老夫婦バックパッカー世界旅

定年退職後、老夫婦で安宿を泊まり歩きの世界旅の記録です

2010年10月の俳句

2010-10-20 15:27:10 | 俳句
木犀の香に包まれてティーに着く
[雨で流れ流れてやっと10月7日、さくら会のコンペがありました。今年は猛暑の影響か
丁度その頃金木犀の最盛期で、木犀の香りを嗅ぎつつのゴルフでした。スコアーは言うに及ばす。]

近頃は雀も見えぬ谷戸の秋
[猛暑の影響だけではなく、生態系の異変か、家の周辺にも近頃は雀がいなくなってしまった
ような気がします。雀のみならずバッタや小さい昆虫類もいなくなった感じがします。]

酔いどれて迎える朝の酔芙蓉
[一日花の酔芙蓉は夕方萎んでしまいます。赤くなって萎んだ姿は、なんだか酔っ払って
寝込んでしまった我が身を連想させて悲しい限
りです。]

歌声に舞い戻り来しユリカモメ
[過日、ある団体のウォークに参加して横浜の中心街と港を歩いて参りました。その団体が
大桟橋のデッキで全員集合して恒例であるという団体歌を歌いだしました。私も驚きましたが、
カモメもビックリして舞い戻ってきました。]

浜の秋喜んでいる道警員
[APECの警備のためか他県から応援の警察官がアチコチ屯しておりました。道警のネーム
がある制服を着た警察官がいやに目に付きました。まだ、本番前で若いお巡りさん達が
横浜の秋を楽しんでいるようでした。]

舞茸の香り千切りてお裾分け
[毎年キノコのシーズンになると、秋田の義弟が山に入り天然のきのこ類を採り保冷車で
我が家に送ってくる。今年も大きな天然の舞茸を送ってきました。我が家だけでなく、
ご近所にも香りを千切ってお裾分けを致しました。]

エスペランサ地下より出ずる伊達姿
[チリの炭鉱の落盤事故で長く地下に閉じ込められた坑夫達が、やっと助け出されました。
TVを見ていると国民性か愉快なパホーマンスの人々が多い。希望と楽観は同意語か。]


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