たまやんの「大きい画像の貼れるブログに引っ越したい」

お久しぶりです。ネタバレあります。

レ・ミゼラブル

2013-10-21 20:44:57 | 舞台・演劇
(2013年10月19日ソワレ 中日劇場)

ジャン・バルジャン:吉原光夫 
ジャベール:川口竜也
マリウス:原田優一 
コゼット:若井久美子
テナルディエ:駒田一
マダム・テナルディエ:森公美子
エポニーヌ:笹本玲奈
ファンテーヌ:和音美桜
ガブローシュ:加藤清史郎
リトル・コゼット:近貞月乃
リトル・エポニーヌ:武田有紀子




新妻聖子さんレミゼを卒業で、今回はチケットを取ってなかったんですが、
友人にチケットを譲って頂いて観に行くことになりました、新演出版。

昨年公開の映画版は、この新演出版をもとに製作されたみたいですね。
最初の船曳きがあって、司教様が出てきて、仮出獄許可証破り捨てて、ここまでがアバンタイトル。
それより前にバルジャンの頭が丸坊主!それより前にセットが舞台袖まで広がっている!という違いよう。

何より変わったのはエポコゼかもだな。エポはオリジナルよりもぐっと優しい性格になってると思う。
エポニーヌが死ぬ場面はマリウスをかばうんですよね。
自分が女であることを見せる為に帽子を取るところとか、いいよねえ。
その分コゼットから慎ましさが薄まって、気が強くなってるかも(個人の感想)
この演出で新妻エポを見たかったなあと言うのが正直な感想。初めて見る笹本エポもいいんですけどねえ。

あとは、テナルディエが酒場でお客をカモるところも変更あり。
目の見えないお客さんの鳥が哀れ…。
テナルディエの駒田さんがいいんですよね。
あまりに注目して見てしまったので、意外とエロい歌詞を歌ってたのに改めて気付く。

何よりもバリケード。毎回拍手の起こる、アンジョの最期がリアカーとか…。

…これじゃ拍手は起こらんな。

それでも戦場の場面での、ズシンと響く音響と照明の演出のリアルさに感心しました。
この為に5.1chのシステムを導入したのか?と思うほどの迫力。ズボンの裾がビリビリ震えたもの。

下手の席だったので、バルがジャベを見逃す場面が目の前。
バルジャベと言えば、ジャベの最期の仕掛けに普通にビックリしました。やるもんだな新演出。


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2 コメント

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ジャベ (ma-yu)
2013-10-22 07:44:18
そうですね!ジャベの最期は、おおお!と思いましたね。
映画を先に観た友人は、映画と同じだったからわかりやすかったと言ってた。にしてもアンジョの最期はねぇ。バリケードおちるときに泣けるのにリアカーで涙がひっこんでしまいました
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そうなんですよ (たまやん)
2013-10-22 22:27:54
何かでウッカリ「ジャベールの最期の場面の仕掛けをお楽しみに!」と読んでしまってたので、
無駄に期待してたんですが、あれは期待以上でした。スクリーンの使い方も上手かったなあ。

リアカーは戦いの悲惨さとか虚しさとかを少し表現してるのかなと思ったんですが、リアカーですもんねえ。

でも、新演出版は違和感なく楽しめました!
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