老夫婦バックパッカー世界旅

定年退職後、老夫婦で安宿を泊まり歩きの世界旅の記録です

横浜市立市民病院を紹介される

2010-04-28 07:38:31 | 冥土への旅(前立腺がん闘病記)

2009年8月31日  0.269(高感度PSA)

2009年11月30日 0.278(高感度PSA)

 3ケ月一度の通院でホルモン療法(リュープリン注射)を継続してきたが、主治医の勧めで放射線治療を受けることにした。同病院には放射線治療の機械がないため横浜市立市民病院(保土ヶ谷区岡沢町)の泌尿器科を紹介される。

2009年12月2日同病院の泌尿器科の医師からMRIの検査を受けるよう指示される。

同月22日に同病院のMRI検査室で前立腺の画像診断を受ける。これは、今後受ける放射線治療で放射線をどこにどうあてるか等どうしても欠かせない重要なものである。同日の治療費は2050円(70歳以上国保1割負担)と思っていたより安い。公立病院の方が私立病院よりも料金が安いものなのか。

何れにせよ同月24日に泌尿器科の医師から来年(2010年)の1月19日から36日間に渡り放射線治療を受けることを告げられ「下腹部・骨盤部放射線治療についての説明書および同意書」に署名する。

<写真:ブラジル、フロリアノポリスの街>


内分泌(ホルモン)療法

2010-04-27 07:30:11 | 冥土への旅(前立腺がん闘病記)

精密検査の結果、とりあえず内分泌(ホルモン)療法を行うことにした。

前立腺がんのがん細胞は、男性ホルモン(アンドロゲン)によって増殖することが知られている。だから内分泌療法の基本は、男性ホルモンを低下させるか、あるいは男性ホルモンが前立腺へ作用しないようにするか、ということである。

最初は1ケ月に一度、その次からは3ケ月に1度の通院でお腹(臍の下)に皮下注射(リュープリン)をするだけである。その前に血液検査と尿検査を行うが。

次回、通院するまでの三ヶ月間なにもしない(投薬等なし)ので、なんだか病気ではないような錯覚さえする。以下三回に渡る検査の結果(PSA値のみ)を記す。

2009年2月16日  2.235(PAダンデム)

2009年3月16日  0.478(高感度PSA)

2009年6月08日  0.308(高感度PSA)

因みに治療費(09年6月8日分)は診察、検査、注射代等合計で9,710円(1割負担)であった。その内注射代が8,773円と少し高額であるが、3ケ月に一度であるので仕方がないと思われる。

<写真:アルゼンチン、プンタ・デル・エステの港風景>


第44回さくら会ゴフルコンペ

2010-04-23 15:58:21 | ゴルフ

昨年10月22日千葉、館山カントリークラブでの第43回大会で準優勝となったため幹事を仰せつかっておりました。優勝幹事がU野さんでしたので、殆んど彼にお任せして、補助のみを致しました。

今回は天候が不順で開催か中止(延期)か最後の最後まで気をもみました。当日も小雨模様でしたが決行いたしました。

2010年4月22日、森永高滝カントリー倶楽部

私を含めて皆さんスコアーは散々でした。優勝はK美女史、準優勝はS保さん。私の組は

加藤 54 58 112

Y本 57 55 112

M林 68 63 131

ゴフル場差し回しのバスで往復、参加者17名。帰宅後、下永谷の「鬼笑」で成績発表と懇親会。参加者の皆さん、喜んでくれたものと勝手に思い幹事の大任を終了することが出来てほっとした。


前立腺がんの治療

2010-04-21 07:53:18 | 冥土への旅(前立腺がん闘病記)

2009年1月15日

精密検査の結果、詳しい説明があり、今後の治療をどうするか主治医と相談する。

治療には①手術治療②放射線治療③内分泌療法(ホルモン療法)④抗がん剤治療(化学療法)⑤待機療法(特別な治療をせず注意深く経過を観察する)等がある。

私の場合は病期病状等から内分泌療法と放射線治療の併用が良かろうとのこととなった。

本日は注射(リュープリン=男性ホルモンを低下させるもの)と投薬(なんの薬か不明)を受け帰宅。

治療費は合計で9,960円と一万円を切ったが、注射代が4,906円と高額である。それでも70歳以上の1割負担で大部助かった。

<写真:ウルグアイ、プンタ・デル・エステの日の入り>


2010年4月の俳句

2010-04-20 08:07:41 | 俳句

春雨じゃ濡れて行くばい初ゴルフ

[3ケ月以上休んでいたゴルフを再開、4月5日に今年の初打ちとなった。生憎、雨模様で久々にカッパを着てのスタートとなった。しかしながら、コースに出たら雨も止んでなんとかプレイが出来た。]

湯上りの頬に凍てつく春の風

[4月からレアレアに通うことにした。身体を鍛える水泳とか筋トレなどはせず、温泉に入りサウナと冷水浴だけである。今年の春は寒暖が激しく、湯上りの帰り道は厳しい]

富士裾野整列墓石の花見かな

[9日~10日と熱海に宿泊して写真部の皆さんと富士霊園に花見に行って参りました。標高が高いのか霊園の桜はまだ咲き始めでしたが、広大な敷地の桜は見事の一語。]

赤潮の寄せてのたりと伊豆の海

[泊まった熱海の保養所の部屋からの展望は素晴らしい。朝、目が覚めて、窓から見える伊豆の海は赤潮が押し寄せてきていた。それでも波は穏やかで、のんびりとした春の海でした。]

