けいた と おちぇの親方日記

わんこと暮らす、のんびり日記

負けた方を大切にすること(森内俊之竜王)

2014-08-31 12:00:00 | 新聞記事・コラム
会社で「Harvard Business Review」(ダイヤモンド社)という、
月刊誌を購入している。

個人で購入していた時期もあったが、
当時、月刊誌で1冊2,000円(税込)と安くなかったので、
会社での購入を申請し、通ったものである。

今月号の特集は、「一流に学ぶハードワーク」。

普段は海外の大学教授などの論文が掲載されることが多いが、
今回は、棋士の森内俊之竜王、
順天堂大学の天野篤教授(天皇陛下の執刀医)、
日本電産の永守重信社長といった、
経済学とは少し離れた方々の寄稿が多かった。

私は将棋を指さないが、棋士の話や本は好きである。

森内俊之竜王は、
今期は羽生善治三冠(対局時)に敗れ、名人位から陥落してしまったが、
通算5期の名人位を獲得した永世名人(十八世名人)である。

今回、寄稿記事のタイトルは、
「棋士のピークを超えて、勝ち続けるには」。

冒頭にもあるが、棋士が一番強い時期は、20代から30台というのが定説である。
しかし、森内竜王と羽生四冠はともに43歳であるが、今でもとても強い。
(特に今年の羽生四冠は強い)

研究の積み重ねの重要性として、
「膨大な時間を費やして研究したことは、必ず何らかの収穫をもたらしてくれ、
 少しずつかもしれないが、 自分を強くしてくれる。」といっている。

ミスを犯してしまったときの心持として、
「一度もミスをすることなく対局を終えることは難しく、
 力のある棋士でもミスを犯す。
 理解を超える局面で出てしまったミスは、
 やむを得ないものとして受け入れる。」といっている。

また、負けを喫したときの考え方として、
「たとえそこで負けたとしても、
 原因がわかれば収穫があったという見方をすればよいのだ。
 どんなに強い棋士でも二割から三割は負けを経験する。
 負けを大切にすることが、
 結果的に次の価値につながると考えている。」といっている。

プロ棋士の世界と、会社員の世界では厳しさに雲泥の差があるが、
これら一流の人たちから少しでも学べるといいなと思う。

また、明日から頑張ろう。

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