老夫婦バックパッカー世界旅

定年退職後、老夫婦で安宿を泊まり歩きの世界旅の記録です

フェリーの窓口で換金

2009-12-30 08:07:42 | 北欧旅行

シリヤラインの豪華客船でバルト海クルーズを終えストックホルムの港に朝着いた。市の中央部から大分離れた港の船着場に着いたらしい。のんびりと降りてきたら乗客はほとんど居なくなっていた。

キップ売場の窓口で現金交換はどこですかと聞くと中央駅に行けばあると答えが帰ってくる。地下鉄で行けと言うが、なにせEURの小金しか持ち合わせがない。その窓口に出た男性職員に個人的にEURの小銭とSEKを交換してもらう。全部で50SEKほどしかなかった。

さて、次は地下鉄の乗り場であるが、どこかわからないので、学生らしい若者が来たので聞くと「俺達も行くので後を付いて来い」と言われたのでその二人の後をつける。地下鉄料金は一人20SEK=300円であったのでギリギリでキップを買うことができた。電車が来たので飛び乗った。中央駅までは3つほどで着いた。

中央駅でまず現金をゲットしなければならない。持参のビザカードで現地通貨のキャッシングを行う。当日のレートで1ケ月後に日本の自分の通帳から引き落とされるのだが、この方法が手数料が一番安く済む。他の国々でも結構こうした利用をさせてもらった。外国旅行にはこのカードは優れものだ。

<写真:バルト海クルーズ>


フィンランド人、ナイス・ガイ

2009-12-29 08:15:14 | 北欧旅行

船内の大広間のナイトクラブでダンスをやっている。そこでフィンランドからスエーデンに遊びに行くと言う夫婦に会う。ダンスを踊ろうかどうか躊躇しているようすだったので、男性の肩を押し「楽しんでらっしゃい」と押し出してやる。

数曲踊ってショータイムとなり戻って来て、その奥さんが喜んで「一杯おごってやる」とビールを運んで来る。奥さんは英語が話せるようで、たどたどしい英語で会話する。「貴方の旦那さんは”ナイスガイ”だ」と褒めてやると「もう一杯どうぞ」とビールのお代わりを持って来る。

私は生憎現金を持って来なかったので、奢ってもらうばかりでお返しが出来なかった。感謝の気持ちで私の名刺を渡し、お二人の住所を書いてもらった。

夜中の2時過ぎまでショーなどを観てキャビンに戻る。

後日談:日本に帰国後、バルト海クルーズでご馳走になったお礼として、日本の扇子をお礼状と共に先方が書いてくれた住所あてに送ったが、届いたのかどうか返事がない。

<写真:船内でビールを奢ってくれたフィンランド人ご夫婦>


バルト海クルーズ

2009-12-28 07:31:03 | 北欧旅行

トゥルク午後9時発、ストックホルムに翌朝の8時頃着く夜間バルト海クルーズの料金は一人100EUR=13,500円であった。宿泊代が節約出来て結構快適な船旅である。

船内には12階に匹敵するエレベーターがあり、予約してあったキャビンがわかりずらく、船内の係に案内してもらう。

部屋は少し狭いが2段ベットでトイレとシャワー付きである。しかし窓から外海が見えない部屋であったので、早速デッキに出て外の景色を眺めることにした。

夕闇迫るバルト海は小さな島々が沢山あり、眺めは格別よろしい。日本人団体客も結構乗船していた。船内にはレストランありバーもあり勿論プールも付いている。

<写真:バルト海クルーズ>


平和外交を立て直せ

2009-12-25 09:09:23 | 愚観想

今日の新聞・TVなどのジャーナリズムは鳩山内閣の外交がのろまだとかなんかと批判めいた論調が多い。

確かに現在の内閣は三党連立でしかも各党の外交政策が一致していないため、右顧左眄しがちであることは確かである。当然結論は遅くならざるを得ない。したがって結論を先送りするのは止むお得ない。批判されるべきは戦後60年以上にわたる冷戦対応のアメリカに追従した自民党外交である。

この政権交代を機会に本来の日本の外交をキチッと確立するために鳩山内閣はがんばらなくてはならない。時間がかかっても仕方がない。沖縄をはじめ多くの米軍基地を置きながら独立国日本などとおこがましい。それでいて国連の常任理事国に立候補など聞いて呆れる。基地を撤廃することと、独立国としての軍隊の保持を国論を経て確立するよう努力するときである。

日米間会は重要であることは論を待たないが中国、ロシア等の隣接する国との外交関係を安定すると共にアジアに軸足を置いた平和外交をゆっくりで良いが確実なものにすることである。

北朝鮮問題も「拉致」だけではなく先の大戦の精算の覚悟で本格的な交渉(たとえ秘密交渉でも良い)をし、東アジアに平和を確立するべく努力されるべし。


トゥルク城

2009-12-24 08:21:39 | 北欧旅行

ムーミン村で遊びトゥルクへの帰りは路線バスに乗ってみる。ほぼ満員の乗客で、料金は5EUR=700円とまずまずの料金であった。トゥルクからフェリー乗り場までの4EURに比べれば安い。

トゥルク市内の中央広場では青空市場が賑わっている。時計や鞄など古物が並べてある市場の他野菜や果物が露天で売られている。さやえんどうが生のままで売られそれを買って食べている人たちがいる。一つ頂いて食べてみたがあまり抵抗なく食べられた。日本のものと種類が違うのか味は甘い。

フェリー乗り場に来たが出発時刻までまだ時間があったので、すぐ近くのトゥルク城を見る。周辺は芝生の広場になっていて、なかなか日の暮れない北国の夏の夕暮れをのんびり楽しめた。

