老夫婦バックパッカー世界旅

定年退職後、老夫婦で安宿を泊まり歩きの世界旅の記録です

鳩山内閣の外交政策を問う

2009-10-30 08:17:28 | 愚観想

鳩山内閣の出だしはまあまあの支持率である。政権交代の各大臣達はマニフェストに則りチエンジを印象付けている。

外務大臣もそれなりに活躍しているが、この際日本の外交政策を大胆に変更すべく大きな目標を示すべきであろう。勿論、相手がある外交であるからに、すぐに転換は不可能である。交渉を通じ徐々にしか変えられないことは論を待たないが、日本の掲げた目標の平和外交に舵を切る絶好の機会であると思うからである。

米ソの冷戦構造が終結し、米国一辺倒の世界情勢にも変化が生じやっと日本の平和外交の出番である。憲法に則り戦争放棄を掲げて世界平和に向けて声を上げる次期到来である。沖縄普天間基地などの交渉も大きな目標にむけ一歩を歩みだせ。


ホテルでキップを頼む

2009-10-29 07:06:30 | 北欧旅行

ヘルシンボリのホテルはなかなか立派なホテルであった。値段も790SEK=11,850円と北欧諸国としてはそんなに高くはない。

荷物を部屋に置き、早速市内見物に出かける。ホテルの近くに古い塔が建っている。登ってみると市内が一望できて眺めも良い。

公園を通り老人ホームらしき立派な建物を見る。北欧諸国の福祉国家の一面を外から眺めることができた。内に入ってその実態等を詳しく知ることが出来なかったのは残念であったが。綺麗に整備された公園風の墓地の中を通りホテルに戻る。

ホテルの受付嬢に明日行くオスロまでのキップを頼む。電話でコンタクトを取り、予約NOまでメモしてくれ、翌朝駅の窓口ですぐキップを受け取ることが出来た。

しかし、後ほどの請求書を調べたらヘルシンボリ―ヨーテボリ間、154NOK=2,530円、ヨーテボリ―オスロ間、600NOK=9,857円が差し引かれていた。ホテルの受付嬢がユーレイパスの理解がなく、私の説明も言葉がわからず意味不明であったためかと思う。これも、無駄な出費であった。

<写真:ヘルシンボリの塔の前で>

 


ヘルシンボリ

2009-10-28 15:31:26 | 北欧旅行

フェリーで対岸のスウェーデンのヘルシンボリに渡る。

フェリー・ターミナルから歩いて、とりあえず電車の駅に向う。

駅前でたむろしているタクシーにホテルの名前の書いた紙切れを見せて、そこまで行ってくれと頼む。中東から出稼ぎに来たらしい若い運転手はなにやら古参の運転手に聞いている。後で考えたら「すぐそこだ、たんまり稼いでこいよ」とでも言っていたのかもしれない。

400m位走ったところで止まり「ここだ」と言いメーターを操作している。カードで支払うと言ったら、なにやら言っていたがさっぱり要領を得ない。こちらのデタラメ英語も先方の何語かわからない言葉も双方解らないので始末が悪い。

ともかく70SEK=1,050円支払いトランクから荷物を降ろしてもらう。荷物の積み下ろし料を45SEK=675円ほど余分に取られたらしい。

<写真:ヘルシンボリ港>


クロンボー城

2009-10-27 07:16:21 | 北欧旅行

コペンハーゲンから電車に乗り約50分でヘルシンゴーに着く。

シェイクスピアの「ハムレット」の舞台と知られているクロンボー城を見ることにした。駅から1Kmもしない距離にあるため歩いて行く。

まず城の周辺を一周し、海の見える所で昼食を摂る。エアスンド海を挟んで5Kmほどの対岸にはスウェーデンのヘルシンボリの街が見える。

入場料が120DKR=1,800円と結構いい値段である。後でよく確かめたら、別の博物館などとの統一チケットでこの城のみであれば半分の60DKRでよかったことが解る。窓口で言葉がわからないのでいいかげんに相槌を打ったのが悪かった。無駄な出費になるいい例である。

このクロンボー城は昔から戦略上重要な地点とされ、海峡を通過する船から通行税などを徴収し国家の財政を潤せた。16世紀フレデリック2世が10年の歳月をかけて完成させ、その後大火などで消失したり爆撃で破壊されたりしたが、20世紀の中頃に修復されたのが現在の姿であるという。

城館は大きな中庭をぐるりと取り囲むように建っていて、建物の内部は大広間や礼拝堂など豪華な装飾がなされていた。

<写真:クロンボー城>


コペンハーゲンのラウンドタワー

2009-10-26 09:30:23 | 北欧旅行

世界中どこの街に行っても目印となるラウンドマークタワーがある。

ここコペンハーゲンのラウンドタワーは1642年に完成したヨーロッパ最古の天文台。レンガ造りの円形の塔で、階段は螺旋系をしていて屋上に展望台がある。高さが34.8Mとあまり高くはないが周囲に高い建物がないので、見晴らしが利きコペンハーゲンの街並みがよく展望できる。

西欧というのか北欧の町らしく高さが統一されていて、色彩も飛びぬけて変な色の建物もない。落ち着いた古都の佇まいである。街並みから飛びぬけて高いのは教会の塔ぐらいだ。

