老夫婦バックパッカー世界旅

定年退職後、老夫婦で安宿を泊まり歩きの世界旅の記録です

ルクセンブルク

2007-10-31 11:01:19 | 西欧の旅
パリ東駅を午前11時頃発車、緑豊かな田園を約4時間走り電車はルクセンブルク中央駅に到着する。ルクセンブルク大公国は日本には馴染みの少ない国であるが、面積2,600K㎡で神奈川県とほぼ同じ広さで人口44万人ほどの深い渓谷と緑に覆われた小国だ。
駅の案内所で近くのホテルを予約してもらい、荷物を置き、市内観光に出かける。駅前から旧市街に行くリベルテ通りには世界的な鉄鋼会社や銀行などのビルが立ち並び、又新市街地には欧州議会事務局など国際機関が多くありこの国のあり様がよく解る。
市の中心にある憲法広場から一日観光バスに乗り市内のあちこちを見て回る。緑深い落ち着いた西欧の街である。

サン・マルタン運河

2007-10-30 10:56:10 | 西欧の旅
大石君の勧めでサン・マルタン運河周辺を散策する。明日のルクセンブルグ行きのチケットを北駅で購入し、出発駅である東駅を確認する。周辺の住宅地の公園では幼児をつれたご婦人や家政婦と思しき人々がのんびりと遊んでいる。とても暖かな風景である。
ナポレオン時代に掘られたと言うサン・マルタン運河は高低差があり、川船が行き交うのには、川を堰き止めて水嵩を調整しなければならない。時間がかかるのんびりとした船旅だ。運河に掛かる太鼓橋と両岸のマロニエの並木はもう一つのパリの風物詩でもある。

ヴェルサイユ宮殿

2007-10-29 11:40:14 | 西欧の旅
ヴェルサイユ宮殿を見に行こうと地下鉄のサン・ミッシェル駅に行く。駅の窓口でキップを買おうと思ったがストで売ってくれない。電車は動いているのでなんとか拝み倒してキップを購入。電車に乗り、最寄の駅から歩いてヴェルサイユ宮殿に来てみたが従業員のストで宮殿内には入られない。仕方がないので、庭園に無料で入る。ルイ14世の栄光を誇る庭園は広大である。庭園内散策も時間がかかる。宮殿内に入られず誠に残念であった。
帰り道、時間があったのでブーローニュの森に行き、競馬場などを見てホテルに帰る。

パリ市内観光

2007-10-26 16:20:03 | 西欧の旅
乗り降り自由の二階建てバスで一日パリ市内観光に出かける。観光名所で降り、ゆっくり観てまわり、次に来たバスに乗り別の場所で又降りて見物して回れると言う便利なバスである。シャンゼリゼ大通から凱旋門、エッフェル塔など観光名所は沢山ある。丸一日掛かっても全部が観て回れないのが残念である。
夕方にはホテルから歩いてモンマルトルの丘に登りサクレクール聖堂を見て、世界各地から画家の集まってくる公園などを見ながら又歩いてホテルに帰る。

パリで旧友に会う

2007-10-25 12:23:04 | 西欧の旅
パリ、ドゴール空港から電車と地下鉄を乗り継ぎパリ北駅まで来る。駅を降りてホテルを探すのに一苦労する。
投宿後、中学時代の同級生の大石君に電話する。彼は定年退職後一人でパリに住み、剣道を教えならが趣味の絵を描いている。全く羨ましい生活を過している。
サン・ジェルマン・デ・プレ教会前で待ち合わせをし、近くのカフェに入る。立ち飲みが一番値段が安く、次が椅子席で、外のテラス席が一番高いと教わった。
彼の案内でポン・デザール(芸術橋)を渡りデパートの屋上に登り、そこからパリの街を一望することが出来た。セーヌ川沿いを歩いてノートルダム大聖堂に行き、その後彼と別れ、私達夫婦はルーヴル美術館をゆっくりと見学する。夕食は彼のアパルトマンでワインと手料理の鴨とアスパラの料理をご馳走になる。妻に言わせると、その時の「鴨」の料理の味が美味しくて忘れられないと言う。

機内で倒れる

2007-10-24 11:20:07 | 西欧の旅
大韓航空の格安チケットを購入したためパリ行きもソウル経由である。成田9:30発に乗りソウル(インチョン)にあと20分位で到着しようとしていた。トイレから自席に戻ろうとした途端、フーと目まいがして倒れそうになり、中ほどの壁際に横になってしまった。側にいたツアーコンダクターが乗務員を呼び、冷たいタオルを頭に乗せてくれた。自分では軽い貧血であると分かったが機内は一瞬大変なことかとざわついた。ソウル到着時、車椅子を用意され、乗り継ぎのパリ行きは延期されてはと大変な気の使いようだった。
乗り継ぎ便は13:35発で、登場口では、色々と気を使って頂き、大丈夫と言う念書まで書かされてしまう。機内では、パーサー達の親切な対応で10時間に及ぶ長旅も退屈しないで過すことが出来た。