<トゥルク城>


ムーミン村

2009-12-22 08:28:28 | 北欧旅行

トゥルクからムーミン村のあるナーンタリまでタクシーで約20分、料金は約3,000円だ。

入場料一人13EUR=1,820円支払いムーミンバスに揺られて入り口近くまで行く。入園前に一休みしながら昼食を摂る。橋を渡るといよいよムーミン村だ。

島全体が遊園地となっている。観覧車などの乗り物などがあり騒がしい日本の遊園地と違い自然そのままなところに少しばかり遊び心を加えた、いたって簡素な公園のような所である。

湖には海水浴場がありサウナの施設も整っている。生憎水着を持って来なかったのでサウナや水泳が出来なくて誠に残念であった。

ほぼ中央に小さなおみやげ屋がある。ここだけにしか売っていないという「ムーミンのストラップ」を”けんじん会”の諸氏におみやけとして購入する。ムーミンをはじめとするぬいぐるみの皆さんの歓迎を受け妻・キヨ子はご満悦であった。

<写真:ムーミンのぬいぐるみと共に>


09年12月の俳句

2009-12-21 08:29:15 | 俳句

ミスショット重ね重ねて暮れ早し

[11月26日、KGCのゴフルコンペで千葉廣済堂CCに行きました。右や左の林に打ち込みながら名物の最終ホールまで辿り着くと冬の日差しはもう暮れようとしておりました。]

 ベスグロや秋の夜長の美酒の味

[久しぶりの好スコアーで上がり、自治会館での成績発表でベスグロとのこと。その夜の宴会でのお酒の味のよかったこと、この上ないものでした。]

極楽湯飲んで帰りの寒さかな

[いねうし会の皆さんと極楽湯に浸かり、湯上りの宴会に楽しい一時を過しました。戸外に出ると寒風が吹きそれまでの極楽から一転地獄ばかりの寒さでした。]

 里の実の盛り上がりたる道の駅

[所要で八王子の先の奥多摩湖付近まで出かけました。帰途、道の駅に立ち寄ったところ、地場産の果物が盛り沢山並んで売られておりました。ついつい沢山買いこんでまいりました。]

 星降りて億光年の煤払い

[先日、谷中にほうき星が見られると言われ妻は夜中に起き上がり空を見上げておりました。私は寒いので寝床にもぐっておりましが、暮れの大掃除の時季でもあり夜空も大掃除かと思いました。]

 湯たんぽのお湯で髯剃るエコライフ

[このところ寒い日が続きます。私は昔ながらの湯たんぽを抱えて寝てます。朝、洗面所でまだ余熱の残る湯たんぽの湯で髯をそるのが日課となっています。]

 十八が成人となるゴルフ界

[今年の男子ゴルフは何と言っても遼君の賞金王の話題に尽きます。政治の世界では成人になる年齢を18歳にするか否かの話題が出ていますが、一足先にゴルフ界は18歳の活躍です。]


究極の天下りを廃せ

2009-12-18 07:39:05 | 愚観想

昨日(12月8日)の朝日新聞朝刊のオピニオン欄に掲載されていた「天下り税理士を廃止せよ」の意見に大賛成である。

検事を退職し弁護士になる”辞め検”は司法試験合格後、検事か判事もしくは弁護士となったものでれっきとした司法試験に合格した後であるからかまわない。むしろ、これら三者交互の移動は司法の公平上歓迎すべきことでもある。

が、この国税庁職員の退職者OBが無試験で税理士となるのは、一般人が税理士試験を合格して税理士となることに比べ著しく不公平である。記事によれば、税理士の半数がこれら「天下り税理士」であるらしい。税に明るいのならば、正々堂々と試験を受け、合格の上税理士になるべきだ。

このようなことを永年にわたり慣習化してきた行政府や議会人に猛省を促がしたい。


トゥルク

2009-12-17 08:31:58 | 北欧旅行

ヘルシンキからインターシティの1等車に乗ってトゥルクに向う。

ビジネスクラスの2階建の列車だ。いつも使っている横須賀線のグリーン車の2階建のようなものだが高さにせよ広さにせよ大分こちらの方が高いし広い。車内にいるおねいさん(車掌)がコーヒーや紅茶をサービスしてくれるしスナックも食べ放題だし誠に快適な列車の旅であった。

窓の外は白樺や赤松の林だ。畑にはラベンダーと菜の花などが咲き、麦は黄色がかって刈り入れを待っている。約2時間でトゥルクに着いた。

早速、ストックホルム行きのフェリーの予約するためチケット売場に行く。まだ時間が早いためか誰もいない。女性の職員が親切に応対してくれた。時間があるのでムーミン村に行く方法を教えてもらい、荷物をロッカーに預けてタクシーでナーンタリに向う。

<写真:ヘルシンキ駅からトゥルクへの列車>


古都・タリン

2009-12-16 07:26:19 | 北欧旅行

タリンの旧市街は古都の様相を呈している。なだらかな坂道は石畳が敷かれ、建物も年代を感じられ古都の風情が漂う。

古い教会も修復されていて、旧ソ連邦時代に別れを告げているようでもあった。

物価が安いと聞いていたが、駅前のアーケード通りにある衣類のバザール見たいな商店街を覗いたが、確かに安い。お土産などを購入するにはもってこいであるが、まだこれから暫く旅が続くので残念ながら買い込むことが出来ない。それでも妻は特産の宝石・琥珀などを買い込んでいた。

<写真:タリンのバザール>