塔を下り、クリスチャン4世が17世紀初頭に建てたオランド・ルネッサンス様式の宮殿を見て、フレデリクスベア公園を散策してホテルへ帰る。

<写真:コペンハーゲンのラウンドタワー展望台>


館山でゴフル

2009-10-23 09:07:54 | ゴルフ

10月22日(木)第43回さくら会ゴフル大会

館山カントリークラブ<ゴフル場バスが送迎>総勢23名が参加。

加藤 44 46  90

Y本 46 52  98

I嶋 58 53 111

K野 50 59 109

午後7時から自治会館で懇親会 優勝はU野氏。46+43=89-14=75で一打差で私が準優勝。

最後のホール(東9番)で2m弱のパーパットを外したのが敗因。1打の重要性を噛み締めました。 ベスグロは87のE本氏でした。

宴会終了後、E本、Y本、M上の諸氏と麻雀。これも一人勝ち。


コペンハーゲン

2009-10-21 06:37:03 | 北欧旅行

ハンブルグを午前9時半に発ちフェリーを乗り継ぎ約4時間半後の午後2時頃コペンハーゲンに着いた。

駅からタクシーでホテルへ向う。部屋に荷物を置き早速市内見物に出かける。

公園を散歩しながら、海辺にあるかの有名な「人魚の像」を見に行く。写真やTVで何度も見ているので、さぞ立派な像であろうと思ったが、現物は思っていたより大分小さい。それでも各国からの観光客が後を絶たない。結婚式の一団であろうか船に乗り込んでいるグループもあった。

街中にある教会の塔に登ってみる。地上34.8メートルの高さがあるというこの展望台からはコペンハーゲンの古い街並みが一望出来る。建物は茶色に統一され、高さも市庁舎の塔より高い建物は禁止されていて誠に素晴らしい街並みである。

帰り道はホテルに隣接している広大な植物園があり、妻が是非というので入園してゆっくりと散策する。

<写真:コペンハーゲンの植物園>


空青し(10月の俳句)

2009-10-20 06:34:21 | 俳句

舞い上がるボールに優し秋の風

[6日の小田原城CCは残念ながら雨で中止。先月28日にKMCで千葉のロイヤルスターに行きました。暑い暑いと思っていたが、もう空は秋でした。]

台風の掃き清めたる空青し

[先に日本に上陸した台風18号ですが、列島縦断の割りには被害が思っていたより少なくて何よりでした。それにしても、台風一過の空の綺麗さよ。]

一時の豊香を包む金木犀

[金木犀の香りはほんの一時です。散歩などで、どこともなく香り来る仄かな匂いは、毎年のことながら秋の深まった感じがします。]

 とりあえず先に上がってビールかな

[雨で中止となったゴルフの代わりに”けんじん会”諸氏と「極楽湯」で一杯やり楽しみました。湯上りのビールはまた格別ですね。]

友の訃を窓辺で偲ぶ後の月

[この歳ともなると幼馴染の訃報がよくあるものです。夏山などを一緒に登り夜空を仰ぎ見た友を、窓辺で月を見ながら追悼。]

舞茸の鍋を囲みて舞い上がり

[秋田在住の義弟が久しぶりに天然の舞茸を送ってくれた。めったに食べられないと妻は孫達を呼んで鍋に天麩羅そしておつゆと舞茸づくしで一人舞い上がる。]

あとわずかまだこれからと友の激

[がんと宣告され、このところ何事も弱気になっている。先日の”けんじん会”諸氏との一杯会などで、まだまだこれからだと激励される今日この頃です。]


列車ごとフェリーに

2009-10-19 06:59:37 | 北欧旅行

ハンブルグの駅構内には売店などが並んでいる。発車や到着のダイヤは表示されてはいるが構内アナウンスはない。

ホームには自由に入れるので、それらしきホームに入ってコペンハーゲン行き列車を待つ。発車時刻が近づいてもどれがコペン行きき列車かわからない。心配になって近くの人に聞いてみると隣に停車している列車だと言う。発車2~3分前に列車の行先表示がパラパラと変りコペンハーゲンと出る。急いで乗り込んだ。定刻になり、なんの放送もなく列車は静に滑り出した。危うく乗り過ごすところであった。

車窓には起伏のなだらかな丘に麦やジャガイモ畑が続き北ヨーロッパの美しい風景が続く。風力発電の風車が眼につく。眺めとしてはよろしくない。

ドイツとデンマーク国境の海をフェリーで渡る。かっての青函連絡船のように列車ごと船に乗り込む。自家用車で渡る人たちも居て、船上レストランは結構繁盛している。大きな犬を連れて旅をしている人もいる。よく訓練されている犬で、主人の言うことに忠実で、けっして吼えたりしない。

<写真:国境を渡るフェリーの甲板で>


在外公館を洗いなおせ

2009-10-16 08:58:33 | 愚観想

衆議院外務委員長に就任した鈴木宗男議員が外務省の経費の無駄に切り込んだとの報道に接した。大いに結構なことであると賛意を表そう。

鳩山内閣が予算の無駄を省くため目下奮闘しているが、それはそれでよしとして、特に国民の目に見えにくい外国での経費の無駄使いをこの際徹底してやって欲しい。

私は前回の愚観想で役人の税金強盗に関しての思いを述べたが、在外公館の無駄というか国民の意にあった外交活動をしているかの審査をもっと徹底しなくてはならない。外務省=お役人のための外交であってはならない。

外務大臣や議員が外遊すると在外公館は、ここぞとばかり現地にきた本人を歓待し豪遊でおもてなしをして一寸のお土産を持たせて返らせる。このような活動で本来の日本の国益を守ってきたとは言えない。

国には会計検査院があり、また国会には決算委員会があるが、その陣容から徹底した検査が出来ないのなら、国民からボランテァを募り手弁当でこのような在外公館等の活動及び経費の監査を計るような制度を早く確立する必要があろう。