老夫婦バックパッカー世界旅

定年退職後、老夫婦で安宿を泊まり歩きの世界旅の記録です

ダウトフル・サウンド

2009-05-29 08:27:01 | ニュージーランドの旅
発電所を見学し再びバスに乗り、峠越えをしディープ・コープに向かう。

バスの運転手が車内で乗客に自己紹介を求めた。南アフリカ、ドイツ、オーストラリア、カナダなどから来たとう乗客の声で国際色豊かな顔ぶれである。私達の番が回って来たので大声で「ジャパン」と叫ぶだけだった。英語が話せればもっと日本のPRが出来て良かったと思うが残念ながら私の語学では無理だった。
バスの乗客約50名中日本人は私達二人だけだった。

ミルフォード・トラックはお馴染みであるが、こちらのダウトフル・サウンドは日本人にとってまだ未知のクルーズであるようだ。

ディープ・コープから船に乗り、手つかずのフィヨルドの姿を見ながら外海まで静に進む。イルカの大群がジャンプをする姿を眺めることができた。また、アザラシが島のあちこちに寝そべっている姿も見受けられた。ペンギンのいる島の案内があったが、昼間で皆海に餌を取に出てしまっていて、一羽二羽の残留組しか見られなかった。

朝、ティアナウを出てマナポウリ湖を船で渡り、発電者所を見学しバスの乗りディープ・コープからフィヨルドのクルーズとまる一日大いに楽しんだ。

マナポウリ発電所

2009-05-28 08:34:47 | ニュージーランドの旅
ダウトフル・サウンドクルーズに向う前にマナポウリ発電所を見学する。

マナポウリ湖を船で約1時間半のクルーズでウエスト・アームに到着する。
そこからバスに乗り換え全長2Kmの螺旋形の粗彫りのトンネルを潜り発電所に到着し、バスを降りて発電所の内部を見学する。

ここでもフェリーの時と同様、身体障害者と老人が最優先でバスを降りてから健常者が後から降りる。この習慣というかマナーはNZのどこでも見受けられ、私達日本でも、この良い風潮を全国どこにでも行き渡らせたいものだ。

地下200Mもあるこの発電所は世界中の技術者や労働者によって1963年に着工され1971年に完成されたという。若い従業員が男女の別なく一生懸命に働いていたのが印象に残った。この国の男女平等の精神がここでも発揮されていた。

ティアナウ

2009-05-27 13:06:23 | ニュージーランドの旅
NZ南島の観光のメッカ、フィヨルドランドの基地の町・ティアナウのモーテルは旅行案内書から私が選び”紀文さん”に予約してもらったものであるが、ティアナウ湖の湖畔に佇む感じの良いモーテルであった。

到着早々、ツチボタルの見物に行くことにする。
モーテル近くの桟橋から高速船に乗り湖を約50分走り対岸にある桟橋に着く。案内所でまずスライドを見てから歩いて洞窟に入る。北島で見たツチボタルと同じ様なものだが、こちらの方が洞窟と言いツチボタルの数といい、数段ムードが良い。

午後9時頃、モーテルに帰って来たが、外はまだ明るい。
湖畔に立ち綺麗な夕焼けを眺めていると一人の老婦人が近づいて来た。「オー、ビューテフル、サンライズ」とかなんとか言ったら「ノー、サンセット」だと訂正されてしまった。照れ隠しに「日本では夕焼けに、こうゆう歌を歌うのだ」と”夕焼け小焼けで日が暮れて・・・・・”と大声で歌ってみせた。

私は「日本の横浜から来たが、貴方はどこから来たのだ」と聞くと、イングランドから来た。娘がクライスト・チャーチで医者をしているので、3ケ月ほどこちらに遊びに来ていると言う。私は3週間ほど遊びに来たと胸を貼るつもりだったが、相手の桁違いの長期休暇になにも言わないでモーテルに戻った。

ダニーデンのモーテル

2009-05-26 08:28:14 | ニュージーランドの旅
ダニーデンでの宿泊施設はクライスト・チャーチの”紀文”さんのご推薦だけあって素晴らしいモーテルであった。

20帖位のリビングダイニングと10条位の別室のツインのベッドルームがあり、勿論大き目のバス・トイレ付きだ。それで一泊の宿泊料金が96NZ$=5,415円だった。

更に驚いたことには20部屋位あるこのモーテルに日本人カップルが私達を含めて3組も泊まっているではないか。
その一組の夫婦に呼ばれ部屋に行き、色々とNZの情報を教えてもらった。
その夫婦は京都から来たと言っていて、昨年も来たが今年も2週間ほど南島を回っている由。NZの旅は格安で快適であると惚れこんでいた。

私達は大韓航空を使い仁川経由で9万円余できたと話すと、そのご夫婦はシンガポール経由で19万円余したそうで、奥さんが「お父さん、私達はもう10万円も損した」と残念がっていた。

ニュージーランドではモーテルの格付けがしっかりしていて、毎年、ミッシュランガイドのような案内書を発行してモーテルの評価を星の数で表しているそうだ。それを見ればどのモーテルが良いか一目瞭然であると言う。日本も見習うべきことであろう。

