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人生ブンダバー

読書と音楽を中心に綴っていきます。
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C.オルフ『カルミナ・ブラーナ』 聴き比べ?

2016-02-07 05:00:00 | 音楽

BossからA.プレヴィン/ロンドン交響楽団&合唱団の『カルミナ・ブラ
ーナ』を拝借した。プレヴィンの旧盤(1974年録音)である。

あらためて、手持ちの『カルミナ・ブラーナ』とともに聴き比べた。

聴き比べって、疲れますね~。

以下、録音順につたないコメントですが・・・・・・。


H.ケーゲル/ライプツィヒ放送交響楽団&合唱団
J.ヴルピウス(Sop.)
H=J.ロッチェ(Ten.)
K.レーム(Bari.)
1959録音
1959年の録音だが、「思ったよりは」合唱も含め、録音がいい。ケー
ゲルは合唱の扱い方がうまく(--ライプツィヒ放送合唱団の指揮者
だった。)、生き生きと子音を立てて歌っているのは、私の好みだ。
Ten.のH=Y.ロッチェは聖トーマス合唱団の指揮者だったかしらん。



E.ヨッフム/ベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団&合唱団
シェーネベルク少年合唱団
G.ヤノヴィッツ(Sop.)
G.シュトルツェ(Ten.)
D.フィッシャー=ディースカウ(Bari.)
1967/10録音
この曲本来の「世俗性」にあふれた演奏だ。何と言ってもソリストがすば
らしい!合唱も「気持ちの発露」があり、「これ、これっ」と叫びたくな
る。どれか一枚となれば、やはり、ヨッフム盤ということになるかしらん。



小澤征爾/ボストン交響楽団
ニュー・イングランド音楽院合唱団&児童合唱団
イヴリン・マンダク(Sop.)
スタンリー・コーク(Ten.)
シェリル・ミルンズ(Bari.)
1969/11録音
「この奔放な演奏には30代前半の小澤からほとばしり出る情熱が燃
え盛っている」とCDの帯にあるが、私にはむしろ小澤らしい一面--
優しさとか丁寧さが感じられる。合唱の人数はそう多くないのではない
かしらん--若々しい、いい声だが、もう少し語尾の子音が立つとよろ
しいのでは。
メトロポリタンのスター、S.ミルンズ(1935年生)も丁寧な歌いぶりだ。
Sop.のマンダクがよかった。



H.ケーゲル/ライプツィヒ放送交響楽団&合唱団他
C.カサピエトラ(Sop.)
H.ヒースターマン(Ten.)
KーH.シュトリチェク(Bari.)
1974/10-11録音
ケーゲルの新盤である。旧盤に比べると、多少レガートになった?
やはり合唱がうまい。



A.プレヴィン/ロンドン交響楽団&合唱団
聖クレメント・ディンズ小学校少年合唱団
S.アームストロング(Sop.)
G.イングリッシュ(Ten.)
T.アレン(Bari.)
1974/11録音
プレヴィンの旧盤。なかなかgood!プレヴィンは、この曲を得意として
いるようだ。合唱の歌わせ方が音楽的だ。Bari.ソロも柔らかな、いい
声でよろしいかと。
「アナログ時代の名盤」かな?SACDハイブリッドで再発された。



R.ムーティ/フィルハーモニア管弦楽団&合唱団
サウスランド少年合唱団
A.オージェ(Sop.)
J.V.ケステレン(Ten.)
J.サマーズ(Bari.)
1979/3録音
出だしのティンパニの強打!ムーティの「熱い血」、色彩感が感じられ
る演奏。フィルハーモニア合唱団も伝統的にうまい。
ちなみに『名曲名盤300』(2011/4発行)で畑中先生は、1位ヨッフム
盤、2位プレヴィン新盤、3位ムーティ盤と投票されていた。



A.プレヴィン/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
アルノルト・シェーンベルク合唱団、ウィーン少年合唱団
バーバラ・ボニー(Sop.)
フランク・ロパード(Ten.)
アントニー・マイケルズ=ムーア(Bari.)
1993/10録音(Live)
プレヴィンの新盤である。宇野功芳さんご推薦の一枚。堂々とした出
だしに心惹かれる。ドイツ・グラモフォンの録音により、ライヴらしい臨
場感が伝わってくる。



小澤征爾/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
晋友会合唱団、ベルリン・シュターツ&ドム少年合唱団
E.グルベローヴァ(Sop.)
J.エイラー(Ten.)
T.ハンプソン(Bari.)
1988/6録音
先月、ブログで取り上げたばかり。→こちら



高関 健/札幌交響楽団
札幌合唱団、札幌アカデミー合唱団、HBC少年少女合唱団
針生美智子(Sop.)
高橋 淳(Ten.)
堀内康雄(Bari.)
2009/6録音(Live)
合唱は、ステージ写真の概算で女性60人;男性45人といったところ。
以前にもブログで取り上げている→こちら



飯森範親/東京交響楽団
東響コーラス、横須賀芸術劇場少年少女合唱団
半田美和子(Sop.)
高橋 淳(Ten.)
与那城 敬(Bari.)
2014/2録音(Live)
このCDも昨年に取り上げている。→こちら
東響コーラスもすばらしいので、もう少し合唱がうまく録音できるといい
のだが・・・・・・。

さて、見直しはしているのだが、細かなデータに書き間違えはないかし
らん。


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