<写真:イグアスの滝にて>
鳩山内閣が辞職して新たに菅内閣が誕生した。各種世論調査では新内閣の評判は概ね良好である。確かに今までの民主党内閣は鳩山氏にしろ小沢氏にしろ自民党の亜流と言っても良いくらいであったが、今度の菅氏は自民党から完全に離れた純粋民主党である。そのような点で世論は好評を博したのであろう。
問題は、財政再建と普天間基地をどうするかであろう。このような重大問題は10年20年のスパンで考えなければならない。
財政政権はまったなしで、消費税を上げることは仕方がないのではないかと思う。しかし、この消費税をよく検討し売上税として再構築すべきであろうと考える。
また、普天間問題は日本の外交政策をどうするかの重大問題であり、国民的議論を巻き起こし、数年かけて日本の防衛・外交をどうするかを決めなければならない。国民も県民も普天間を辺野古へ移転するなどと小事にかまっていてはいけない。
これからの日本の防衛と外交をどうするかと言う大問題として考えなければならない。新聞、TVなどのジャーナリストも一層の奮起を期待したい。