老夫婦バックパッカー世界旅

定年退職後、老夫婦で安宿を泊まり歩きの世界旅の記録です

08年2月の俳句

2008-02-20 10:15:12 | 俳句
2月の俳句

三寒を避けて四温のゴルフかな
{このところ寒いのでゴルフに行っておりません。昨年の小田原城CCに行った時の作です。寒さを縫って温かいゴルフ日和があるものです。}

華と言う六十路少なし寒椿
{古稀まで残り少ない、所謂九越えの今日この頃です。先輩諸氏に言われるように難関の九越えを無事乗り越えて目出度く古稀を迎えたいものです。}

節分会声の久しくなかりけり
{この地に引っ越して来た頃は、子供達も居たので節分になれば豆まきなどして声を張り上げ鬼を外に追い出したりしたものでした。今は老夫婦二人きりです。}

左大臣と言われ顎鬚そっと撫で
{今年も孫達が来て、我が家の雛人形を飾りました。左右の大臣をどちらに飾るかで大賑わいです。左大臣は桜の上だと爺は顎鬚を撫でて教える。}

バリバリと軋む轍の雪の朝
{暖冬を言われた今年だが雪が降った。雪が止んだ朝、通勤に向う車か凍結した轍をバリバリと音を立てて行く。布団の中で聞いた寒い朝でした。}

霜を踏み富士の高嶺を仰ぎ見る
{2月14日、児島、十川の両氏と歩いて戸塚駅近くの坂井事務所まで歩いて行く。市民の森の道は霜でぬかるんでいるが、仰ぎ見る雪の富士山は見事。}

政治家の声の虚しき寒さかな
{法務大臣をはじめ政治家達の発言がこのところ話題になっている。私達老人の生活困窮を本当に解っているのか、寒々しい今日この頃です。}


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