山葵の香うに清の昼飯美味し

[熱海城、錦ヶ浦を通過し真鶴半藤を見物し「うに清」で昼食とした。魚介類の美味しい食事に皆さんご満悦。昼時で混雑していたので食堂に入るのに30分も待たされた。]

赤黄色造花のごとくチューリップ

[毎年、我が家では庭にチューリップを植える。今年の種は通販で購入したものであるが、黄色のものは今一であったが、赤色のものは見事な花を咲かせた。まるで造花のようであった。]

花見時雪見も出来て箱根山

[今年の春は例年になく寒く、4月半ばに寒波が来襲。箱根の山にも積雪があり、花見と雪見が同時に楽しめた異例の年でした。]


検査結果の説明を受ける

2010-04-15 09:08:33 | 冥土への旅(前立腺がん闘病記)

2009年1月15日

CT、MRI、骨シンチの精密検査を受けて国際親善総合病院泌尿器科の主治医から妻同伴で詳しい説明を受けた。

結果は[CT3aNoMo Stage C]とのことであった。最初のCは前立腺がんの病期(ステージ)で、腫瘍が前立腺周囲にとどまっているものの、前立腺被膜を越えるか精嚢浸潤をきたしたものがある場合のことをいうとのこと。リンパ節への転移はなく、遠隔転移もなく、幸い骨への転移も見受けられないとの説明であった。

今後の治療方法についての説明がある。

一つとしてホルモン治療がある。この治療の欠点は根治療法でなく、休眠療法でいずれか再燃することもある。また、副作用として、更年期障害様症状(ほてり、発汗)、乳房痛、肥満傾向、糖尿病や高血圧の悪化、肝障害、アレルギー等の発症があるとのことであった。

更に放射線治療についての説明もある。この治療は根治性を求めることができる。但し、欠点として、晩期合併症(排便障害)は治りにくい。二次発ガン(直腸がん)の恐れがある。

<写真:ウルグアイのプンタ・デル・エステ>


精密検査3、骨シンチグラフィー

2010-04-14 06:16:29 | 冥土への旅(前立腺がん闘病記)

2009年1月8日

通院している国際親善総合病院には機械がないため、担当医の紹介により横浜旭中央総合病院に行き骨シンチグラフィーを行う。

これは半減期が6時間のテクネシウムをいう放射性同位元素を用いる検査で、カルシウム代謝の亢進している(代謝が増えている)部位でテクネシウムの集積が見られる。

同病院の放射線科に行き、この放射線同位元素を静脈内に注射し、1時間位院内でブラブラした後、MRIと同じ様な機械の上に横になる。20~30分時間がかかったと思うが、この検査も痛みも痒みもない。検査費用は(国保本人10%負担)6,350円であった。

後は1月15日に主治医から詳しい診断・説明を待つのみである。判決を待つ被告人の心境か。

<写真:ウルグアイ首都、モンテビデオ>


精密検査2、MRI(磁気共鳴画像法)

2010-04-13 12:27:56 | 冥土への旅(前立腺がん闘病記)

2009年1月7日

昨日に次いで横浜国際親善総合病院で前立腺のMRI検査を行う。CTでの検査でも或る程度の判断は可能であるが、MRIの方が、がんの前立腺被膜外浸潤や精嚢浸潤の有無に有効とされている。

この検査も前日に行われたCTと同じ様な機械に乗り20分位の時間がかかったように記憶している。CTの時より音が少し騒がしいような気がした。

治療費は国保本人10%負担で770円と非常に安い。

<写真:ラプラタ川を船で渡る>


精密検査1、CT(コンピュータ断層法)

2010-04-12 08:37:14 | 冥土への旅(前立腺がん闘病記)
2009年1月6日
前立腺がんの進行状況により治療方法が異なるため、更に精密検査が必要となる。まず、横浜国際親善総合病院でCTによる検査を行う。CTはX線で体の内部を描き出し、治療前に転移や周辺臓器へのがんの広がりを調べるものである。通院で検査が可能で、ベッドに横になり円柱の様な機械が頭から足の方に移動して検査するものである。ガソリンスタンドにある自動車の洗浄機みたいなものと思えばよろしい。機械の上に横になり検査にかかる時間は30分に満たない。X線の検査であるため痛みとか痒みなどは全くない。
検査に要した医療費は国保本人(10%負担)で3,220円と予想したより低額であった。<写真:アルゼンチン、レコレータ墓地>

情報収集

2010-04-08 06:57:20 | 冥土への旅(前立腺がん闘病記)

医師より参考文献として「前立腺の病気がわかる本」窪田吉信・編集(法研)を購入し、購読を勧められる。早速、近くの書店に行き書架を見るが該当書籍は置いていない。受付で取り寄せてもらうよう求める。

5日ほど後に電話で連絡があり購入(1,500円)し早速読む。素人にも良く解るように書いてある。

一方、「恵比寿会」と言うクラス会の中で、同じく前立腺がんに罹患された先輩にメールで色々とお聞きするとにした。又、他の皆さんにも前立腺がんについての情報を求めることにした。

多くも皆さんから「大丈夫だ!大丈夫だ!」と激励の言葉をもらう。友人知人の有難さを強く感じることであった。

<写真:ブエノス・アイレスの日本庭園>