ヨーロッパへガーデニングの旅

2007-10-23 17:05:47 | 西欧の旅
04年の南米の旅に続き今年(05年)は西欧の旅に出かけることにした。前回同様約3ケ月間の行き当たりばったりの旅である。日程の定まったのは、唯一5月28頃開催されるロンドンのチェルシー・フラワーショーのみである。これは、妻の強い要望であり無視することが出来なかった。
訪れた西欧の国はフランス、ルクセンブルク、ベルギー、オランダ、イギリス、アイルランド、ポルトガル、モロッコ、スペイン、モナコ、イタリア、スイス、ドイツの13国である。5月8日に日本を出発し7月27日に帰国のヨーロッパ諸国の旅である。
帰国後、TVなどで世界のニュースを見るとき、一度でも足を運んだ国々は、懐かしい想いがあると同時に、その国の話題に関心が深まることである。これは旅行の楽しみと同時に得がたい利点であると思われる。

KMC、裾野CC

2007-10-22 16:04:49 | ゴルフ
10月22日(月)裾野カンツリー倶楽部
KMC第12回例会の誘われて9名でコンペ
結果は次のとおり。午前中の44はまあまあであったが、午後の53は頂けない。

加藤 44 53  97
S氏 51 49 100
K氏 49 50  99

午後3時40分帰着。
午後5時30分から、下永谷のTで宴会。

10月の俳句

2007-10-19 10:04:31 | 俳句
 バーディや 慣れぬガッツに あきつ飛び
<5/Oct>富士OGMゴルフ市原「さくら会」でのコンペ。近年にない好スコアー(41,39=80)が出た時のもの。特に後半はバーディが3つも出て、ついガッツポーズも出、グリーン上のトンボもビックリして舞上がる。
 稲光 ゴミ出し会議 解散す
<20/Sep>俳句歳時記に稲光が秋の季語であると出ていた。勝手に想像した句であるが、愚妻の楽しみは、ゴミ端会議。ピカ、ゴロで楽しみは終わり。
 雲隠れ 月下美人の 月見かな
<27/Sep>中秋の名月を見ようと待ち構えていたが、あいにく曇り模様で満月は観賞できなかった。丁度その日、三度目に咲いた月下美人の観賞で月見に代える。
 老いぬれば 小窓に愛でる 寝待月
<30/Set>満月から三日目の夜、横になって布団から小窓を眺めていたら寝待の月が昇っていた。年老いたら、こうして布団に包まっての月見もなかなか乙なものだと思った。
 二の腕に 愁思覚ゆる 目覚め床
<6/Oct>孫の運動会に行こうと早目に目覚めた。暑い暑いと思っていた夏もいつの間にやら過ぎ去って、半袖Tシャツで寝ているのが、今朝は寒いと感じる季節になってしまった。
 孫抱き 孫に声援 運動会
<6/Oct>長男夫婦に二人目の孫が生まれた。一人目の幼稚園年長組の長女の運動会を見に行った。生まれたばかりの孫(長男)を抱きながら、お姉さんの応援です。人並みに孫二人の成長を見るのが老夫婦の楽しみの一つである。
 雨止みて 窓忍び込む 金木犀
<9/Oct>秋晴れの日が続かず雨の日が多かったこの秋。庭の金木犀も満開となり、雨上がりに窓を開けると、木犀の香りが飛び込んできた。僅かの期間の匂いの饗宴を愛でる。

3ケ月に及ぶ南米の旅は終る

2007-10-18 11:46:33 | 南米の旅
グアヤキルからペルーのキトに戻り、その日の夜遅く帰国の途に着く。
チリのサンチャゴやアルゼンチンのブエノスアイレスなど南米の綺麗な町を訪れ、念願のリオのカーニバルも観ることが出来た。そしてブエノスで現地のアルゼンチンタンゴを聞くことも出来た。ブラジルのイグアスの滝、ボリビアのウユニ塩湖、ペルーのクスコ、マチュピチュなどの世界遺産の名所旧跡をも見学出来、満足の三ヶ月に渡る南米の旅であった。
次は、西欧の旅物語を致します。乞うご期待!