レポートが遅くなったが、8月23日(日)、残暑がまことに厳しい日、神奈川県県
民ホール(小)において、桑原先生の主宰する Konomi Kai の発表会を聴かせてい
ただいた。
<プログラム>
Ⅰ.イタリア[古典]歌曲① 1~5
Ⅱ.W.A.モーツァルトの歌曲・アリア 1~2
Ⅲ.イタリア[古典]歌曲② 1~2
Ⅳ.シューベルトの歌曲 1~3
Ⅴ.團伊玖磨の歌曲 1~3
------------------------------------
合唱 中田喜直の作品(女声合唱)
------------------------------------
賛助出演
1.「トスカ」より プッチーニ
2.「フィレンツェの花売り娘」 ロッシーニ
3.2匹の猫の滑稽な二重唱 ロッシーニ
<出演者>(出演順)
Ⅰ.須藤素子、伊藤康子、石塚洋子、鈴木範子、梶田明子
Ⅱ.内田有美、横山藍乃
Ⅲ.岩井一郎、河田 憲
Ⅳ.山田順子、湊 道子、榊原 緑*
Ⅴ.成勢裕子、福井紀子、渡邊照子※
合唱 アンサンブルMora
賛助出演 松本真代、橘田有美
ピアノ;堀内陽子、榊原由美*、渡邊順子※ 司会、指揮;桑原先生
(*、※は親子共演でお嬢さんが伴奏された。)
横浜港山下公園の前にある県民ホールでは、30年ほど前、大ホールで、小澤征爾/
ボストン交響楽団の公演(ベルリオーズ;幻想交響曲)を聴いたことがあるが、小
ホールに入るのは初めてだった。正面にパイプオルガンがある、客席数430あまり
の立派なホールである。
開演20分前に入ったら、客席には10人ほどのお客さんしかおられなくて心配になっ
たが、始まる頃には50人以上の入りとなった。
イタリア古典歌曲が半分を占めるということもあったのか、皆さん緊張しながらも
きっちりとした歌い方で歌っておられた。学生時代の恩師木下保先生が「歌は、発
声ではなく、Herz、心だよ」といつも言っておられたが、いずれも「心」を込めた
歌から一生懸命さが伝わってくる歌唱だった。--桑原先生もおっしゃっておられ
たが、どなたがピアノ科か声楽科か分からない。
團さんの歌も含め、知らない曲も多々あったが、どれも歌ってみたくなる、いい曲
ばかり。一曲々々を深く掘り下げ、ステージに「独り(ひとり)」になって歌うの
もいいものだなぁと思わせる「発表会」だった。
賛助出演は芸大を卒業、さらに上に進まれているお二人。さすが、第一声からハッ
とするような響きだった。
出演者の皆さん、アンサンブルMoraによる女声合唱は中田喜直の知らない作品だっ
たが、ひきつけられた。皆さんの歌う姿勢(立ち姿)が大変よかった。
ほとんどお一人で伴奏した堀内さんのピアノもきっちりした、過度の思い入れを排
したものですばらしかった。
来年は8月24日(火)に開催予定です。

Konomi Kai のプログラム
民ホール(小)において、桑原先生の主宰する Konomi Kai の発表会を聴かせてい
ただいた。
<プログラム>
Ⅰ.イタリア[古典]歌曲① 1~5
Ⅱ.W.A.モーツァルトの歌曲・アリア 1~2
Ⅲ.イタリア[古典]歌曲② 1~2
Ⅳ.シューベルトの歌曲 1~3
Ⅴ.團伊玖磨の歌曲 1~3
------------------------------------
合唱 中田喜直の作品(女声合唱)
------------------------------------
賛助出演
1.「トスカ」より プッチーニ
2.「フィレンツェの花売り娘」 ロッシーニ
3.2匹の猫の滑稽な二重唱 ロッシーニ
<出演者>(出演順)
Ⅰ.須藤素子、伊藤康子、石塚洋子、鈴木範子、梶田明子
Ⅱ.内田有美、横山藍乃
Ⅲ.岩井一郎、河田 憲
Ⅳ.山田順子、湊 道子、榊原 緑*
Ⅴ.成勢裕子、福井紀子、渡邊照子※
合唱 アンサンブルMora
賛助出演 松本真代、橘田有美
ピアノ;堀内陽子、榊原由美*、渡邊順子※ 司会、指揮;桑原先生
(*、※は親子共演でお嬢さんが伴奏された。)
横浜港山下公園の前にある県民ホールでは、30年ほど前、大ホールで、小澤征爾/
ボストン交響楽団の公演(ベルリオーズ;幻想交響曲)を聴いたことがあるが、小
ホールに入るのは初めてだった。正面にパイプオルガンがある、客席数430あまり
の立派なホールである。
開演20分前に入ったら、客席には10人ほどのお客さんしかおられなくて心配になっ
たが、始まる頃には50人以上の入りとなった。
イタリア古典歌曲が半分を占めるということもあったのか、皆さん緊張しながらも
きっちりとした歌い方で歌っておられた。学生時代の恩師木下保先生が「歌は、発
声ではなく、Herz、心だよ」といつも言っておられたが、いずれも「心」を込めた
歌から一生懸命さが伝わってくる歌唱だった。--桑原先生もおっしゃっておられ
たが、どなたがピアノ科か声楽科か分からない。
團さんの歌も含め、知らない曲も多々あったが、どれも歌ってみたくなる、いい曲
ばかり。一曲々々を深く掘り下げ、ステージに「独り(ひとり)」になって歌うの
もいいものだなぁと思わせる「発表会」だった。
賛助出演は芸大を卒業、さらに上に進まれているお二人。さすが、第一声からハッ
とするような響きだった。
出演者の皆さん、アンサンブルMoraによる女声合唱は中田喜直の知らない作品だっ
たが、ひきつけられた。皆さんの歌う姿勢(立ち姿)が大変よかった。
ほとんどお一人で伴奏した堀内さんのピアノもきっちりした、過度の思い入れを排
したものですばらしかった。
来年は8月24日(火)に開催予定です。

Konomi Kai のプログラム
そして今回のあたたかいレポートの掲載、重ねて
御礼申し上げます。
当日の客席の空席も御心配頂き恐縮です。
他の先生方の門下生の会も「勿体ない」と思うよう
に空席が目立ちます。
賛助出演の松本真代さんは芸大卒ではなくフェリスを
卒業後、二期会で修行中です。
私の説明不足で申し訳ありませんでした。
なお、来年の日時ですが8月24日は平日のため
土・日のキャンセル待ちの状態です。
はっきり決まりましたらご連絡させて頂きます。
御礼と訂正とご報告まで。
松本真代さんには失礼しました。松本さんも橘田さんも、これからがますます楽しみですね~。
合唱コンクールの季節を迎え、新型インフルエンザの流行がひどくならないようお祈りしています。(--私も大学4年の定期演奏会にはインフルエンザにかかり、オンステできませんでしたので。)