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人生ブンダバー

読書と音楽を中心に綴っていきます。
現在は、暇に飽かして、日々更新。

第64回東京都合唱コンクール

2009-10-04 05:13:20 | 音楽

9月27日(日)午後、文京シビックホール大ホールで東京都合唱コンクー
ル[一般A・B]を聴いた。文京シビックホール大ホールは座席数1802席、
平成12(2000)年にオープンしているが、ここで聴くのは初めてだった。
最寄り駅は後楽園で東京の真ん中にある。聴衆が少ないということもあ
り、音響は大変よく、ビックリした。


審査員(五十音順、敬称略)
 桑原妙子(指揮者)、那須輝彦(音楽史学者)、野平一郎(ピアニスト、作曲
 家)、古橋富士雄(指揮者)、松川暢男(指揮者)、三澤洋史(指揮者)、宮本
 益光(声楽家)

一般A(32名以下)私が聴いたもの 金・銀・銅は審査結果 (私の感想は省略)
9.Belle Equipe(山本政隆)
10.Mille-Uno(田中豊輝)・・・銀
11.混声合唱団鈴優会(名島啓太)・・・金
12.混声合唱コール・プレヴィス(中谷美恵子)
13.Gemischter Chor TOKYO(岸信介)
14.アンサンブル瑞樹(浅見佳奈子)・・・銅
15.混声合唱団ブレーメンクランツ(小林昭裕)
16.合唱団 歌の葉(柳嶋耕太)
17.合唱団「翠」(齋藤智子)
18.合唱団ゆうゆう(柳嶋耕太)
19.イェーノーリャ・ラウラヤット(鈴木公太)・・・銀
20.パ・ア・パ(岸信介)・・・銅
21~24・・・・・・pass

一般B(33名以上) 受賞結果 ○は順位      [ ]内は私の採点と順位
1.舫の会女声合唱団(岸信介)⑥  [80⑥]
 課題曲・自由曲とも高田三郎。日本語が美しかった。
2.創価学会しなの合唱団(笠置英史)①金・支部長賞  [83②]
 シベリウスの「Hymn」(課題曲)もよかったが、自由曲がさらによく、歌
 いきった。
3.くりの実会(辻秀幸)⑦  [77⑦]
 こちらもすべて高田三郎。「海よ」は平凡。
4.CANTUS ANIMAE(雨森文也)③銀・審査員特別賞  [85①]
 声を出す、大きなデュナーミク。自由曲のメンデルスゾーンはその延長
 でさらによかった。外へ放射する音楽だった。
5.混声合唱団 麗鳴(中館伸一)⑤銅  [82③]
 日本語のディクション、言葉さばきがすばらしく、ひきつけられた。感動
 もあった。
6.大久保混声合唱団(田中豊輝)④銀  [80⑤]
 うまいけれど、訴えるものが・・・・・・。
7.合唱団お江戸コラリアーず(山脇卓也)②金・支部長賞  [81④]
 テノールがよかった。シベリウスはよかったが、自由曲の「ラグビイ」は
 何を訴えたい曲と演奏かよく分からなかった。(私の勉強不足??)

一般Bは大変な激戦だった。点数審査でいえば「僅差」だったろう。合唱
コンクールの審査は「新増沢式採点法」といって勝ち抜き、順位戦による
ので、体操、フィギュァ・スケートの採点などとは違う。僅差であっても大
差であっても、最終的には多数決の順位によるところに特色がある。


コンクールの聴衆は、出演を終えた参加団体の人たちがほとんどだが、
ひとつの「音楽会」として聴いても勉強になるし、チケットも安く(--当コ
ンクールは1200円)、おすすめである。

なお、合唱そのものを競うわけであるが、指揮者も含めたステージ・マナ
ーも大切であるという感想を持った。

今年の全日本合唱コンクールは地域ブロック大会を経て全国大会として、
中学・高校部門は10月24、25日に金沢で、
大学・職場・一般部門は11月21、22日札幌で開催される。







大ホール内 演奏中は無論撮影禁止である


文京シビックタワー


近くにある「春日の局」像




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