人生ブンダバー

読書と音楽を中心に綴っていきます。
現在は、暇に飽かして、日々更新。

長谷川慶太郎『2020 大局を読む』

2020-04-12 05:00:00 | 読書

久しぶりに「長谷川慶太郎」を読む。
長谷川慶太郎は、昨年9月3日に亡くなった。91歳だった。生涯現役、
大往生と言っていいのかしらん。

本書は、死去後、10月31日に発刊されている。『大局を読む』シリ
ーズの最後となった。

長谷川は、各国の「政治と経済」をいつもどおり独自に分析してい
る。

ソ連崩壊を6年前に言い当てた長谷川の予想や如何。
「昨年時点」の予測かな?

<目次> 「・」にはとくに注目!
第1章 問題の本質を見誤るな!米中戦争の深層
 関税引き上げ合戦となった米中の争い
 再選最優先の大統領に振り回されるアメリカ
 脆弱な中国経済と実は弱い人民解放軍
 企業の仮想通貨が国家の通貨発行権を揺るがす
第2章 千載一遇のチャンス!日本が世界を導け
 米中の争いが日本の立場を強くしていく
 ・トランプ大統領に新しい日米貿易協定の発効以外に選択肢はない
 平成が幕を閉じて令和が始まった
 ・安倍政権から新政権に代わると日本経済に大きな節目が到来する
 日本の安全保障の現在と今後
 ・日本は先制攻撃能力を持つより日米安保条約の堅持が最も賢明
 時代の流れで激変する日本のビジネス環境
第3章 身の丈を超えた自己主張をする国々の末路
 アメリカに白旗を上げる日が来る北朝鮮
 ・板門店で米朝首脳が会っても核を放棄しないと北朝鮮制裁は続く
 最悪の日韓関係に出口はあるのか?
 アメリカに対抗するイランとロシアの現状
第4章 世界経済の波乱要因!不振のドイツと沈みゆくイギリス
 一人勝ちだったドイツの訪れた危機
 ブレグジット目前で正念場のイギリス
 ・EUを離脱してもイギリスに大英帝国の栄華が蘇るはずがない



『2020長谷川慶太郎の大局を読む』(徳間書店)★×5

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4/10(土)、日テレ「ウェークアップ!ぷらす」。
例によって新コロナウイルス報道に本庶佑先生が登場。すばらしい!
ワイドショーと違い、視聴しごたえがある。
吉村洋文大阪府知事も活躍中。

NHK「ブラタモリ」--「法隆寺」(--1年前に夫婦旅行で初めて
訪れた)。今回から浅野里香アナ(H28[2016]入局。聖心女子大卒
?)がアシスタントに。


先日、家内がTBSラジオを聴いていたら、新川の「あわや」(広い意
味の「居酒屋」?)の話が取り上げられていた。--30年ほど前、
週1回以上(?)、会社帰りに通ったので懐かしい!今はないだろう。
月に1回くらい、八丁堀方向の「黒船屋」と言ったかしらん、かなり
記憶が曖昧になっているが、そこもよくひいきにしたものだ。


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