人生ブンダバー

読書と音楽を中心に綴っていきます。
現在は、暇に飽かして、日々更新。

アラウンド・シンガーズ(2)

2008-10-15 05:33:16 | 音楽
1ヶ月ほど前、アラウンド・シンガーズの演奏会を取り上げた。遅まきながらアン
コールについて追記しておきたい。

最終ステージが終わるとお客さまはアンコールを期待することもあり、盛大な拍手
を送る。9月15日のアラウンド・シンガーズの演奏会もそうだった。

minorerさんが先日コメントされたように、アンコールは何が飛び出してくるか分
からない。「タンホイザー」が終わり、畑中先生が何回か出入りされた後、先生が
譜面台に用意されたマイクを持つと会場は一瞬にしてシーンとなった。ステージ下
手から酒樽と上半身裸のがっしりした男性が入ってきた。先生の「お話」が始ま
る。

「えー、今日は有難うございました。アンコールにお応えして、私(わたくし)の
編曲で『おてもやん』を演奏します。編曲をよくお聴きになってくださいネ(笑)」

「この曲、おかめとひょっとこ、実はウラの意味があるんです。<勤皇忍び歌>な
んです。『ご亭どんがぐしゃっぺだるけん』・・・・・・孝明天皇が天然痘のあとがある
ので・・・・・・まだ杯をあげなかった」

などとおもしろいお話をしてくださった。(また一つかしこくなった。)

ということで、畑中先生大好きなこの曲はおおいに盛り上がった!それにしても、
いつも思うことだが、メモもご覧にならずに、よくお話できるものである。

続いて、山田さんの「上を向いて歩こう」。これもフンイキがあってよかった。こ
ういうスマートなものは関学OBでなければできないといったら過言だろうか。曲の
終盤では、全員がヤマダイを降りて、ステージの前へ広がってきた。そのまま団員
が拍手に送られて退場すると、山田さんのほか合唱に加わっていた、高坂、仲光の
3先生がステージ上に残り、両手をつないでフィナーレとなった。にくらしいほど
スマートな演出であった。(午後4時30分終演)

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Unknown (abab)
2008-10-16 00:32:05
お待ちしていました。
なんとも嬉しい感想をありがとうございます。


「おてもやん」が「幕末の肥後勤皇党が孝明天皇に捧げたしのび歌」とは
興味深い解説でしたね。大河ドラマ「篤姫」の時代であり、
孝明天皇が和宮の異母兄であることも、タイムリーでした。
ネットで調べると、他にも色々な解釈があるようです。
「上を向いて歩こう」は、アラウンドが
北村先生と最後に歌った思い出深い曲で、追悼演奏会でも歌いました。
今回は、初心者や年長者にも覚えやすいようにと、
山田さんが手を加えて踊りやすくしてくれました。
会場から手拍子もおこり、わたしにとっても
なんとも楽しいエンディングとなりました。
返信する
感謝 (katsura1125)
2008-10-16 05:44:11
ababさん、いつもチェックいただき有難うございま
す。感謝!です。

「上を向いて歩こう」は北村先生の追悼演奏会で演奏
された曲だったのですか。長調だけになおいっそう胸
に迫るものがありますね~。

また“アラウンド”の演奏会があれば教えてくださ
い。
返信する

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