老夫婦バックパッカー世界旅

定年退職後、老夫婦で安宿を泊まり歩きの世界旅の記録です

2010年11月の俳句

2010-11-22 07:29:02 | 俳句

コンペ後の反省の弁鬼笑う

[この句は説明が無いと解りません。11月16日、千葉のかずさCCでコンペがありいつもの「鬼笑」での席上、「来年は優勝する」とか意気軒昂。はたして来年は生きているのか?]

山を越え又山を越え秋の来る

[今年は例年にない暑い夏でした。それでも秋は一山越えまた一山と確実に紅葉を染め上げて北から南へとやって来ました。自然は恐るべし。]

人去りて墓場に二つ子守柿

[横浜の戸塚も山奥に入ると昔の田舎風景が見受けられる。人が住んでいそうのない人家の墓所にある柿の木の高い所に数個の柿が残されていました。日本の田舎の原風景。]

しぶ柿の皮むく妻に祖母思う

[友達に渋柿を沢山頂いた。早速、吊るし柿を作ろうと夜なべして一つ一つ皮を剥く。糟糠の妻も歳をとったものだ。田舎の祖母の姿を彷彿とさせる。]

里の秋五臓六腑の深呼吸

[秋晴れの日、澄み切った空気を胸いっぱいに吸い込むとなんと気持ちの良いものか。]

公園の空にゆらめく竹の春

[シニア大学の講義を聞くため毎週土曜日保土ヶ谷公園の中を通っています。四季折々の風情は素晴らしいものがありますが、快晴の秋、空高く竹が揺れていました。]

桜葉の散って戻りし日差しかな

[我が家の枝垂れ桜も夏の間は葉が多く、暑さを遮ってくれていましたが、秋になると日差しが恋しい。季節がくると確実に葉を落として日差しが部屋の中まで差し込んできます。]

 


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