宮本輝さんの小説「私たちが好きだったこと」を読んだ。
工業デザイナーを目ざす私こと、北尾与志、
昆虫に魅入られた写真家のロバこと、佐竹専一、
不安神経症を乗り越え、医者を志す柴田愛子、
そして、美容師として活躍する荻野曜子。
偶然ひとつのマンションで暮らすことになった4人は、
共に夢を語り、励ましあい、二組の愛が生まれる。
しかし、互いの幸せを願う優しい心根が苦しさの種をまき、
エゴを捨てて得た究極の愛が貌を変えていくというもの。
なかなか理解できないシチュエーションではある。
自分は与志くんのようにあきらめることはできない気がする。
そうするしかないのだろうが、・・・。
作品中で印象に残った、共感できる台詞としては。
「金で買えないもののために、金が必要なんだ。
金ってやつは、金で買えないもののために真価を発揮する。」
「どんなことがあっても、静かに、しのぐんだ。
そしたら、時が解決する」
「人の道に外れたところに幸福って存在しないって気がするんだ」
本作品は1997年に松岡錠司監督で映画化されている(東映)。
脚本はあの野沢尚さんで、北尾与志役に岸谷五朗さん、
佐竹専一役には寺脇康文さん、柴田愛子役は夏川結衣さん、
荻野曜子役に鷲尾いさ子さんというキャスティング。
以前も観たが、また借りて観てみようかと思った。
ところで、自分たちが今一番好きなものは、やはり
おちぇとの暮らしである。
おちぇと一緒に過ごすことが、
今の私たちの一番好きなことである。
大好きなけいたもここにいたらと思う時がある。
たまには、会いに来てほしい。
工業デザイナーを目ざす私こと、北尾与志、
昆虫に魅入られた写真家のロバこと、佐竹専一、
不安神経症を乗り越え、医者を志す柴田愛子、
そして、美容師として活躍する荻野曜子。
偶然ひとつのマンションで暮らすことになった4人は、
共に夢を語り、励ましあい、二組の愛が生まれる。
しかし、互いの幸せを願う優しい心根が苦しさの種をまき、
エゴを捨てて得た究極の愛が貌を変えていくというもの。
なかなか理解できないシチュエーションではある。
自分は与志くんのようにあきらめることはできない気がする。
そうするしかないのだろうが、・・・。
作品中で印象に残った、共感できる台詞としては。
「金で買えないもののために、金が必要なんだ。
金ってやつは、金で買えないもののために真価を発揮する。」
「どんなことがあっても、静かに、しのぐんだ。
そしたら、時が解決する」
「人の道に外れたところに幸福って存在しないって気がするんだ」
本作品は1997年に松岡錠司監督で映画化されている(東映)。
脚本はあの野沢尚さんで、北尾与志役に岸谷五朗さん、
佐竹専一役には寺脇康文さん、柴田愛子役は夏川結衣さん、
荻野曜子役に鷲尾いさ子さんというキャスティング。
以前も観たが、また借りて観てみようかと思った。
ところで、自分たちが今一番好きなものは、やはり
おちぇとの暮らしである。
おちぇと一緒に過ごすことが、
今の私たちの一番好きなことである。
大好きなけいたもここにいたらと思う時がある。
たまには、会いに来てほしい。