老夫婦バックパッカー世界旅

定年退職後、老夫婦で安宿を泊まり歩きの世界旅の記録です

2011年1月の俳句

2011-01-20 07:27:09 | 俳句

葛湯持て来し糟糠の妻愛し

40年以上も同棲していると別室で生活した方がお互いに気が楽だ。それでも時には葛湯などを入れて書斎?に持参する妻に心から感謝する。

DNA集いて和む大晦日

毎年大晦日には離れて暮す子供と孫達が来て過すのが恒例となっている。紅白歌合戦などを見ながらそれとなく観察すると孫にも俺に似たところがあるかと微笑む。

蓑と傘庄野は雨か寒牡丹

TVで映されているいる鎌倉八幡宮の牡丹園を見ていると、安藤広重の東海道五十三次の庄野の絵が思い出された。

蒼天にクロガネモチのなぜもてる

環状2号線の街路樹にクロガネモチが多い。調べてみたら港南区の樹であるらしい。それにしても、寒い青空の下に赤い実をつけたクロガネモチは目立つ存在だ。

極楽湯いも洗うごと三が日

正月に来た孫と極楽湯に行くのがこれまた恒例となっている。正月三が日は混雑甚だしい。正にいもを洗うがごとき繁盛振りだ。

新年会お馴染さんの二次の会

毎年成人の日にはゴルフ仲間の新年会である。二次会に顔を出すメンバーは毎年同じ顔ぶれだ。それでも、こうして二次会にまで出て飲めることは幸せだ。

新玉に遥かな夢の年打数

新年に当り、毎年、今年こそはエイジシュートを達成するのだと心を新たにする。出来っこないと思いながら希望か夢想かを思うことは我人生の老後の楽しみの一つである。


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