ダニーデンで交通違反か

2009-05-25 08:48:28 | ニュージーランドの旅
クライストチャーチから南に下ること360Km、オタゴ地方の中心都市ダニーデンに着く。

クライストチャーチの”紀文さん”が紹介してくれたモーテルを探そうと街中を地図を頼りに車でアチコチと走る。
交差点の中に少し入った所で地図を広げ右に行こうか左に曲がろうかと思案していたらパトカーらしき単車が近づいて来て車の窓をトントンと叩くではないか。仕方がないので、窓を開けると「市の条例何条により貴方は何ドルの罰金を支払わなければならないだろう」と言っているみたいだ。さては、交通違反で罰金かと思ったが信号が青になったので前進したが、パトカーは追っかけてこないようであったので、そのまま逃走してしまっあ。クワバラ、クワバラ。

第16回KGCゴルフコンペ

2009-05-23 16:07:40 | ゴルフ
第16回KGCのゴルフコンペが5月22日(金)
足柄森林カントリー倶楽部で開催。23名参加。朝6時、柏尾台自治会館前より
乗用車6台に分乗、御殿場のゴルフコースに向う。
優勝はW氏、準優勝はY本氏。
午後5時から会館で反省会権懇親会を開催。盛大に盛り上る。
終了後、E本、Y本、K籐(清)の三氏と朝までM。

加藤  47 49  96
K島  50 47  97
I川  52 48 100
M丸  55 51 106

次回17回大会は11月26日(木)に開催予定。

オマル

2009-05-21 08:35:09 | ニュージーランドの旅
クライストチャーチとダニーデンのほぼ中間地点の町ティマルの海岸で一休み。ここは捕鯨によって得られた油をオーストラリアへ輸出する港として発展したという。海岸線に出てみたが人っ子一人いない海だけがあった。

続いてオマルに向う。ここはクライストチャーチから南250Kmのところにある人口14,000人のオタゴ地方の小さな都市である。1853年からイギリス人の入植が始まったという比較的古い町である。その理由は、この地方のゴールドラッシュとオマル・ストーンを称される良質の石材であるとのこと。

そして現在ではペンギンの営巣地があることでも有名である。
半島の南端にあるブッシー・ビーチにあるブルー・ペンギンの営巣地を見に行く。日中は海に餌を取りに行っていて夕方帰るそうで、ほんのわずかしか見ることができなくて誠に残念であった。

09年5月の俳句

2009-05-20 06:29:16 | 俳句

 木の芽和え

セコイヤの芽吹き並んで出迎える

[4月23日、さくら会のコンペが千葉市原OGMで開催。落葉したメタセコイヤの大木がすっかり芽吹き入り口のアプローチに並んで我々を迎えてくれた。]

コーヒーを飲んで八十八夜かな

[今年の八十八夜は5月2日であった。この時期には郷里静岡から新茶が送られてくるがただ眺めるだけで、我が家では専らコーヒーを飲む今日この頃です。]

コジュケイの声に緑の目覚めかな

[宅地造成が進み、この周辺も緑が少なくなった。そのためか野鳥の来訪も少なくなったが、今年はコジュケイの泣き声が久々に聞くことができた。]

五月風山下公園明治なる

連休の一日、無料バスを利用して山下公園に行ってみた。開港150年の記念事業であちこちに明治時代の様相が見受けられた。]

新緑の流れの道は大山へ

[5月10日、さわやかウォークで町内の皆さんと大山街道を歩いた。不動坂から新緑の阿久和川沿いを大山に向って歩いた。天気も良く快適な気分であった。]

木の芽和え孫の手作り褒めにけり

[小学校一年生になった内孫の長女は台所に立ってお祖母さんの料理をよく手伝う。秋田の田舎から送られてきた山菜料理の出来映えを皆に褒められた。]

うど酢味噌我が連休の夕餉かな

[高速道路ごどこまで行っても1,000円とかTV・新聞は連休の混雑を報じている。我が家の連休はどこにも行かず、もっぱら山菜の田舎料理を食べるのみ。]

 以上。日記風で佳作なし。


クライストチャーチゴンドラ

2009-05-19 08:31:50 | ニュージーランドの旅
空港の方にドライブで行ってみる。
ゴルフ場があり、小車にバックを載せてセルフプレイでラウンドしているのが見える。
クラブハウスに地かづいて中を覗いてみる。ハウスと言っても小屋のようなもので、料金表が掲げてあった。グリーンフィが15ドルと記載されている。日本円にして900円ほどだ。セルフとは言い恐れ入る値段である。
ニュージーランドに滞在してゴルフ三昧をしてみたい。

クライストチャーチの南東にあるリトルトン港にも行ってみた。火山活動で出来た天然の港町でCTの外港として発展した町であるが、車でぐるりと一周するだけであった。

帰途、サイン・オブ・タカヘを回りクライストチャーチ・ゴンドラの終点までドライブをした。頂上からの眺めは絶景であった。

モナ・ベイル

2009-05-18 08:24:02 | ニュージーランドの旅
英国以外の国で英国以上英国らしい国はニュージーランドであると言われる。
特にここクライストチャーチのモナ・ベイルはその代表であろう。

市の中心から2Kmほどの所にあるエイボン川のほとりに建つモナ・ベイルの屋敷群を見るとそう感じるのは無理もない。
19世紀末のビクトリア様式の個人邸宅が立ち並ぶ。庭には花が咲き乱れエイボン川から自宅の庭にボートで出入り出来るようになっている家も多い。
その風情は見事なまでも美しい。世界各地から多くの観光客が訪れるのも良くわかる。

こんな町に住んでみたいと思う。